2007年01月05日
本当に大切なもの・・・
冬には珍しく昨日に続き今朝も晴天で気持ちのいい朝です。
たまたま、何気なく昨夜テレビを見ていたら始まったフジテレビ日系列新春ドラマスペシャル「佐賀のがばいばあちゃん」、今の時代に忘れている多くのものを改めて気づかせてもらったという感動の内容でありました。
このドラマは、タレントの島田洋七さん原作の超ベストセラー「佐賀のがばいばあちゃん」。
原作本は180万部突破の超ミリオンセラーになっており、映画も昨年4月から九州を皮切りに公開され、大ヒットになっているとか。残念ながら原作本はまだ読んでいませんが。
広島に住む小学一年生が佐賀の田舎に預けられ、母方のばあちゃんと暮らした、貧乏だが刺激に満ちた8年間を描いたもので、その田舎でのばあちゃんの暮らしは、家の裏の川で上流の市場から流れてくる野菜を拾ったり、腰に磁石をつけたひもをつけて歩き、鉄くずやくぎを拾って鉄くず屋に売ったりという生活。そのため、貧乏だとクラスの仲間からからかわれると、そのばあちゃんは「安心せい、うちは昨日今日、貧乏になったわけじゃなか。先祖代々貧乏やから。ばあちゃんで八代目、お前つぐか?」と慰めるほど。さらに、「今のうちに貧乏しておけ! 金持ちになったら、旅行へ行ったり、寿司食ったり、着物仕立てたり、忙しか。」と。
我々は、今の時代すごく恵まれすぎていて、本当に大切なものを忘れているのではないかとさえ思えるドラマでありました。
おばあちゃん役の泉ピン子さんはこの原作本を読んでものすごく泣いたとか。
皆さんの中でごらんになった方は、どう感じられましたか・・・。
今夜は、我が家が毎回楽しみにしている「欣ちゃんの仮装大賞」の放送日。あのユニークな数分間のドラマは感動の連続。早速DVDに録画予約しなければ。
- by n.yamaguchi
- at 08:24
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