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2008年08月31日

働いて年金満額もらう法・・・

最近多い相談の一つが、年金について。

その中でも、受給額について。

今朝の日経新聞17面に、「働いて年金満額もらう法」という見出しの記事が掲載されています。

60歳以降も働き続けて厚生年金を受け取ると、在職中は年金受給額が減ってしまうというのが、在職老齢年金制度。

せっかく年金受給年齢になったのに減額されるのは納得いかないという方も多いようです。

では、厚生年金を満額受け取りつつ働くにはどうしたらいいのかということになりますが、必ずしも満額受給が最良とは言い切れないので注意が必要であります。

要は、年金をもらう方が働き続けたい場合、給与として受給するとその額によって年金が減額される仕組み。

であれば、個人事業主としての収入に変えることができればその減額は回避できるとその記事には書かれています。

仮に務めていた会社で働き続ける場合でも、個人事業主として業務委託契約を結めばいいとも書かれています。

ただこの場合は注意が必要です。問題は、契約を結んでもその実態が伴わなければ問題となります。

いずれにしても、年金の問題はケースバイケース。

過去の加入年数や加入年金の種類、配偶者の保険料の負担の実態等々によって大きくことなります。

詳しくは、担当スタッフまでお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。


話は変わります。

今日は、市内の神社の秋の大祭の宵宮。

今日と明日花火が打ち上げられますが、一番下の娘と先ほど、祭りへ繰り出したところであります。

屋台も多く出ていて大勢の人でにぎわっていました。

いつもの「ぽっぽ焼き」を行列に並びながら買ってきたところであります。

毎年この祭りが来ると、夏は終わりという感覚になります。

明日から、9月。

今年のあと4ヶ月となりました。

計画立てて仕事をしたいものであります。

2008年08月30日

行動すると必ず結果が・・・

本日、とあるディーラーのS店長が来所。

先日、このS店長がその店での取り組んでいることが新潟日報に掲載されていたので、「新聞記事見させていただきましたよ」と話したところ、次のような話をしていただきましたので紹介いたします。

この店長は、昨年、他の店の店長から今の店の店長に。

売上がじり貧で支店立て直しのために大抜擢されての移動だったそうであります。

前の店では、新設店の、それも初めての店長をつとめ軌道に乗せたということも理由のようです。

その店長曰く。

「おかげさまで右肩上がりで業績が改善し本当に嬉しい限りです」と。

その店自体の固有の問題を社員と一丸となって解決して努力した結果だったようです。

店舗自身は老朽化し、顧客自身も高齢化していく中で売上がじりじりと減少してきていたのが現状のようです。

そこで、この店長が考えた行動に移したことが新聞に紹介されたということであります。

それは、「今一番の売れ筋の一車種について、全12種類のボディーカラーの車を店頭に並べた」ということであります。

売れ筋色を何台か置くケースはあるそうですが、販売している全色をそろえている店は聞いたことがありません。

この店長は、この企画案をディーラー本社にあげ、トップを説得してようやく実現したとのこと。

これにより、来客者数が倍増し、売上も結果として増加していったとのこと。

来客者が欲しい車を選ぶ際に、カタログではなく、実物を見て「色」を選べるという点を顧客サービスとして実行したとということのようであります。

新聞に掲載されたきっかけは、日報の記者がネットでこのことを知り、取材させて欲しいということで来られたことがきっかけのようです。

行動すると必ず結果が表れるという実例の一つであります。

と言うことで当事務所では、恒例のITセミナーを来月11日に開催いたします。

ホームページを有効に活用し、自社の業績アップにつなげていただくためのセミナーです。

どなたでも大歓迎ですのでふるってご参加ください。

詳しくは、当ホームページ右上の「最新情報」をクリックしていただければ幸いです。


それにしても、このS店長の人柄も魅力の一つでありますが・・・。

2008年08月29日

おもいが全て・・・

本日、数ヶ月前から見積もりを頂き導入を検討中だったお客様サービスに活かすためのとあるソフトウエアを発注。

わざわざ担当者に東京からおいで頂いての契約でありました。

その担当者曰く。「契約をしていただく日にちは、大安がいいと思い、今日おじゃまさせていただきました」と。

縁起をかつぎ、大安の日にわざわざ契約締結日を設定されたということであります。

結納や結婚、地鎮祭や上棟式などは縁起をかついで大安吉日を選ぶのはあっても、モノの販売契約に大安をわざわざ選んで頂くというのは多分初めてのようであります。

契約直後に担当者から握手を求められたというのも初めてのような気がいたします。

それだけ、このソフトウエアを有効に利用してもらうことが当事務所のお客様企業の永続発展に寄与することまちがいなしという販売担当者の思いと、今後、これをスタートに当事務所を積極的に支援させていただきたいという決意のあらわれのようであります。

嬉しいが限りでありました。

その担当者は、帰り際に、一言。

「このソフトウエアの納品も、大安吉日の来月3日を予定しています。」と・・・。

納品日が今から楽しみであります。

何事も、「思いが全て」と痛感した次第でありました。

このソフトウエアもさることながら、とあるところでのこの担当者との出会いに不思議な縁を感じた次第であります。

厳しい環境下ではありますが、当事務所のお客様企業が「本物の経営」を実現していただくためのサポートを今まで以上に当事務所スタッフ一丸となって実践させていただこうという決意をこの大安吉日にさせていただいたところであります。

