2010年01月20日
商売繁盛のコツ・・・
以前、依然このコーナーでも紹介した書籍「幸運の電車に乗ろう」。
この本の著者である大平吉朗先生が書かれているもう一つの書籍「商売繁盛のコツ88」の第1章に、“成功する経営者の基本”が書かれています。
そこに書かれている事例を紹介いたします。
事例・・・田中さん(仮名)は、数名の社員を抱えて機械工具の販売業をしています。しかし、ここ2年間は赤字決算です。
赤字決算になる最大の原因は売上高が伸びないことですが、その理由は自分以外にあると考えています。景気が悪いこと、お客様の商売が低迷していること、販売員の能力が低いこと等です。
これに対して、大平先生の答えは次の通り。
1.経営の結果は、99%は経営者の責任です。
2.経営の内容をよくする方法は1つだけです。経営者と従業員が努力する以外に方法はありません。
社員は経営者を追い越すことはできません。社長に従うか、会社をやめるかのどちらか。結果として、経営の全ての事は経営者の責任に帰属するのです。
3.売上高は次のような要因で決まります。
a.業種
b.商品
c.販売促進
d.営業力
時代遅れの業種にかじりついているのは経営者です。
売れない商品を取り扱っているのは経営者です。
成果が出ない販売促進を続けているのは経営者です。
営業能力がない販売員を雇用したのは経営者です。
営業能力のない販売員に適切な教育をしないのは経営者です。
4.社員は自分が変わろうと思っても、変わる条件がなければ変えることはできません。その条件を変えられるのは、経営者だけです。
社員を変えることは簡単です。経営者自身が変われば、社員は一日で変わります。なぜならば、社員は経営者についていくかやめるかのどちらかしかないからです。
昨日訪問させていただいたお客様企業の経営者と2時間ほど話をさせていただき、その会社の業績が好調な理由が解明。
今、大平先生が述べられていることを社長が実践されているからだ、と。
社員10名ほどの会社でありますが、将来に対する夢もお聞きでき、これからも微力出はありますが当事務所としても全力でサポートさせていただきたいと思った次第でありました。
みんなで大平先生がいう“幸運の電車”に乗りましょう!
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- by n.yamaguchi
- at 23:27
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