一昨日、全店で食べ残しの使い回しが判明した船場吉兆。
社長が、「食べ残し」ではなく「残されたお料理として欲しい」と報道に注文をつけたと伝えられています。
「手つかずの料理を食べ残しと表現するのはニュアンスが違うと思う」と言うことのようですが、ことの重大さを棚に上げてのこだわりなのか問題認識のなさなのかと思わずにはいられないほどの驚きです。
この会社の存在意義は何だったのでしょうか。
アユ揚げは2度揚げ、刺身のツマはパート従業員が洗い調理場へ持参と、信じられないことが次々に明らかになっています。
テレビでは、 “一流の料理人は偽装でも一流だった”と伝えていましたが・・・。
この店の将来はまさに“吉”ではなく“凶 ”といっても過言ではないようです。
本物を見抜けない利用者も残念ですが、料理長などはプライドすら失っていたと言うことなのでしょうか。
それでいて、なんと吉兆の懐石ランチは何と1万2600円から、座敷だと2万6250円からだそうです。
顧問弁護士の“質問が出なかったから公表しなかった”という発言も信じられないコメントです。
やはり、何事も、「相談する人」や「物事を依頼する人」を間違えると改善どころか逆に悪化し、ひいては命取りになってしまうということも重なった事例のようです。
昨日も、このコーナーで述べさせていただきましたが、300年生き続けてきた近江商人の経営理念として有名な“三方良し(当事者の売り手と買い手だけでなく、その取引が社会全体の幸福につながるものでなければならないとう意味での、売り手よし、買い手よし、世間よし)”がやはり経営精神の精髄であると改めて痛感した次第です。
てんびんの詩というビデオを思い出しました。
自身が税理士事務所を開業したての20数年前に、この「てんびんの詩(イエローハットの鍵山社長が制作)」をなんども見ながら自然自然と涙がほほをつたったのを昨日のように覚えています。
このてんびんの詩をご存じない方は、次のアドレス(あらすじが書かれています)を参照ください。
http://tenbinnouta.com/
「大作少年はなぜ鍋ぶたが売れなかったか?」
「大作少年はなぜなぜ鍋ぶたが売れたのか?」
まさに売れたのは「三方よし」の精神に気がついたから。
まだこのビデオを見たことがない方はお子さんと一緒に見ることをおすすめいたします(一緒に感動を味わうと最高ですよ)。
VHSのビデオテープであれば当事務所にありますので遠慮なくお申し付けいただければとおもいます(当然無償にてお貸しいたします)。
当事務所は、微力ではありますが、この“三方よし”の理念で、スタッフと共に邁進いたす決意を新たにさせていただいたところです。
近いうちに、再度このビデオをスタッフ全員でぜひ鑑賞する計画を立てなければ・・・。
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