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2009年10月12日

経営の見える化・・・

一段と寒さが身にしみる朝であります。


株式会社武蔵野の小山昇社長の新刊本、「経営の見える化」はわかりやすい内容で、確証の終わりに「まとめ」がかかれており、明日から使える内容も多々あります。

http://www.bk1.jp/product/03161718

この本は、「お金の流れ」「儲かっているかどうか」「現場で何が起きているか」など、会社の動きを見える化する方法を紹介した本であります。

この本の30ページ第1章に「会社の考えとお客様の価値観の価値観をどうやってみつるか」という見出しのところに、次のような内容が書かれています。

・・・「梨を100、リンゴを50売る」計画をたてました。ところが実際は、「リンゴが80」売れて、「梨が30」しか売れませんでした。

このような場合、多くの会社は、「梨」の売上を伸ばそうとしがちですが、お客様が欲しいのは「梨」ではなく「リンゴ」であることが明らかです。「お客様から学んだことルールにする」、「経営計画は、お客様の声に基づく」という原理原則がわかっていれば、リンゴを「さらに売れる」ように販促し、梨は「売らない」ように変更することが「対策」です。

「計画」とは、言い換えれば、「社長(会社)の考え」と「お客様の価値観」の違いを知るためにたてるものです・・・


小山社長が常々話される言葉に、「会社の将来はやり方で決まるのではなく、決定で決まる」であります。

お客様のニーズをいかに知り、トップが方針を決定することが今問われている時代であります。

更に小山社長は、「決定は早く決めるのが正しい。正しく決めようとするのは間違い」とも。

正しく決めようとするとするとどうしても時間がかかってしまうもの。

正しさはお客様が決めるものと言い切っています。


増収増益のために「見える化」を是非実行してみましょう。

来る28日午後より、TKC新潟支部では、小山昇先生に長岡市においで頂いての講演会が開催される運びとなりました。
テーマは「困難な時代を勝ち抜く経営、こんな時代だからこそ、ピンチはチャンス!」。

問い合わせ・申し込みは当事務所まで(参加は無料です)。


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