今日から9月。

今年も後4ヶ月です!

 

 

ところで、「利益」が増えるということは・・・

 

「利益」が発生すれば、その分の”財産が増える”か、”負債が減る”か、のどちらか。

財産の中でも、『現金や預金』という財産が増えるのがベスト。

ところが、同じ財産でも『現金や預金』ではなく『商品や材料・受取手形・売掛金』tなどが増えることも。

借入金の返済などでも同様ですね。

これが”勘定あって銭足らず・・・”という現象です。

いわゆる黒字倒産の主たる原因となっている事象です。

利益は、P/L・・・すなわち損益計算書。

お金は、B/S・・・すなわち貸借対照表。

多くの中小企業経営者がもっとも意識しているのが「利益」、すなわち”損益計算書”。

しかし、今最も大事なのは、”貸借対照表”です。

この”貸借対照表”を常に意識することが健全経営に近づく重要な項目の一つといっても過言ではないようです。

いくらがんばっても、資金不足では倒産。

「利益」以上に、「現金残高」の推移を注目いたしましょう。

取引が広がり、会社が大きくなってくると取引金融機関も増え、預金通帳も増えていく企業も。

預金通帳が多いほど仕事は増えるというもの。

できれば取引は1通帳に集中させたいものですね。

先日届いた経営雑誌に通帳を1つにすることが経理の合理化になると書かれていました。

 

そのメリットは、

①預金通帳間の移動がなくなり、時間と費用がかからなくなる。

②通帳に記帳する手間がなくなり、常に会社の資金残が一目で分かる。

③資金繰りが立てやすい。

④インターネットバンキングが1つでよく、無駄な費用がなくなる。

⑤いくつもの通帳を見て、残高不足を気にする必要がなくなる。

⑥通帳を見ればだいたいの儲けが分かる。

まさに、その通りですね。

忙しい経営者にとって今いくら「お金」があるのか?を瞬時に判断することは最も大事な事柄の一つですね。

貴社の今現在の預金残高はいくらですか。

即答できる経営者は、業績も好調のはず!!!

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