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2011年08月11日

自社の経営戦略を考える・・・

先日、お客様企業の経営者E社長との会話で大いに盛り上がった事柄・・・。

それは、「自分の会社の利益はどこから生まれているのか?」ということ。

当然商品やサービスを提供して利益を上げているわけですが。


この話をわかりやすくするために具体的数字で説明すると・・・

○事例(こちらの社長の会社の数字ではなく、架空の数字です)

製造業

1. 売 上      6000万円
2. 材料費・外注費  2500万円
3. 1−2      3500万円
4. その他の経費   3700万円
5. 差引損益3−4  ▲200万円

要は、3.の3500万円はどこから生まれたのかという話。

・A製品がいくらで、B製品がいくらか(製品別の粗利益)

・C得意先がいくらで、D得意先がいくらか(得意先別粗利益)

・E県がいくらで、F県がいくらか(地域別粗利益)


今期は、最終的に200万円の赤字。

この赤字を解消し黒字にするためには、3つの方策が考えられます。

第1番目・・・1.をあげる

第2番目・・・3.の利益率を上げる

第3番目・・・4.を下げる


4.を下げるには限度があるので、1.をあげることと、3.の利益率をあげることが最も重要。


そこで問題になるのが、どの製品をどの得意先に売ることに最も力を注げばいいのか
などの戦略も当然必要になるので、自社のもうけの源泉を分析しているんですよ・・・という話でありました。

既存売上は、数量×単価。

数量を増やすか、単価を上げるかであります。

あるいは、新製品の販売を行うという戦略も必要であります。


自社の強みを再認識した上で具体的な戦略を描くことが重要だというのは言うまでもないことですが。

企業の現状維持は、衰退を意味します。

会社と社員が元氣になる戦略を描くことが生き残るための必須条件ではないのでしょうか。

その前に自社は何屋かを明確にすることも大事のようです。


自己紹介するときに、何々業という、一般的な区分の業種を言うのではなく、『○○を大切にしている会社を経営しています』と言い方をされるとより伝わるものですよ、とある方から言われたことことがあります。

物理的な定義ではなく独自能力を意識して、例えば・・・

印刷業       → 販売促進支援業
ガードマン派遣業 → 安全・安心提供業
飲料製造業     → 爽快感清涼感提供業
コンサルティング業→ 企業体質強化業
花屋        → 潤い提供業
居酒屋       → ストレス発散業
化粧品製造業   → 美人美肌創造業


皆さんの会社は、どんな言葉に置き換えられますか。

当事務所では、来る25日に上記のような話を含めて「〜自社の経営戦略を考える〜 経営計画を軸とした次世代のビジネスモデル構築セミナー」を、開催いたします。


本日の日経新聞の31ページの新潟経済版に広告を掲載させて頂きましたのでご覧いただければ幸いです。


http://www.yamanobo-zeirishi.jp/new/201108dounyuu.pdf

わかりやすい話に徹したいと思います。

ぜひ大勢の方々のご参加をお待ちしています。

参加費は無料です。

主催は、当事務所関係会社である、有限会社 エム・アイ・サービス です。

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