2008年08月28日

12月、あなたのところに通知が・・・

来年の5月21日に施行となる裁判員制度。

ご承知の通りこの制度は、一定の刑事裁判において国民から事件ごとに選ばれた裁判員が裁判官と共に審理に参加する制度であります。

本日のロータリーの例会に新潟地方検察庁の次席検事および捜査官のお2人においで頂き30分間の卓話をいただいたところです。

新潟県は、今年度3000人が12月になると「あなたは裁判員の名簿に登録されました」という案内が届く予定だそうです(全国的には350人に1人だとか)。

我が加茂市は40人が選ばれるとのこと。

ちなみに田上町は17人、三条市は131人であります(粟島浦村は1人だそうです)。

選ばれた中から、1事件についてさらに50~100人が選ばれ、裁判が開かれる6週間前に呼び出しがかかるとのこと。

その際にいろいろな事由を聞かれ、最終的に6人を選出するそうです。

この6人と裁判官3人、あわせて9人の多数決で裁決されるようです。

ただし、その過半数が裁判員全員だけで有罪にはならないそうで、必ず3人の裁判官の1人以上が有罪と判断しなければいけないそうであります。

昨年1年間で、この裁判員制度の裁判に該当するとおもわれる刑事事件は39件あったそうです。

この裁判員は無作為で抽出されることになるわけで、正統な理由が無く出頭しない場合は10万円以下の過料が課されるようです。

もし、社員が選ばれたら会社は、会社を休むことを認めなければならないことになっています。

裁判員として仕事を休んだことを理由に,解雇などの不利益な扱いをすることは裁判員法という法律が禁止しています。

社員が少ない企業においては業務が停滞することも考えられます。

その他にもいろいろな問題点があるようであります。

12月頃に、抽選で皆さんのだれかに「あなたは裁判員に選ばれました」という通知が届くとのことですので人ごとではないということですね・・・。


来年の6月まで、当ロータリーのプログラム委員長を仰せつかりましたので、メンバーに時代をとらえる役立つ卓話を外部講師に務めてもらおうと思っています。

今回の検察庁の方においでいただいたのも、その理由からであります。


実は、この裁判員制度の普及のためのビデオを昨年視聴。

豪華キャストでの1時間もので、見応えのあるものでありましたよ・・・。

2008年08月27日

珍しいフルーツや野菜を頂きました・・・

本日訪問させていただいたお客様から珍しいフルーツを事務所スタッフへということでいただきました。

それは、「グアバ」。

海外ではよく飲む機会があるグアバジュースでおなじみの「グアバ」です。

初めて現物を見ることができました。

「グアバ」といっしょに「島バナナ」も。

昨日は昨日で、初めて見る「ヘビキュウリ」をあるお客様から頂きました。

食べるとお金が貯まるそうであります。

貴重な品々を本当にありがとうございました・・・。

2008年08月26日

ガソリン代の節約・・・

本日おじゃまさせていただいたお客様企業での会話・・・。

社長・・・ガソリン代の節約のためにセルフで一番安いところで入れています。

幹部役員・・・社長がそうやって節約しているのに、社員はコーヒー代一杯くらいしかちがわないのだからといって値段関係なく入れているんですよ。

ガソリン一回当たりの金額の問題よりも、会社が一丸となって経費節減をしようという意識が、会社全体の業績アップにつながるのではと、話させていただいたところです。

その後の話で、この会社の社員の1人は、エコ運転に心がけているとか。

具体的には、車に乗る際はエンジンの回転を2000回転以上にはいかないように運転しているのだとか。

必然的に急発進や急加速はできなくなるというもの。

ちょっと気になる点は、高速に乗り入れるときに本線に合流するまでの距離がかかりすぎる点だとか。

エコ運転をこころがける事は良いことですが、時と場合を考えて運転することも大事と言うことを痛感した次第。

皆さんは、どんなエコをやっていますか・・・。

2008年08月25日

地方銀行の再編待ったなしの状況に・・・

先にお伝えいたしましたが、金融庁の厳格な検査が地方銀行にもいよいよ到来という記事です。

貸し渋りはダメ、でも不良債権処理は進めろという半ば相反する課題を金融庁は厳格検査で地銀に求めるようです。

地方銀行の再編はまったなしのようです。

ヤフーのニュースに掲載されていましたので参考までに・・・。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080825-00000001-dol-bus_all

中小企業と金融機関のかかわり方を今一度見直す時期であります。

真のサービスとは・・・

週の始まりです。

そのためか、朝事務所の前を通行する方々から“おはようございます!”とそれも笑顔で交わされると今週も頑張ろうという気持ちが更に高まるというもの・・・。

本日は、事務所前で2人の女性と朝の挨拶をさせていただいたところです。

昨日・一昨日のモチベーションカレンダーの自己啓発格言は“「サービス」とは要求される前に実行してこそ「真のサービス」である”。

要求して実行されたことを「サービス」と思う人はほとんどいない。大切なことは、相手の状況をわが事として注意してみれば、自然と相手が望むこと・考え方がわかり、ピントぴったりの対応ができる。これを真のサービスという・・・という解説であります。

