2011年01月17日
能力を100%発揮できるような社会に・・・
大学生・高校生の就職率が大幅に悪化しているようですが、しょうがい者就労の法定雇用率の維持も問われているところです。
あのユニクロはしょうがい者雇用は8%ほどと積極的な会社もありますが、平均では1.8%ほどが日本の現状のようです。
先日11日にあの坂本孝司先生の講演を受講させていただきましたが、その中で先生が紹介いただいた企業はなんとしょうがい者雇用率10%。
広島にある食品トレーを製造する会社で、社員3000にんのうちしょがい者はなんと300人。
しょうがい者を雇用する企業はあっても最低賃金の特例を受けて月額数万円の給与という会社が多い中、こちらの会社はこの特例を適用していないとのこと。
最低でも月額15万円の給与をしはらわれているとのことです。
坂本先生が常に話される5人の人たちを大切にする会社が快進撃を続けていると。
先生曰く、「本当の企業経営とは、“5人に対する使命と責任を果たすための活動のこと”であると定義し、使命と責任は“幸福の追求”“幸福の実現”である」と。
その5人とは、
1.社員とその家族
2.社外社員(下請け・協力会社の社員)とその家族
3.現在顧客と未来顧客
4.地域住民、とりわけ障害者や高齢者
5.株主・出資者・関係機関
本日の午前は、新潟市内のある養護学校(知的障害のある子供たちが通う高等学校です)へ。
3年ほど前から本学校の学校評議員の委嘱をうけ年2回ほど会議に出席させていただいているためで、本日はその会議の日でありました。
会議の席上、校長先生から「当校は来年度より職業学級を新設させていただきます」との話が。
新潟県は全国的にもしょうがい者就労率が非常に低く、それを挽回するための取り組みの1つとして新潟県としてすすめる施策だとか。
そのため、県内の下越・中越・上越の養護学校から1校ずつがえらばれてパイロット校としての取り組みの1校に選抜されたためだそうです。
しょがい者の一般就労がどんどん増えることを期待したいものです。
以前坂本先生が紹介されていましたが、しょうがい者を新たに雇用したある企業がその後業績を著しくアップさせたとか。
どんなに利益を上げていても社員や取引先やしょうがい者を大事にしない会社は発展しないと。
次は、以前、坂本先生がしょうがい者を雇用している会社の紹介をした際の話です。
・・・子供たちは、会社に出社し無我夢中に仕事をする毎日。その働きぶりは、毎日30分前には出社、昼の休憩のベルがなっても黙々と仕事を続け、夕方の5時をすぎても仕事をし続ける。 その姿を一般の社員がみて仕事に対する取り組み方を学ばせられたと・・・
しょうがい者も社会のためにもっともっと活躍すること期待したいものですね。
そのためにも、多くの企業がしょうがい者雇用を積極的に受け入れていただきたいものです。
最後に、子供たちの授業の様子を見学させていただき、元氣をいっぱいいただいた次第。
先生方の一生懸命な関わりにも感激したところです。
先月加茂市内の高校で租税教室の講師を担当させていただきましたが、今回も子供たちとともに育てあうことの楽しさも感じた次第です。
そういえば、私も教職の免許を持っているのを思い出しました・・・
しょうがい者であっても、それぞれがもてる能力を100%発揮できるような社会にしたいものですね。
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- by n.yamaguchi
- at 23:04
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