今日、3月3日は、女の子の健やかな成長を願う雛祭り。

誰もが知っている”うれしいひな祭り”という歌がありますが、なぜかこの歌を聴くと”ジーン”としてきてしまいます。

しかし、何度聞いても心が和むステキな曲ですよね。

うれしいひな祭り~歌詞

  あかりをつけましょ ぼんぼりに♪
  お花をあげましょ 桃の花♪
  五人ばやしの 笛太鼓♪
  今日はたのしい ひな祭り♪

 

 お内裏様と おひな様♪
  二人ならんで すまし顔♪
  お嫁にいらした 姉様に♪
  よくにた官女の 白い顔♪

 

 この曲の作曲は河村光陽さん、昭和を代表する詩人として有名なサトウハチローさんとのこと。

この詩を作った頃、サトウハチロウさんは離婚して3人の子供を引き取り母親のいない寂しさを慰めるつもりで、子供たちに豪勢な雛人形を購入したものの、飾り方がわからず一晩かかって飾ったのだとか。

サトウさんは幼い頃、大火傷をしたためいつも家の中にいる子供だった。
しかし、優しい姉がいて、ピアノを教えてくれたり本を与えてくれた。
やがて姉は18歳で嫁ぎ先が決まったが、直前に結核で他界。

2番の歌詞の「お嫁にいらした」は、「天にいらした(召された)」のではないかという説があるそうです。

だから、悲しさが漂ってくるのでしょうか。

雛祭りが終わると、いよいよ、春本番ですね!

しかし、5月5日が祭日なのになぜ3月3日は祭日ではないのでしょうか?

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