相手が望んでいること以上の対応をすることで慶んでいただけるサービスをぜひしたいものです。

挨拶も、言われてからするのではなく、先にいうように心がけたいと思った次第であります。

今週も充実した週にしましょう・・・。

2008年08月24日

秋の到来・・・

気がつけば、秋がすぐそこまで・・・。

そんな日曜日でありました。

長女の何気ない一言からであります。

駐車場をはさんでの隣の家の木に栗の実がなっているのをみつけ“栗がいっぱい!!”と。

オリンピックの連日の感動が、秋がそこまで来ているのに気がつかなくさせていたのでしょうか。

ぜひ、食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋を満喫したいものです。

こうしている今も、窓の外からは、鈴虫の音色が聞こえてきています・・・。

2008年08月23日

チームワークでチャンスをものにする・・・

北京五輪は、連日、日本国民はじめ世界に感動を与え続けています。

一昨日のソフトボールの金もそうであります。

また昨日の男子400メートルリレーも、その一つでありました。

千載一遇のチャンスを生かし悲願のメダル獲得。

前回のアテネは4位で、今回は3位。

予選でアメリカ、イギリス、ナイジェリアがバトンミスで姿を消したがための棚ぼた的メダルというのは否定し得ない事実ですが、そのまたとないチャンスを生かすことはチームワークの素晴らしさ以外のなにものでもないのではないでしょうか。

今朝の新聞によると、4人全員の個人種目が終わったあと、4人は19日と20日の夜、夕食後に集まって話し合い、どうしたら早く走れるのかと言うことについて午前2時頃までの約5時間、競技への熱い思いをぶつけ合ったとか。高平選手は、“お父さん(朝原選手)にメダルの土産をもたせてやりたい”との思いで、塚原選手は“上の2人を僕らが支えるような走りをしよう”と、お互いが相手のために全力を出し切っての銅メダルを勝ち取ったようです。

1人+1人+1人+1人が一つの心になったということでしょうか。

それにしても、3位とわかった瞬間にバトンを点に放りあげ、4人の仲間が抱き合った瞬間は最高でありました。

“最高の舞台で最高に気持ち良かった”という話された言葉も印象的でありました。

2008年08月22日

それをなぜやるのか・・・

昨日、ある会合で短い時間ではありますが、講演をお聞きする機会がありました。

内容は、目標達成の方法について。

目標を定めたならその目標に対してどれだけ力を込めて行動していくか。

自分の持っている力をどれだけ出し切ったかが結果以上に大事。

そのためには一歩一歩やり抜くことであるというような内容。

さらに、物事をやりぬく時に一番大事なことは、“それをなぜやるのか、そのやることの意義付けやその理念”を明確にすることだと。

そうすることによって力を集中することが可能になり、目標達成に近づくことが可能になるとのこと。

“不動の信念が環境を動かす”とも、その講師の方が話されたことが印象的でありました。

その後、違った話に移った際に、なるほどと思ったことがもう一つありましたので紹介いたします。

相手から話を聞く際には、“聞く側が感性をもっていなければ、何を聞いても伝わらない”と。

伝え方も大事ですが、聞く側も相手が何を伝えたいのかを是が非でも聞き取るんだという意欲が全で、自身の感性を磨かなければならないということを痛感した次第であります。

2008年08月21日

素晴らしいご夫婦・・・

昨日夕方担当スタッフと共に訪問させていただいたお客様企業でのことです。

いつも、社長様と奥様がそろって対応していただいていますが、今回もいつも通り忙しいところお2人より時間を割いていただきました。

その際、現在の売上状況と今後の売上計画を社長様からお聞きし、その目標を達成する決意を改めてお聞きした次第。

奥様からは、資金繰りの現状と今後の計画についてお話をお聞きしたところです。

お二人が時折顔を向き合いながら、“そうだよね”といいながら計画の内容を再確認している姿がほほえましくまた頼もしく見えた次第。

厳しいながらも、絶対やり抜くという決意のほどが伝わってきたところです。

社員が数名いられる事務所内の雰囲気も活気に満ちあふれていました。

帰りの車の中で当事務所も全力で支援しなければと思いながら事務所に帰ってきたところでありました。

それにしても、素晴らしいご夫婦であります。

2008年08月20日

適格年金からの移行先は・・・

17日のこのコーナーで書かせていただいた税制適格年金の2012年3月末廃止問題が今朝20日の日経新聞12面に書かれています。

あと4年後に廃止になるこの適格年金契約がまだ32826件ほど移行や解約がされずにいると伝えています。

この廃止になることは知っているが、対応はこれからという方がほとんどのようです。

すでに移行済みの企業年金の移行状況が掲載されていますので参考までに紹介いたします。

・厚生年金基金への移行 70
・確定給付企業年金への移行 4475
・確定拠出年金への移行 4707
・中小企業退職金共済への移行 14325

やはり、先日も述べたとおり、「中小企業退職金共済」への移行がダントツであります。

移行がまだの方は、この「中小企業退職金共済」をぜひ前向きに検討いただければと思います。

適格年金から中小企業退職金共済への100%移行ができるのが魅力の一つであります。

2008年08月19日

中小企業への貸し渋りをふせぐために・・・

本日19日、金融庁は、ホームページにて、平成20年度(20年8月~21年9月)の検査基本方針を発表しています。

http://www.fsa.go.jp/news/20/20080819-2.pdf

この方針の中で、金融庁は金融機関の中小企業への資金供給に向けた態勢整備について、金融検査マニュアル別冊の趣旨を踏まえた融資態勢となっているかどうかを特に重視し、中小企業に対する金融仲介機能の十全なる発揮を促すようです。

その際特に、『融資先の赤字や債務超過、貸出条件の変更といった事実のみで判断するのではなく、経営・財務の特性等を十分に踏まえた上で融資判断・リスク管理を行っているかに注目』すると書かれています。

また、『不動産担保や個人保証に過度に依存せずに事業価値を見極める』融資手法など、中小企業に適した資金供給手法の取組事例については、積極的に評価し、金融検査評定にも明確に反映させるとしています。

