2008年04月17日
商売のあり方・・・
昨日の午前は、担当スタッフとともに月岡(旧豊浦町)のお客様企業へ。
終了がお昼近くとなったため、ちまたでおいしいと評判らしいラーメン店で食事をすることに。
場所は月岡の温泉街のほぼ真ん中。
ローソンの左隣の「きぶん一(いち)」というお店です。
知る人ぞ知る店でいつも行列ができるとか。
お昼ちょっと前だったせいか、まだ7.8名でしたが、マスターの威勢のいい「いらっしゃいませ」という声に促されカウンター席に着席。
またも元気のいい女性店員のメニュー説明を受け、定番のふつうのラーメンを注文。
注文後トイレに行ってくると、なんとすでにラーメンがカウンターに置かれているではありませんか。
おそらく、1〜2分程度のすごい早業です。
不思議だなあと思いつつも早速ラーメンを食することに。
スープはあっさり味ではありますが、メンの上に置かれている刻み紅ショウガが徐々に味に幅を広げほどよいバランスがとれたスープに。
メンはあまり特徴はないものの、まあまあ。
食べながら、厨房等を注意深く観察していて、そのラーメン作りの早業の秘密がわかった次第。
なんと、店員達が、窓ガラス越しに見える店の前の専用駐車場に車が乗り入れてくるとすかさず、乗車人数を把握して声を出して「○○名様いらっしゃいました」とラーメン作り担当のマスターに声がけ。
これを受けてマスターは、人数分のメンを沸騰した鍋にメンを投入するといった手順。
なんと、店に入る前にせーメン作成に着手していたのです。
なぜなら、この店のメニューは、ラーメン・ちゃーしゅーメン・ネギラーメンの3種類のみ。
味も一種類のためであります。
はやくラーメンを提供できれば店の回転がアップし増収増益になるとともにお客様満足もアップするというものですね。
もう一つびっくりしたことがありました。
ラーメンのメンがほどなく食べ終わろうとした頃、マスターの「替え玉いかがですか」との声がけに、思わずお願いしますと返事。
すかさず、お椀にいれた替え玉が目の前に。
替え玉一つ130円とメニュー表にあったので、さすが提案型の商売をしているなあと感心。
ところが、ほとんどのお客様が替え玉を食べているではありませんか。
メニュー表をよく見ると、二回目の替え玉から有料で「一回目の替え玉は無料」だったのでした。
食べ終わっての帰り際、気になっていたのでマスターに店名の「きぶん」を聞いてみると、気分がいい悪いのきぶんだとか。
いろいろ気づきのある昼食タイムでありました。
話は変わります。
現在、福岡滞在中であります。
研修会参加のために・・・。
収穫大で価値ある研修でありました。
井上先生、お世話になりました・・・。
- by n.yamaguchi
- at 18:25
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