2008年05月02日
タイムリーで正確な月次決算を・・・
このところ、いろいろな嬉しい出来事が続いています。
本日も、今年始めに講演させていただいた際の受講者から、地元商工会を通じエキスパートバンクの申し込みがあり、午後より訪問させていただいたところです。
http://www.shinsyoren.or.jp/of/index-o.html
相談者の方は、創業30年以上の企業(有限会社)。
講演会受講の際になるほどそうだったのかというようないろいろな気づきがあって、ぜひ個別に指導いただけたらということが今回の申し込みの経緯のようです。
講師冥利に尽きる本当に嬉しいのひとことであります。
今回の相談依頼内容は、財務分析及び節税対策等々。
いろいろお聞きしてみると、自社の毎月の月次決算が思うようになされていなく、結果、利益管理や効率的な先行的な経費の支出もなされていないとのこと。
当然、決算を組む時点になってはじめて業績を把握し、納得しないまま計算の結果出てくる税額を支払っているというのが現状のようです。
日々の帳簿が、自社の永続発展のためではなく、税務申告のためだけといっても過言ではないような現状であります。
そのため、経営に役立つための業績管理と目標経営のやり方を提案させていただいたところです。
タイムリーで正確な月次決算のすすめと、向こう5カ年の経営計画を踏まえた次年度の経営計画の策定をどのように行ったらいいかを手順を踏まえて話させていただき、明日から実行していただくことに・・・。
この月次決算を積み上げていけば、毎年決算2ヶ月前くらいには今期の予想利益も把握することが可能となりますので、事前節税も可能となるというものですね。
それにしても、とある税理士事務所と顧問契約をされているにもかかわらず契約形態の違いからかあまりアドバイス的なことがないとおっしゃるのですが(当事務所では、契約させていただいているお客様企業には翌月巡回監査に基づく月次決算による業績管理を行い、明日からの企業経営に役立てていただけるべくサポートをさせていただくことを基本業務とさせていただいております)。
後日、決算診断を行った結果をご説明させていただき、今後の経営戦略の一助にしていただくこととなった次第です。
- by n.yamaguchi
- at 22:54
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