当事務所のお客様企業の多くの社長様もブログを書かれております。
ほぼ毎日チェックさせていただいておりますが、その中のとある社長様の昨日のブログの一部です。
友人の社長が亡くなられ、通夜に参列した際の親族の挨拶での話からです。
・・・社長さんが、一代目の父親からの教えとして
①人様からご恩を受けたら、倍にしてお返ししなさい。
②嫌なことを言われても、じっと我慢しなさい。
この二つを生涯心掛けて来られたそうです。
会社の机の前には「自分に降りかかって来ることは、すべて自分の責任である。人の所為にはしない。」という意味の格言が常に貼られていたそうです。
とても、上品で腰の低いとても立派な社長だったそうです。
ちょうど昨日届いた「フナイFAX」に、“人とのつきあい方”について書かれていました。
次はその内容です。
・・・私は、人をおとしめたり、心配させたりするのが嫌いです。脅したり、いじめたり、人様に苦労をかけたりはしないように生きてきたつもりです。人をいやな思いにさせるようなことも、言ったり、したりしない方がいいでしょう。そのように考えて生きていますと、そのうち周りに人が集まるようになり、みんなが応援してくれるようになるものです。人の悪口は、絶対に言ってはいけません。どんなに親しい相手であっても、欠点や短所を指摘したり、足を引っ張ったりせず、相手を応援し、喜んでもらえるようにした方がよいでしょう。人というものは、自分を応援してくれる相手については、逆に自分も応援してあげたいと思うようになるものです。反対に、悪口を言うような人を応援してやろうという殊勝な人はまずいません。こういう人の周りからは、結果として人が離れていってしまうのです。しかも、敵をつくってしまいます。もし成功したい、自分の思いを実現させたいと思うなら、断じて悪口は言わないことです。もう一つ、恩を忘れることもよくありません。自分が人から受けた行為は、きちんと覚えておいて対処していかなければなりません。できる限り早くお返しすることを考えたいものです。そうでないと、そのうちツキさえも逃げて行ってしまうことになりかねません。人は誰もが、自分のことを一番大事に思っているはずです。ですから、自分がしてもらいたいように、相手にもしてあげればよいのです。いたってシンプルです。こうした姿勢さえ忘れなければ、人とのつきあいが良くなくなることがあっても、悪くなることはないように思えてなりません・・・
たまたま、人生経験豊富なお二人の“生き様”を学んだ一日でした。
“ツキ”からも見放されないよう、心したいものです。
先日も書かせていただいたとおり、能力開発は「心の壁」を突き破ること、そのために必要なのは「ツキと運」。
西田文郎さんは、その著書のなかで、「ツキのある人ほど、自分に見方する不思議な力を感じている」と述べています。
さらに、「良い予感をより多く持った人間が勝つ」、「悪い予感をより多く持ってしまった人間が負ける」とも。
昨日は、2つのすばらしい話にめぐりあい「良い予感」がわいてきました・・・
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