次は、とあるご縁をいただいたAさんからの話です。
「人は誰でも24時間与えられていて平等ですよね。しかし、その24時間をどう使うかすで業績に差が出るんですよね。
中小企業の経営者は、誰も真面目で一所懸命に仕事をされている方ばかりです。
しかし、一所懸命努力している人たちの中でも、利益が上がる会社と赤字のままの会社があるのは事実です。
やっぱり、その時間の使い方にその結果の違いがあるようですよね。
どうしても社長でも自分がやりやすい事柄に時間を割いて本当はやらなければならない事柄がおろそかになる。
例えば現場や営業で汗水垂らしながら誰よりも頑張っているんだという思いで・・・。
しかし、製造も儲からない製品をいくら作っても利益が出るはずはないですよね。またいくら営業を幅広くやってもその営業から結果が出る営業でなければただ体を動かしてやりやすい営業を頑張っているという自己満足だけですよね・・・。本来経営者がやらなければならないことは、目標とする結果を明確にすることじゃないでしょうか。
その結果を達成するために具大的な戦略を定めて行動することが経営者の務めだと思います。
その行動の結果と計画の違いを比較してなぜ計画を達成できなかったかを分析し明日からの行動に生かすことですよね。
一生懸命仕事をしない社長さんなんて1人もいませんよ。
言えることは、”社長がやらなければならない社長業をしている人”と、”していない人”との結果が、利益が出るかでないかだと思うんですよね。
中小企業は、国の施策や景気・円安が業績を左右する直接的な要因ではないんですよね。
経営者がやるべきことをやっているかやっていないかということにつきるのではないでしょうか。」
規模の大小に関係なく、経営者のやるべきことを明確にして、それをやり抜くことが中小企業の永続発展につながる・・・と、改めて痛感した次第。
すべては他責(回りのせいにするのではなく)ではなく、自責(自己責任)。
行動あるのみですね!
Aさん、有り難うございました。
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