本日は、学びの1日でありました。
特に、45歳である復元女性納棺師の話は、考えさせられることが多くあり有意義な時間となりました。
テーマは「死から生を学」。
笹原留さんという方であります。
全国で命の授業もされている方。
亡くなった人を安らかな表情に整え、遺体をひつぎに納めることが笹原さんの仕事とのこと。
東日本大震災では陸前高田など岩手県の沿岸部で、損傷が激しかった犠牲者の顔や体を修復して遺族に対面してもらうボランティアを実施。
300以上の遺体を復元した別名「おもかげ復元師」とも呼ばれているのだとか。
震災の死者と、まさに真正面から対話を続けてきた人物で、NHKスペシャルで活動が紹介され、複数の著書もおあれの方で、ご存知の方も多いのでは。
そのNHKスペシャルの映像も拝見させていただいての講演。
涙があふれるのを押さえることはできないほど。
笹原さんは遺体を修復するとき、さまざまに話し掛けながら進めていくのだそうです。
「頑張ったね」「もうすぐ家族に会えるよ」・・・
死と対話し、生と真剣に向き合う。
死に近いところで懸命に仕事をしてきた人たちからは、学ぶべきことがたくさんあります。
生と死をしっかりと見つめること・・・
今を大事にすること・・・
その他多くのことを学ばせていただきました。
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