要は、金融機関の中小企業への貸しぶりを防ぐために、地域金融機関の融資体制を重点的に検査するという方針のようです。

具体的な検査先は、信用金庫・信用組合がダントツで175件となっています。

経営計画を定め、それに向かって努力している中小企業(たとえ現在が赤字決算となっていても)にとっては金融支援についての朗報であります。

2008年08月18日

相続税の事前シミユレーションを・・・

いよいよ本日より、業務再開です。

今年は高校野球だけではなく、オリンピックの結果にも一喜一憂させられた夏期休暇でありました。

さて、今相続税の申告を受託した案件に着手中。

被相続人の財産を把握し、それぞれについて財産評価を行ったうえで、法定相続人間で遺産分割協議を実施。

その後相続税を各相続人ごとに計算するという手順。

毎回感じることは、生前にある程度相続財産を把握し、相続が発生した場合の税額をシミュレーションし、だいたいの税額を事前に把握しておくことの必要性です。

ただ、本人にその意志がないとなかなかそのシミユレーションの実施は難しいところがあります。

ムダな相続税を払わないためにも、また将来納付すべきだろう納税資金確保のためにも事前把握をおすすめいたします。

これらの相談はお気軽に当事務所へ・・・。

2008年08月17日

適格年金からの移行は・・・

昨日の日経新聞27ページに、“県内地銀、401K受託を加速”という見出し記事が掲載されています。

内容は、第四銀行と北越銀行が、日本版401Kの運営管理受託に本腰を入れ始めたとい
う記事。

現在、多くの企業で利用している“適格年金制度”が、2012年に廃止されることになっているためで、その移行先として力を入れているというのが背景にあるようです。

「401K」という言葉は、耳慣れない言葉かもしれませんが、時々、新聞紙上などに登場します。

「ヨン・マル・イチ・ケー」と読みますが、日本では2001年10月にスタートした制度で、確定拠出型年金とも呼ばれ、これまでの日本には無かった新しい年金制度です。

確定拠出というのは、拠出(=掛け金)が確定しているという意味ですが、その反面将来受け取る年金の額は、掛け金の運用によって変動するというリスクがある年金です。

運用がうまくいけば受け取る年金の額が増加する反面、株価の下落などにより運用が失敗すれば年金額も減少することになります。

この日本版401Kの加入のメリットとデメリットは次のように言われています。
 
〈従業員のメリット〉

・これまでの年金と違い、個人勘定(個人別管理資産)が設定されるので自分の積立残高や運用状況が明確。

・運用者が自分自身のため、運用商品を自由に選択できる。

・税制面で優遇措置がある。

〈従業員のデメリット〉

・運用リスクを加入者それぞれが負い、将来の年金給付額は加入者の運用成績に左右される。

〈企業のメリット〉

・運用リスクを負う必要がなくなる。

〈企業のデメリット〉

・投資教育を従業員にする必要がある。

などなど。

401Kの導入には、慎重な判断が必要となりますので、これらのメリット・デメリットを十分理解した上で、導入の可否を決定したいものです。

熟慮のうえ、401Kの導入を断念される場合は、『中小企業退職金共済』への移行をぜひ、おすすめいたします。

http://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/tekinen/index.html

適格年金からこの中小企業退職金共済への移行の場合、掛金納付月数の通算月数を120月以内とする制限が撤廃され、平成17年4月1日から全額移換が可能となったため、大変有利です。

http://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/tekinen/tekinen01.html

ぜひ、ご検討ください。

2008年08月16日

夏を満喫・・・

夏の風物詩といえば、花火、盆踊り、海水浴、キャンプ等々。

数え上げたらきりがありません。

皆さんは、そのうちいくつ満喫しましたか。

夏でしか味わえないものはぜひこのときばかりと言うことで体験し、思う存分夏を体感したいものですね。

当事務所の夏休みも明日で終わり。

また、明後日からスタッフ全員でふるパワーで充実した日々をおくるべく頑張る所存です。

またまだ夏は続きますが、夏にしかできないことをやり損ないように・・・

2008年08月15日

感動の連続・・・

男子体操総合で銀メダルを獲得し、日本国民に感動を与えてくれた内村航平選手。

あん馬で二度も落下して一時は24選手中23位となり、アナウンサーもメダルは絶望的に近いというような表現をしていたほど。

そこから2位まで駆け上がることを誰が予想したのでしょう。

負ける気がしないという言葉が出るくらいの自信の持ち主のようですが、内村選手が表彰台に上がる前に、銅メダルを獲得し先に表彰台に上がっていた選手に握手を求めて健闘を称えていました。

