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2011年02月01日

兎に角・・・

本日は、卯年にちなんだ話をお聞きする機会に恵まれました。

とにかく・・・という言葉はよく使いますが、なんと漢字でかくと「兎に角」と書きうさぎという漢字が含まれています。


大辞林では、次のように書かれています。

(1)いろいろ事情があるにしても、それはさておいて。なんにしても。いずれにしても。ともかく。とにもかくにも。
「―やってみよう」

(2)それは別にして。さておき。
「それは―(として)、あの話はどうなった」「君は―、彼はだめだ」
〔「兎に角」とも書く〕


兎に角は、「とかく」の当て字「兎角」を真似た当て字で、「兎も角(ともかく)」「兎にも角にも(とにもかくにも)」もすべて当て字だそうです。


「兎角」や「兎に角」の当て字は、仏教語の「兎角亀毛」からと考えられるそうで、ただし、兎角亀毛の意味は兎に角や亀に毛は実在しないもの、つまり現実にはあり得ないものの喩えとして用いられたり、実際に無いものをあるとすることをいったもので、意味の面では関連性が無く、「兎に角」と「兎角亀毛」を強引にこじつけた説もあるが、単に漢字を拝借したもののようです。


ウェブで調べていたら、次のような問題を見つけました。

【問題】

ことわざ

兎の角(うさぎのつの)とは、【  】を表すことわざである。

A. 存在しないもの

B. 覚悟を決めること

C. 難しいこと

D. 抜きん出ているもの


正解は A。

兎の角(うさぎのつの)とは、現実に存在しないものを例えることわざ。

兎の角、兎角(とかく)、亀の毛、兎角亀毛(とかくきもう)などは、この世にあり得ない、存在しないものを例えることわざ・・・と書かれています。


大いに勉強になった次第。


卯年も1ヶ月がすでに経過。

今年も、“兎に角”やり抜くぞ〜!

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