10月1日からの消費税インボイス制度の導入まで、ついに1ヶ月を切りました。
平成元年年4月1日にスタートした消費税。
当初は税率3%でしたが、その後、3度にわたって段階的に引き上げられ、現在では10%。
税率が上がる都度、課税事業者と免税事業者の間では、ますます“不公平感”が大きくなっているといわれてきました。
この不公平感を改善するなどの理由で導入されるのが、10月から導入されるインボイス制度といっても過言ではないと考えます。
今回の改正には、急激な税負担の増加等をさけるために各種の特例や経過措置が設けられています。
それが、経理事務負担のさらなる増加に拍車をかけているのが現状です。
当社では、インボイス制度のセミナーを始め、具体的な経理担当者が具体的にどのような会計処理を行ったらいいかについてのインボイス対応仕訳入力セミナーを開催させていただいております。
今月も実務セミナーを予定しておりますのでふるってのご参加をお待ちしております。
さて、本日の致知出版『心が熱くなる365人の生き方の教科書』は、櫻井健悦さんの“身を挺して研修生を救った木鶏の仲間”です。
中国ではひとりの日本人男性の命懸けの行為が国民の間で大きな感動を呼んだとのこと。
2011年3月11日の東日本を巨大地震と大津波が襲った日・・・
水産会社の佐藤専務は、怯えながら寄り添う研修生に「もうすぐ津波が来る。早く避難しなさい」と大声で伝え、高台にある神社まで連れて行ったとのこと。
そして、残っている研修生はいないかと、自らの危険を顧みることなく再び会社に戻ったそうです。
佐藤専務は、津波に呑まれそのまま行方がわからなくなり、一ヶ月後に遺体で発見。
もし、あのとき、佐藤専務に助けられなかったら私たちは全員津波の犠牲になっていた、と研修生が涙ながらに語る姿を中国のテレビが一斉に報道。
報道は中国でも大きな反響を呼び、「彼は愛に国境がないことを教えてくれた」という声が殺到したとのこと。
佐藤専務の身を挺した行動に心から敬意を表したいものてす。
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