このことからも内村選手のスポーツマンシップをたたえるに値するものなのではないでしょうか。

いずれにしても、数々の筋書きのないドラマの連続でありのす。

多くの感動を与えてくれて“ありがとう”の一言です。


今日15日は、63回目の終戦記念日。

新今朝の新聞1面にこの記事を掲載していたのは東京新聞1社だけだったそうです・・・。


2008年08月14日

新触感のシャーペット・・・

この夏、はまった飲み物があります。

その名は、サンガリアの「氷晶シャーペット」。

シャーベットとペットボトルをかけて「シャーペット」と命名したとのこと。

小島よしおさんが「あち~!でもそんなの関係ね~!」とCMしているとのことですが、まだお目にかかってはいませんが・・・。

シャーペットの楽しみ方は次の通りです。

①冷蔵庫で凍らせる。
②少しとけるまでしばし待つ。
③ほどよく溶けてきたらもんで振って中身をほぐす。
シャーベット状になったらペットボトルを押しながら飲む。

ちなみに、コンビニ(ファミマやサークルK)では、カチコチに凍った状態で売られています。

車の運転には最高ですよ。飲み始めてから1時間弱は持つようです。

ちゃんと、飲み始めと飲み終わりの味の差が少なくなるよう工夫されている心配りがまたいい点です。

メロン味はなかなかですよ・・・。

ぜひ、ご賞味ください。

http://www.sangaria.co.jp/products/hyosho/hyosho-sharpet/

今日は越後加茂川夏祭り。

2キロの大ナイヤガラは何度見ても壮観でありました。

心配された雨も大丈夫でありました。

2008年08月13日

すべての仕事に「締切日」を・・・

本日13日より17日まで当事務所は夏期休暇であります。

お盆を迎えたりと、あっという間に過ぎ去ってしまう休暇かもしれませんが、充実した日々にしたいものですね。

最近購入した書籍「デッドライン仕事術」を今読んでいます。

デッドライン仕事術とは、「就業時間も仕事も、全て締め切りを設定する」という、仕事手法。

①だらだらと残業せずに、毎日、「今日は○時に帰る」と決めて仕事をする。

②「来月中旬ごろ」という曖昧な言い方はやめて、「×月×日まで」と全ての仕事に締切日を入れる。

この2つを実行するだけで、仕事効率は驚くほど上がると書かれています。

著者は、この本の中でさらに次のように書かれています。

・・・「時間がいくらあっても足りない」と愚痴をこぼしている人に限って、実は「時間はいくらでもある」と思っているように見えて仕方がない。本当に「時間がない」と思っているなら、もっとテキパキと働くはずだからだ。ところが、現実には、「時間がない」と言うわりに、すぐに片付くはずの仕事にもなかなか手をつけず、先送りしてだらだらと働く姿が目につく。「足りない」はずの時間を、湯水のように惜しみなく使っているのだ。「仕事量が多いから残業せざるを得ない」のではなく、「残業すればいい」「休日出勤すればなんとかなる」と思っているから、就業時間内に仕事が終わらないのだと思う。だとすれば、足りないのは、「時間」ではなく「スピード」である。有限の時間の中で、より多くの仕事をすれば、それに費やす時間は3分の1ですむ。小学生でもわかる、簡単な理屈だ。大量の仕事をこなすためには、「労働時間を増やす」のではなく、「効率を上げる」ことを考えるべきなのである・・・

では、どうすれば仕事の効率が上がるかということ、それは、時間に対する考え方を改めることだそうです。

「終わるまで仕事をする」ではなく、「就業時間内に仕事を終わらせる」ことを考えるのが効率アップの第一歩と明言しています。

このように言うと、「時間の制約なしにじっくり取り組まないと、仕事の質が落ちる」と反論する人がいるに違いないものだが、現実は逆で、時間をかければかけるほどクオリティが高まるというのははっきり言って幻想にすぎないとのこと。

人間は基本的に「怠け者」だから、時間がいくらでもあると思うと、面倒なことはつい後回しにしてしまう。机にむかっているが何もしていない、というムダな時間が増えるだけだからだとか。

限られた時間の中で集中して仕事をこなしたほうが、結果的には質も高まることが多いと断言。

著者は、一夜漬けで試験勉強をしていた学生時代を振り返れば誰でも思い当たる節があるはずと次のように述べています。

「試験の期日が決まっているから必至で勉強するわけで、もし、“キミの準備が終わり次第、試験をやろう”ということだったら、誰も勉強などしない」と。


現社会は、ビジネス環境の変化が著しいため、ぐずぐずと時間を掛けている内に、前提となる条件が変わっていることすらあのが現状。

たとえ失敗に終わったとしても、早く結果を出して「次」に備えた方が、チャンスを生かすことができると著者は述べていますが、なるほどと思った次第。

ぜひ、これからはすべての仕事に「締切日=デットライン」を入れるようにしたいものです。

2008年08月12日

第10回事業承継セミナー・・・

本日夕方より、第10回目の事業承継セミナーを開催。

今回のテーマは「中小企業経営に関わる税務」であります。

中小企業経営に関わる国税・地方税を説明し、それぞれについて解説。

特に所得税の仕組みや法人税の仕組み消費税の仕組みを中心にすすめたところです。

次回は、9月10日。

テーマは「中小企業経営に必要な会社法を学ぶ」であります。

いよいよ大詰め。残すところ、あと2回となりました・・・。

2008年08月11日

ノーアタック、ノーチャンス・・・

北京オリンピックの活躍が連日報道されており、目を離せない状況です。

今朝、お客様企業に訪問する際の車の運転中に、スピーカから流れてきたのが、F1ドライバーの佐藤琢磨選手と子供たちの話。

子供たちが、佐藤琢磨選手に「座右の銘」は何ですかと質問したのに対し、「ノーアタック、ノーチャンス」と即座に答えていました。


行動を起こさなければ何もチャンスは生まれないし、めぐっても来ない、 チャレンジしなければ、チャンスはつかめないという意味なのでしょうか。

この「ノーアタック、ノーチャンス」という言葉は、物事全てに当てはまるような気がいたします。


何事も、この「ノーアタック、ノーチャンス」の精神で行動したいものですね・・・。

週の初めから、いい言葉を耳にしたので紹介させていただきました。

2008年08月10日

信頼を得るためのステップ・・・

昨日のフナイFAXからです。

タイトルは、「信頼を得る3つのステップ」。

35歳までの若い世代は「信頼に値するクセをつけること」が大切。

そのために必要なのは、①約束を守る、②学び好き、③論理的、現実的である、④不平や不満を言わずプラス発想型である、⑤居場所がはっきりしている。という5つ。

若い頃のライフスタイルは一生を支配するので大事。

35際以降の壮年期になると、「信頼される行動をとること」が目標となる。

この前の段階をキチンと過ごせばかなりの信頼感を得ているはず。

しかし、信頼とは築くのはむずかしく、壊すのは簡単。

そこで、①逃げない、言い訳をしない、②どんなことにでも前向きに誠心誠意やる、③損得より善なる行動をとる、④自信をもつ、⑤他人の欠点を指摘したり悪口を言わない、ということを念頭に置く必要がある。

