次は今月2日の日経新聞の記事です。
政府が企業の残業時間に上限規制を導入する方向となっています。
残業を減らしつつ、企業と個人が供に成長できる働き方を実現するにはどうすべきか・・ということで、次の方々が意見を述べています。
日本電産会長兼社長 守永重信氏
・・・まずは残業の申告を厳格化し、会議の時間や資料も徹底的に見直した。その結果、16年度上期で前年同期比3割残業が減った。光熱費の削減などで業績も向上した・・・
・・・情報システムや機械、働き方の仕組みを根本的に見直さなければならない。そのため20年までに1000億円を投じる。ロボットやスーパーコンビューター、効率化ソフトなどを導入し、作業時間や開発時間を極力短縮する。更なる残業削減に投資は惜しまない・・・
・・・早く帰るための知恵も絞る。良いものは表彰し水平展開する。もっと部下の仕事や残業時間を把握しなければならない。
・・・稟議書に手書きで書いていたコメントは約10種類のはんこをつくり、仕事の時間を短縮している・・・
・・・残業ゼロはあくまで手段。目的は生産性の向上だ・・・
ランクアップ社長 岩崎裕美子氏
・・・残業減の秘訣は1人ひとりの仕事を棚卸しすることだ。どんな業務にどのくらい時間をかけているのか。分刻みで調べ、無駄と非効率を排除する。たとえば毎週の会議のため資料作りに週8時間かける社員がいた。会議を隔週に変え、資料のデータ入力は外部委託した。誰でも出来る仕事に時間を割くより、その人にしか出来ない仕事に集中してもらう方が生産性が上がる・・・
仕事の棚卸しをぜひ実施して、自分しか出来ない仕事に集中することによって、時間を効率に使うかたちをぜひ構築しなければと思った次第。
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