先日の、とある集まりで、挨拶を事前に依頼されていたため何を話そうかと考えたうえ、次のような話をさせていただきました。
・・・私どもは、元氣玉セミナーという勉強会に参加させていただいているのですが、
社長が元氣になれば会社は良くなる
その社長を元氣づけできるのが身近な会計人
だから会計人の使命は社長を元氣にすることだ
という教えを学ばせていただいております・・・
・・・・元気とは、経済的元氣・肉体的元氣・精神的元氣の3つの元氣と考えます・・・
・・・その会社の財政状態を表す決算書をB/S(貸借対照表)といいますが、そのB/Sを分析すると人間の健康状態と同様な症状にたとえることができるといわれています。
たとえば、固定資産が占める割合が多い場合は、肥満による高脂血症
売上債権の占める割合が多い場合は、動脈硬化
棚卸資産が占める割合が多い場合は、糖尿病
といった症状にたとえられます。
この症状は、その会社の社長様の現在の健康状態に似るともいわれています。
ぜひ、自社の貸借対照表を分析して、万が一今お伝えした状態になっている場合は、健康状態になるような手立てをすることが大事です・・・
と。
利益も当然大事ですが、財政状態を意識した経営が大事というお話をさせていただいた次第です。
挨拶してしばらくしてから、その会の代表者の方から“今年はいろいろと私自身体調がよくないことが続きました。自分の健康とともに組織の健康も意識していこうと思います”と、ひと言。
私自身も、自身の体も会社も、今まで以上に健康を意識していきたいと改めて自戒したところであります。
経済的元氣・肉体的元氣・精神的元氣をめざして!
さて、本日の致知出版『心が熱くなる365人の生き方の教科書』は、エーザイ社長・内藤祐次さんの“偶然の発見をするのは、えてして凡人である”です。
凡人こそ、本当の意味での素晴らしいことをやってのける・・・
新製品の開発をしている製薬メーカーの研究者も同じ・・・
新製品は、全くの偶然に発掘されることもある・・・
その偶然の発見をするのは、えてして凡人・・・
専門家は専門なるが故に何か見失っているものがある・・・
それに比べて素人は、わずかな疑問や可能性にも驚く感覚をもっている・・・
そのせいか偶然の発見へのアプローチをする本能は素人のほうにあるということだ・・・と文章は締めくくっています。
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