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2008年01月02日

イチローの流儀を学ぶ・・・

本日のNHKプロフェッショナル仕事の流儀はイチロースペシャルでした。

首位打者2回、7年連続200本安打、シーズン262安打のメジャーリーグ記録樹立等数々の輝かしい記録が生まれた流儀についてそのイチローが初めて70日間のテレビの長期密着取材を受けて語っていました。

想像を絶する記録への重圧との戦いの日々の様子やプライベートの様子も大変興味深く見ることができました。

シーズン中のイチローは試合前の準備、練習メニュー、試合中の身体の動かし方に至るまで、厳密に同じであることにこだわり、決められた所作をこなしていくことで、次第にスイッチが入っていくとのこと。そしてバッターボックスに立った時、イチローの集中力は極限まで研ぎ澄まされることになる・・・。
 
なんと大リーグの7年間の昼食は奥様の手作りカレーとのこと。

ピッチャーが投げてキャッチャーが受け止めるまでボールが走っている時間は0.4秒、
その間で変化球が来てもヒットにする、ストレートが来てもつまらせてヒットにするのだとか。

試合後の記者からのインタビューは、吟味を重ねた深い質問だけ応えてそれ以外は応えない徹底ぶり。

次は番組の中でのイチローの言葉です。

「野球は自分の達成感のためにやっている。まっくらだがもがいて苦しんでいると見えてくる。」

「ファンは、自分の生活の一部を捧げて見に来てくれる人。これらの人がいなければ自分の存在はない。」

「プロフェッショナルとは、“ファンを圧倒し、選手を圧倒し、圧倒的な結果を残すこと”」

「夢は、50歳で4割を打ってやめること。」


真剣勝負の世界を自分自身で作り上げている生活が手に取るように伝わってきた番組でありました。

すべてのことに対するこだわりの結果のようです。

プロとして毎日同じ所作にこだわり続けられたからこそ、このビッグ記録が達成できたのではと痛感したところであります。

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