18日の甲子園での高校野球選手権大会・準々決勝第3試合は、星陵高校と仙台育英学園高校の試合。
その試合の中で、感動するシーンがあったと新聞が紹介していました。
試合は、暑い日差しが降り注ぐ中、『17対1』という結果で、星稜高校がが勝利したのですが、その試合中、7回、星稜高校の2年生である荻原吟哉投手が、酷暑により投球中に右手首をつりかけるアクシデントが発生した場面での出来事。
荻原投手の異変に、仙台育英高校側のベンチにいた小濃塁外野手が気づいたとのこと。
小濃選手は、自分が飲むために用意していたスポーツドリンク入りのコップを片手にグラウンドへ飛び出し、荻原投手に差し出したのだとか。
小濃選手は、コップを手渡す際に「先は長いんだからしっかり飲めよ」と声をかけたそうです。
荻原投手は「ありがとうございます」と応じ、コップに口をつけたとのこと。
お互い、敵や味方という立場を感じさせないフェアプレーに、スタンドから拍手が起っと記事は伝えています。
小濃選手は、「相手があって野球ができている。2年生だったし、こんなところでけがをしたら…と思っていきました」と。
仙台育英の選手たちは、以前試合中に相手チームから親切な振る舞いを受けたことをキッカケに「何かあった際は自分たちも動こう」と常々話していたそうです。
以前、仙台育英高校の選手が死球を受けた際、相手チームの選手に冷却スプレーをかけてもらったことがあったそうで、それを見た選手たちは「こういうことが起きたら自分たちも行こう」とも。
本当に感動ですね。
果たして、自分自身だったらとっさの行動が出来ていたのかと思うと、頭がさがる思いです。
本当に素晴らしいですね。
本日、14時からの決勝。
どちらが勝っても悔いの無い試合をしてもらいたいですね。
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