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2007年05月10日

刺激的な2日間・・・

昨日今日と、当事務所のお客様企業(S社長)の仕入先会社の社長様のご厚意で、お客様のS社長様とともに幸運にも先進企業視察をさせていただくことができました。
心より感謝申し上げます。

訪問先は、長野県。3社の企業を訪問させていただきましたが、最後に訪問させていただいたのが、あの、48期連続の増収増益を続けてきた伊那市の伊那食品工業。年商200億円の会社で経常利益は常に売上高の20%を計上しているそうであります。

会社のご厚意により、社員が毎朝7時30分頃から自主的に行う庭清掃の様子を社長様の説明を頂きながらの見学、朝礼、体操を見学。

3万坪という壮大な緑に囲まれたオフィスであります。

寒天製造販売では80%のシェアを持っているとのこと。

まず第一に感じたのが、社員一人ひとりがさわやかな笑顔で挨拶されることと、時には小走りで走るなどのきびきびと行動ていること。

まさに居心地がいい空間でありました。

その後、滅多にお聞きすることができないという塚越寛会長の講演を1時間ほどお聞かせいただくことができました。

次はその中で印象的だった言葉です。

・どんなにいい本を多く読んでも実行しなければ意味がない。いろんな議論をやるよりもとにかくやろうよという考えで実行してきた。
・どんなことにも目的があるはずだ。その目的を理解してやろう。
・社員とは労使ではなく、同志。
・事業は、稼業でいくのか、企業でいくのかを決める。企業は人の幸せを考える。「企」は、「人」「止」でできている漢字。「人」が無くなると、止まることになる。そのためにはね一定の成長が必ず必要。
・従業員を大切にする。
・お客様を大事にする、さわやかな挨拶をする、掃除をする、はあたりまえのこと。
・社是は、「いい会社をつくりましょう〜たくましくそしてやさしく〜」。社是は、みんなで決めた目標。
・働くことの第一義は安定。そのためには、穏やかな確実な成長。
・長期的に何をしたらどうなるかをつたえることによって人は伸びる。
・自社の業績のために、仕入れ先に無理難題を言わない。
・事業にはあるべき姿がある。
・トレンドに迎合しない。
・戦後は売り手市場、現在は買い手市場。どちらも正しくはない。どちらも対等であるべき。
・座右の銘は「遠くをはかる」 。今現在ではなく将来のため。
・永続するためにどうするのか。
・丈夫で普通に働けるのはすばらしい。
・業態・営業・システムがないと経営できない。そのため研究開発要員は全社員の10%を維持している。自分を律するため。
・人間は生きている限り末広がりがいい。
・「知らせる」と「知らしめる」とは違う。同じことを30回でも繰り返し言い続ける。
・本から知識を得て、知恵とすることが大事。
・大志が必要。
などなどであります。

この続きは後日・・・。

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