55歳以降となると、いよいよ人間として総仕上げの時期になる。

この時期のテーマは「信頼される人間になること」。

①誰もがナットクする哲学を持つ、②どんなものでも大事にする、③他人の足を引っ張らない、④「我」よりも「公」を大事にする、⑤謙虚であり、出処進退がきれいである、というのがポイント。

こうして信頼される人間になるべく努力を続けると、苦境に陥ることも少なくなり、仮に陥っても人が助けてくれるようになるものであると締めくくられています。


自身は、上記の区分でいうと、壮年期。

その①~⑤を常に念頭に置いて行動し、55歳からの人間としての総仕上げの時期を迎えられるようにしたいと思った次第であります。

2008年08月09日

個人事業の事業承継

本日、とある商工団体の職員の方からの次のような税務相談がありました。

個人事業主の方で、その専従者である長男にそろそろ事業承継を行いたいと考えているがそのやり方とタイミングについての相談でありました。

実質的な経営者が、父から長男に変わっているのであれば事業承継を行い、その長男の所得として今後申告することが大前提となると説明した上で、その際の父から長男へ譲渡すべき事業資産の選別、また譲渡せずに使用貸借とすべき資産の説明及び、その手続き等々について説明させていただいたところであります。

その際、当事務所では、事業承継前と承継後の家族全体の税負担等の増減のシミュレーションも行うことができますよという旨を伝えたところであります。

特に消費税については注意が必要である旨、付け加えさせていただいた次第。

消費税の課税事業者である事業主(親)が死亡し、その後子供が相続による事業承継を行った場合と、生前に事業承継を行った場合とでは、消費税の扱いが異なることになります。

前者は、子供に消費税の納税義務が引き継がれますが、後者は納税義務は引き継がれないことになるからであります。

要は、生前に事業を引き継いだ方が、引き継いでから2年間は、本来収めるべき消費税があっても税務署に納めなくてもいいということになります。

今回の事例では、現事業主は1年間80万円ほどの消費税を納められているということですので、この事業を生前に事業承継した場合では、当初2年間消費税(2年間で160万円ほど)を払わなくてもいいことになりますので、だいぶ有利になる計算となる旨伝えたところであります。


2008年08月08日

ガン保険・・・

本日、親しくさせていただいている方から、相談でありました。

数十人規模の会社で、福利厚生を目的として保険を検討しているが、相談にのってほしいという内容。

とあるところから社員に対してガン保険の付保の提案を受けているのがきっかけのようです。

企業は、社員があって初めて成り立つもの。

その社員が仕事をする上での環境を整えてあげること(社員に対する見舞金制度や弔慰金支給制度)が、仕事のやりがいにもつながって結果的に会社の業績にもつながるというものです。

今や死亡原因の第一位は、脳卒中を抜いてガン。

そのガン保険を付保するニーズはますます高まってきてはいますが、本来の福利厚生を考えるならば、どんな病気でも保険が支払われる入院保険やどんな原因で死亡しても支払われる生命保険をまず第一に考えなくては意味がありません。

それらの最低限の保障を付保したうえで、その上乗せとして特定疾病としてのガン保険を付保するのがベターであると考えます。

ガン保険は、全額損金となり、かつ、万が一中途で解約期した場合には高い率での解約返戻金が支払われるので、節税の効果も期待できます。

加入対象者も、特定の一部の社員だけにするのではなく、勤続何年以上の社員等というような基準にすることが大事であるのは言うまでもないことと付け加えさせていただいたところであります。

