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2011年07月06日

熱意が伝わわれば人は動く・・・

職員の熱意が観客を呼ぶ・・・というタイトルの記事が、今朝の日経新聞33面に掲載されていました。

行動によってそこに携わる人々の熱い思いが伝われば、人に伝わる・・・という出来事です。

読んでいて、嬉しくなったので・・・。

J2岡山が、戦績が伸び悩んでいるのに、着実に観客数を伸ばし続け、今季は8106人(J2平均は6107人)までのびているという内容。

その裏側には、社長をはじめとする全職員がボランティアでのほぼ毎日のビラ配り。

そのビラもすぐ捨てられないような趣向したもの。

また、社長自らが協賛企業の朝礼に出席し熱弁も。

PRの仕方も、サッカーを見に来てくださいとは言わないのだそうです。

「岡山が負けると悔しいので、みなさん応援してください」と愛郷心に訴えるのだとか。


職員が雨の中でもビラを配っている姿を見てもらうことで、何か心に響いてもらい・・・。

そんな思いが人を動かしているようです。

人は熱意が伝わってはじめて行動を起こす、という信念の元・・・。


次は、その記事(日経新聞朝刊)です。


・・・・情熱や 東日本大震災の余波は大きく、J1の1試合平均入場者は昨季より約3300人、J2は約600人減っている。そんな中、J2岡山が2009年の6162人、昨年の7161人から、今季は8106人(J2平均は6107人)と観客を着実に増やしている。戦績が18位、17位、今季も16位だというのにどういうわけなのか。

 木村正明社長は「チームが弱いときでも満員に」という理想を掲げる。無料招待券は一切、配らず、地域住民の観戦のきっかけづくりにクラブをあげて取り組んでいる。

 その手法は泥臭い。試合を告知するビラ配りがその一つ。朝夕に岡山駅、昼は県庁、市役所、岡山大学などで、平日はほぼ毎日、社長を含む全職員がボランティアの手を借りてビラを配る。

 ビラはカードごとに新しいものをつくる。「格好いいものでないと、すぐに捨てられる」と分析し、そのデザインをおろそかにしない。多いときには2万枚を刷り、配りきるまで帰らない。

 さらに、木村社長らが次々と協賛企業の朝礼に出席し、存在をアピールする。「サッカーを見に来てください」とは言わず、「岡山が負けると悔しいので、みなさん応援してください」と愛郷心に訴える。熱弁をふるえるのは1分のときもあれば、1時間のときもある。社長は地元での講演も年に80回はこなし、ホームタウン室のスタッフは町内会をくまなく回る。

 木村社長はこう考えている。「クラブの人間が頑張っている姿を見せないと、人の足はスタジアムに向かない。雨の中でもビラを配っている姿を見て、今度、試合に行ってみるかと思う人もいるのではないでしょうか」。何か心に響くことがないと、人は行動を起こさない。街頭に立つ職員の熱意が伝わってはじめて、人々は観戦したいと思う・・・・


感動的な日経新聞の記事でありました!!


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