とあるメルマガに目がとまったので費の書かれていた内容を紹介します。

人に優しく自分に厳しく・・・ということについて。

人に優しくするということは、ただ良い人になって他人に優しく振る舞ったり、他人を甘やかすということではなく、愛を持って相手と接する・・・。

自分に厳しくするということは、自分の甘えを正して、自分を律するということであり、自分を厳しく責めるということではない・・・。

自分がどうあるべきかが、最も大事な事柄ということですね。

ところで、世間では、優秀な人間を指して「あいつは、できる」と言ったり、「あの人は、できた人だ」という言い方もあります。
 
この「できる」と「できた」には、一字違いですが、意味はだいぶ違うようです。

出来た人は、人に優しく自分に厳しい人が多い用です。

仕事が「できる人」は、どんな企業にもたくさんいるのでは。

だが、多くの人の心をひとつのエネルギーにまとめる「できた人」は、そういない。

当ブログの「2009年08月28日」付けに、記載した内容を紹介いたします。

次は、西田先生のブログにのっていた言葉です。

・・・世の中には色々な分野で周りから「あの人は成功者だ!」と言われている人がいます。

しかし、「成功者」とは、どの様な人の事を言うのでしょうか?

「お金持ちになった人?」「何かの能力があり技術力に優れた人?」「権力を手に入れた人?」「政治家?」「知識人?」「テレビに出ている人?(笑)」

私は、長年経営者を見て来て、人間の成功には大きく別けると二種類あると思います。

一つは「社会的成功」です。

そして、もう一つは「人間的成功」です。

前者の社会的成功は、社会の競争原則に勝った「できる人」です。

その中には、金持ちになっただけで人間的に性格の悪い人もいます(笑)。

一方の人間的成功は、人を受け入れる能力で人徳があり、人間的に優れた「できた人」です。

同じ成功者と言われている人でも「できる人」と「できた人」では大きな違いがあります。

私は、真の成功者とは「できる人」ではなく「できた人」であると思っています・・・

○「できる人」=仕事能力の高い人

 ・その人の人間性ではなく、仕事能力に魅力がある人

 ・利益をもたらしてくれるだけで十分な人

 ・謙虚さがなく、相手が自分より下と見ると、見下して威張る人

 ・仕事の付き合いだけで、メリットがなければ人を避けるようになる人

 ・損得勘定だけで人がついてくる人

○「できた人」=人間能力の高い人

 ・人望があり、人間性にすぐれた徳のある人

 ・人々から信頼と尊敬を集める人

 ・謙虚な気持ちを持ち、決して威張らず、人を見下すということのない人

 ・あの人のあとについていきたいと思わせる魅力のある人

 ・損得勘定を抜きに、付き合ってもらいたいと思われる人

 「できる人」が「できた人」とは限らないところがむずかしいところであります。

「できる人」の中には、まれに、相手を見下して威張ったり脅威を与えたり、また、あいてが傷つくような暴言を平気ではいたりして、かえってねたみや反感を買うことになり、世間から低い評価を受けることも見受けられます。

才能に恵まれた「できる人」でも、「できた人」でなければ、人望や信頼を得ることはできないというもの。

逆に「できない人」の中にも「できた人」は数多く存在するのでは。

仕事では、あまりめだった才能や業績はあらわさなくても、地道に仕事に打ち込み、人柄も誠実で、仕事面でも日常生活でも常に謙虚な姿勢を崩さず、まさに「できた人」という評価を受ける人が。

ぜひ、「できる人」にはなりたいですが、それ以上に「できた人」にぜひ近づきたいものであります!

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