2008年08月07日

ご夫婦の会話・・・

本日担当スタッフと共に訪問させていただいたお客様(個人事業所)での、そのご主人と奥様の会話です。

奥様・・・「本当に主人のおかけでこうやって仕事ができて幸せです。」

ご主人・・・「本当にいい従業員や取引先に恵まれ幸せです。」

と言う会話。

この会話をお聞きし、本当に素晴らしいご夫婦だと痛感した次第でありました。

当然業績も順調に伸びているのは言うまでもないところです。

こちらのご夫婦の趣味は共通していて、整理整頓とのこと。

休みの日になると、家で整理を行うのだとか。

今年新たに当事務所のお客様となられた事業所でありますが、伺うたびにいろいろな気づきを頂いている次第。

こちらの事業所の目標は、3年後に年商1億とすることと明言。

当事務所も全力で支援させていただきますとお伝えしたところであります。

2008年08月06日

業績を伸ばしている同業他社をライバルに・・・

今週初めに訪問させていただいたあるお客様企業の社長の言葉が印象的でありました。

「仕掛けた以上には、売上は上がらない。」

いろいろな販促を企画し、実施することによって狙った層の顧客を呼び寄せ売上を着実に増やされている企業であります。

結論は、仕掛けなければ売上は上がらないし、仕掛けた以上の成果は上がらないと言うことのようです。

しかも、高価な商品を扱っているにもかかわらず、着実に実績を伸ばしている企業であります。

こちらのお店の商品は高いものだという認識が常に買う側に浸透しているにもかかわらず、売れる。

それは、いいものしか売っていないという信頼関係が定着しているからであります。

また、業績を伸ばされているもう一つの要因は、地元に限らず、県外の伸びている同業他社とライバル関係を気づき互いに競っているからのようであります。

厳しい経済環境の中、売上も思うように伸ばすことがむずかしい昨今です。

とかく、まわりをみて、どこどこの会社もやはり売上が低迷しているから自社の業績が悪いのはしょうがないとはなされる方にまれに出会います。

自社の業績が思わしくないことに対する言い訳のために、同じように業績の悪い同業他社だけを視野にいれて業績が悪いのは景気のせいでしょうがないと思って過ごすか、逆に、業績を着実に伸ばしている同業他社をライバルにしてなぜこんな時代にもかかわらず伸ばしているのかととらえ自社もできないはずはないと考え前向きに経営するかで、業績に180度の開きが出るというものですね。

おかげさまで当事務所のお客様は、規模の大小関係なくそれぞれ前向きな方々ばかりで自社の経営課題を直視し、確実に業績アップにむかって邁進されておられます。

当事務所もスタッフも、日々のお客様企業へのサポートのしがいがあるというものであります。

2008年08月05日

保険の見直しを・・・

このところ、生命保険についての相談が多く見られます。

昨日も電話にて問い合わせがあったところです。

知らず知らずのうちにすすめられるがまま入ってしまうのが保険。

会社経営において、保険は必要不可欠のものですが、ムダなはいりかたをしていないか今一度チェックしたいものですね。

生命保険等に入る目的は、社員が安心して働けるためのリスク保全と経営者の病気や死亡に対するリスク保全です。

火災や事故等に対するリスクも損害保険でカバーしなければなりません。

同じ掛け金でも、積み立て部分が多く万が一の際に受け取る保険金が意外に少ないケースが多々あります。

基本は、まず保障が第一です。

掛け捨ての保険であれば安い保険料でもある程度の保障を買うことが出来るというものです。

ムダな保険は今すぐ解約することです。

安くてシンプルなものに入るのが一番賢い方法です。

当事務所スタッフは、保険の資格を有しており定期的に保険についての研鑽を積んでいます。

お気軽にお問い合わせいただければ、保険診断と最善の提案をさせていただきます。の


話は、変わります。

本日は、スタッフとともに6人でホテル新潟にて税理士会統一研修に参加。

会場は1000人前後のすし詰め状態で午前10時から午後4時30分までの一日研修でありましたが、実り多い研修会でありました。

スタッフの皆さん、大変おつかれまでした。

2008年08月04日

どんなに「いいモノ」でもその「良さ」が伝わらなければ・・・

あの雪国まいたけの大平社長がこだわりにこだわった「雪国もやしは~メチャメチャ高いから~みんな絶対買うなよ~♪」というCMができたエピソードが日経ベンチャー8月号に掲載されています。

あの人気お笑い芸人のはなわが歌う、逆張りCM。

このCMは、大平社長自らが制作の指揮をとったものだそうです。

CMソングの候補を100曲以上もボツにした末に完成たのがこれだとか。

このユニークなCMのおかげで大きな評判を呼び「雪国もやし」の売り上げは前年同期比7倍以上にも増加し減益がつづいていた業績を回復させる原動力になったとのこと。

このCMをつくるにあたって目指したのは、とにかくインパクトのある広告。

「あのモヤシを人目みたい」と消費者に思わせ、スーパーを何軒も探し回って、疲れた果てた末、店員に「何であのモヤシがないのよ!」とクレームを入れるくらいの騒ぎを起こしたかったからだとか。

CM 製作会社にその旨を相談すると、「はなわ」の起用を打診され、知らない名前であったが自分で曲を作りギターで弾き語りをすると聞き応諾。

しかし、大平社長はできあがってきた候補曲を次々ボツに・・・。

広告のプロが見るとどれも悪い出来ではなかったそうですが大平社長の基準には届かなかったそうです。

そのCMのオンエアが2週間後に迫っても、歌は決まらなかったそうで、「はなわ自身が降りたいとまで言い出した」と制作会社から聞かされ、思案の末、大平社長は一つのリクエストを出したとのこと。

それは、「雪国もやしは高い」という一節を入れて、もう一曲作ってほしいというもの。

数日後にはなわが返してきたのが例の歌詞だったそうです。

大平社長は「これだ!」ということで即座にゴーサインを出したとのこと。

幹部社員はメーカーが消費者に買うなよと言うなんて非常識と猛反対。

しかし、大平社長は押し切ってこれに決定。

「安い」の常識なモヤシが「高い」と言われれば、誰もが好奇心を刺激され、「どんなモヤシか食べてみたい」と思うもの。

「買うなよ」と言われれば、ますます欲しくなるというものであります。

現実には、「雪国もやし」の価格は安い・・・。

高いのは値段じゃなくて「理念」だということを説明しようとパッケージに「高い理念」の4文字を
加えたそうであります。

パッケージの裏面には雪国まいたけの食のこだわりまで印刷・・・。

CM放送後、「あんなふざけたCMを流してどういうつもりか」というクレームが殺到した一方で「どこに行けば買えますか」という問い合わせも日増しに増えいったそうです。

そんな中、テレビ局が取材に・・・。

大平社長自らこのCMの意図を説明。

この「種明かし」が情報番組で紹介されるや、小売店からの問い合わせが急増。

翌月には取り扱い店数が前年比の6倍に増え爆発的な伸びとなったというのが真相のようです。


いくらいい商品でも、流通の壁に阻まれ売り上げが増えない。

であれば、直接CMで消費者に訴える作戦に出たという次第。

それも、絶対に妥協しないと決めていたことが結果につながったようです。


ちなみに、ボツになったCMフレーズは次の通り。

『雪国もやしは魚沼の水育ち~、しゃきしゃきのもやし~』
〈ボツの理由〉魚沼の水と聞いてもピンと来ない。
しゃきしゃき=もやしの食感は使い古されている。
安全でおいしいのは今時当たり前。

