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2010年09月25日

感性を磨く・・・

本日は、とある団体の県大会に参加。

次はそのアトラクション。

長岡市を中心に活躍されているジュニアバトンチーム44名によるプログラムはすばらしいの一言。

一人一人が最高の笑顔で精一杯で演じており、思わずプロではと見間違えるほど。

もう一回みてみたいという衝動にかられた次第。

http://ys-baton.la.coocan.jp/index.htm

なんとこのチームは10月10日に、あの東京ディズニーランドでミュージックフェスティバルのプログラムに出演するようです。

すばらしいですね!!

続いての講演会は、真打ち落語家・入船亭扇辰師匠。

演題は、「人こそ財産〜落語に学ぶ人生」


落語の内容は・・・

市中を流して歩く、くず屋清兵衛。

裏長屋で暮らしに困る浪人・千代田卜斎から仏像を預かる。

これが高木作右衛門という武士に三百文で売れたのだが、仏像の中からなんと五十両の小判が出現。

「仏像は買ったが、この小判は受けとれん。返してもとの持ち主に返して参れ」。

卜斎も「いったん手放したものは受けとれん」……と押し問答。

二人の間に入ったくず屋は困り果ててしまう。

卜斎は「では何か方として品物を渡そう」とふだん使っている茶碗をくず屋に渡して一件落着、と思いきや・・・


この美談が細川の殿様の耳に入り、「茶碗が見たい」と言いい、高木が茶碗をお見せすると、たまたま、出入りの目利きが拝見し、これが何と名器「井戸の茶碗」だと判り、殿様がなんと三百両で買い上げる。

このお金を見て高木は考え込んでしまった。清兵衛も困ったが、先例にならい半分の百五十両を卜斎の元に届けると、卜斎も困ったが考えたあげく、「もう渡す物もない。独身の高木殿は正直な方の様だから娘を嫁がせ、その結納金代わりなら金を受け取る」と、言う・・・

この落語に登場してくる人物はすべて善人の方々ばかり。

聞き終わった直後にさわやかな気持ちにしてくれる落語でありました。

人としてどうあるのかを考えさせられる内容。


まさに人こそ財産であります。


思わず、帰り際に出口付近で販売していた扇辰師匠のCD(収録演目:1.野ざらし 2.甲府い)を購入し帰路の車中で早速聞いてきた次第。

http://www2.ocn.ne.jp/~fukumame/


まさに、感性を磨いた一日でありました。


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