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2008年11月15日

葉っぱビジネスで高齢者がいきいきと・・・

今朝の「みのもんたのサタデーずばッと」は“葉っぱ”ビジネスで高齢者が元気な町徳島県上勝町の紹介。

人口2000人の約半数が高齢者というこの町は、今世界中から視察団が訪れています。

扱う商品は“葉っぱ”。

野山の花や枝葉を料理の「つまもの」として商品化し、今や2億円を超える販売額に。

その主役は、高齢者。

その高齢者がいきいきと楽しそうに取り組んでいるところが紹介されていました。

ある83才のおばあちゃんが自身の出荷額の順位をパソコンを操作し一喜一憂している姿は素晴らしいの一言でした。

最も売上を上げている方は年間600万円にもなっているとか。

年金をあてにはしていられないとそのおばあちゃんは話していました。

この葉っぱビジネスは、恵まれた自然を活かして、もみじや南天、笹などの「葉っぱ」を採取栽培し、全国の料理店、ホテルなどに出される料理の名脇役「つまもの」として出荷するもので、一人ひとりが経営者。

まず商品としての葉っぱを採取収穫し、料亭が求める微妙な色合いを選りすぐり、お手製の道具を使って大きさを整え、丁寧に梱包して出荷するというもの。

お年寄りたちにとってこの仕事が「楽しみ」であり、「生きがい」であり、また人によっては「家族のきずなを深めるツール」であり、「健康長寿の秘訣(病後の良いリハビリ)」であるそうです。

番組内でリポーターが、『後期高齢者』ではなく、『“好”期高齢者』と言っていたのが印象的でありました。

高齢化社会の理想型ですね・・・。

また、この町は、ゴミゼロを推進しているそうで、役所のゴミの集配車は1台もないとか。

生ゴミは、堆肥にしてこの葉っぱビジネスに役立てているそうです。

スゴイですね・・・。

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