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2007年02月25日

考え方のベクトルが方向を決める・・・

本当にこの冬はもう雪が積もらないで終わってしまうんだなあと思わせるほどの快晴の一日でした。
天気がいいと気分も清々しくなるものですね。

さて、当事務所の名刺や封筒などには、

人生の結果、仕事の結果=考え方×能力×情熱

と小さい文字ではありますが印刷されているのにお気づきでしょうか。

これは、京セラの稲盛さんの述べている「人生の方程式」からです。稲盛さんは、人並みの能力しか持たなかった私が、人並み以上のことをなして、世のため人のためにわずかなりとも役立つためにはどうしたらいいかと考えた末に見いだした方程式だと「生き方」(サンマーク出版)という著書の95ページで述べています。

さらに、稲盛さんは続けて次のよう述べています。
・・・そのポイントはかけ算にあります。たとえば、頭脳明晰で90点の能力をもつ人がいたとします。しかし、この人がその能力をはなにかけて努力を怠り、30の熱意しか発揮しなかったとすれば、その積は2700点にとどまります。一方、頭の回転は人並みで60点位の能力しか持たない人が、「オレには才能がないから」と自覚して、そのぶんを努力でカバーしようと、90点を超えるような、あふれるほどの熱意をもって仕事に取り組んだとすれば、どうなるか。その積は5400点。前者の才あって熱なしの人物よりも、倍の仕事を成し遂げられる計算になります。さらに、そこに「考え方」の点数が掛け合わされます。この考え方がもっとも重要なのは、それが方向性も現しているからです。つまり考え方には、いい考え方もあれば悪い考え方もある。プラスの方向に向かってもてる熱意や能力を発揮する生き方もあれば、マイナスの方向へ向けてその熱意や能力を使う人もいるのです。したがって、この考え方という要素にだけはマイナス点も存在し、熱意や能力の点数が高くても、この考え方がマイナスであったら、かけ算の答えもマイナスになってしまいます・・・

以上は、人生における考え方、熱意、能力の大切さを改めて再認識させられる言葉です。

生まれたその日から、人は一日一日と寿命を縮めて生きていると言われますが、たった一度の人生。ぜひ、悔いのない人生を送ろうではありませんか。

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