『もやしを燃やして~、もやしファイヤー♪』
〈ボツの理由〉流行語になったからといって、商品がほしくなるわけではない。
ファイヤー自体、大仁田厚が愛用していた言葉で、特段、珍しくない。

『雪国もやしを食べると~、なぜかいいことがあるんだ~♪』
〈ボツの理由〉そもそも何の広告かわからない。
冷静に考えれば、もやしを食べたくらいで幸せになれるわけがない。

社長のこだわりにこだわり抜いた広告と、商品に対するあつい思いが成功の要因のようです。

さらに、「雪国もやし」はありませんかと、消費者に足を運ばせたいという社長の信念が結実したと言っても過言ではありません。

社長曰く、「どんなにいいモノでもその良さが伝わらなければ売れない。売り方を考えるまでが経営者の仕事だとあらためてわかった」と述べているのが、大変印象的でありました・・・。

トップの決意や決定がすべてのようであります。

2008年08月03日

勝負するときには・・・

先日、フジテレビの人気アナウンサーの高島アナが、何気なく話していたのが印象的でありました。

丑の日に、ウナギを食べるというニュースの中で、高島アナは、大のウナギ好きだという話に。

そのため、高島アナはいつも食べれるようにと冷凍庫にウナギが常時入っているとのこと。

高島アナ曰く。

“仕事とかで、どうしてもここで力を発揮しなければならないと言う時にこのウナギを食べてパワーアップする”と言うような会話をしておりました。

勝負に出るときや、ここ一番決めなければと言うときに、自身の慣習や行いことを決めておくのは大事なことであります。

そうやって勝ち癖を身につけたいものであります。


残念ながら、夏の甲子園新潟県代表校の新潟県央工業高校は、破れはしたもののねばり強い闘いぶりで県民にパワーを与えてくれました!!

2008年08月02日

全ては戦略次第・・・

スタッフと共に昨日参加したセミナーで、講師曰く。

“人と同じことをやっていると業績は落ちる”

“去年と同じことをやっていると業績は落ちる”

さらに、

・・・良い会社をつくるには次の5項目がポイントです。
〈一番目〉経営理念、その前提としての人生理念を持つことが芯をもつこととなりブレない。
〈二番目〉世のため人のためという利他思考が大事。
〈三番目〉夢を語りビジョンを共有(経営計画発表会、朝礼等)して方向性を示す。         〈四番目〉あきらめない。
〈五番目〉全ての原因は自分にあると考える(自らが源)。

要するに、自社の経営理念の具現化のために、具体的な経営目標を掲げそれを実現するための道筋(戦略)を立て、実行し、管理していくことこそが良い会社をつくりあげることにつながるという話でありました。

ところで、業績悪化となると、金融機関などは固定費の削減を指導されますが、多くの経営者は全ての固定経費を同等に扱い一律○%カットとようとするケースが見られます。

とかく、売上をアップするという努力に目を向けず、経費削減だけを一生懸命すすようとする経営者の方がおられますが、いくら固定費を削減しても限度があるというもの。

経費は大きく分けて管理費と戦略費用に分けられますが、この戦略費用をしぼると新たな顧客は生まれないどころか、既存顧客すら失うことにならないとは限りません。

目先の事柄だけにとらわれることなく先を見た経営をしなければ、生き残れない時代であります。

有意義な研修会でありました・・・。

2008年08月01日

心配りの大切さ・・・

ネットやデジタル機器が普及し、コミュニケーションの方法が多様化している昨今。

今朝の日経産業新聞に『ネット・携帯にトラブルの芽』と題した記事が掲載されています。

記事によると、
会社内によくある事例として上司が部下に「あの件はどうなった?」と聞くと、部下が「メールで報告しましたが」と「読んでいない方が悪い」とばかりの態度をとるケースが・・

メールよりは電話、電話よりは直接会うことがビジネスの基本であるのはいうまでもないこと。

新。
聞記事には、次のような気をつけるべきデジタルマナーが紹介されています。

①打ち合わせの日程変更、事故発生など重要連絡・・・電話で「メールでお知らせしましたが・・・」と直接伝える。

②資料の作成など仕事の依頼・・・期限を含め、口頭でもメールの内容を伝え説明する。
 
③上司への報告・・・メールで送ったとの一報を。

④顧客に提案書、企画書などを提出・・・電話で、「これから送信します」「届きましたか?」と伝える。

当たり前といえば当たり前のことですね。

あくまでも、メールは補助的手段であるということを肝に銘じたいものです。


以前体験したことをひとつ・・・。

ある提携先の企業担当者から、メールで用件が送られてきて、その文章の最後に「至急回答願います。」と。

それを見た私は、至急であれば、メールではなく電話で伝えるべきではと伝えたことがありました。

ささいなことで、せっかくの人間関係がぎくしゃくしてしまってはもともこもないというものです。

なにごとも心配りが大切というものですね。

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