先日SNSで紹介されていた書籍「ざっくり分かるファイナンス“経営センスを磨くための財務”」を早速購入。

著者は、石の雄一さん、出版社は光文社、価格は792円。

2007年の初版発行で、2024年6月で36刷発行となっています。

その本は、次の6章で構成されています。

第1章 会計とファイナンスはどう違う?

第2章 ファイナンス、基本のキ

第3章 明日の1万円より今日の1万円~お金の時間価値

第4章 会社の値段

第5章 投資の判断基準

第6章 お金の借り方・返し方

第1章では、会計とファイナンスには、2つの明確な違いがあると述べています。

1.会計は「利益」を扱い、ファイナンスは「キャッシュ(現金)」を扱う

2.会計は「過去」の数字を扱い、ファイナンスは「未来」の数字を扱う

著者は、『ファイナンスが扱う「キャッシュ」は残高を調整できないので、経営者の考えがどのようなものであったとしてもキャッシュの残高は変わらない・・・』と述べています。

これが、本書に何回か出てくる「キャッシュは嘘をつかない」という言葉の所以のようです。

B/S(貸借対照表)、P/L(損益計算書)、C/S(キャッシュフロー計算書)についても、わかりやすく書かれています。

第3章の「明日の1万円より今日の1万円」も興味深い内容でした。

「お金の価値は、そのお金をいつ受け取るかで変わる」という考え方はファイナンスの中でもっとも重要な考え方だと述べられています。

おすすめの一冊です。

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