2003/ 6/30(月)曇り 『1日2リットルの水を!』 昨日届いた「日経ベンチャー7月号」の記事からです。 最近話題になっている「血液をサラサラにする健康法」についてです。 酢や青魚、納豆、野菜などの摂取がその代表格ですが、より身近で経済的なのが、水を飲む方法であると紹介しています。 水を飲めば血液がサラサラになるばかりでなく、体内の毒素を早く外に出す、便秘を解消するなど、様々な健康効果が期待できるようです。 では、1日にどれくらいの水を飲めばいいのか・・・。答えは1.4リットル以上。目安は2リットル。 起床時、入浴前後、就寝前には必ず飲む習慣づけること。 欲をいえば、現代人に不足がちなミネラルの多い水がおすすめ。ミネラル不足からくるイライラ、疲れなどの不調が改善できるからとか。 2時間おきに、コップ1杯の水を飲むと簡単に2リットルは達成できるそうです。 早速、今日から意識して行動することに・・・。
早いもので今日で平成15年も半分終了。明日から折り返しの後半に突入です。今年度の行動計画を今一度チェックしなければなりませんね。 2003/ 6/29(日)小雨 『会社は粗利益で生きている』 ランチェスター経営で有名な竹田陽一先生は次のように述べています。 会社は粗利益で生きている ・・・経営の全体像を正しくつかむとともに、経営を構成している大事な要因を正しく押さえる作業はとても難しくなりますが、次の事例を考えると手掛かりがつかめます。 人は食事から摂るカロリーによって生きています。もし、必要なカロリーが得られなければ徐々にやせていき、やがて死んでしまいます。内乱が起きている国では、多くの人が死んでいます。 会社という組織体は、粗利益によって生きています。人件費やその他の経費はもちろん、借入金の返済も粗利益から支払われているのです。もし必要な粗利益が得られなくなると、会社の体力は赤字によって徐々に弱っていき、やがて死んでしまいます。倒産です。倒産しないためには必要な粗利益を、しかも一定して取り続けなければならないのです。 会社の中では会議を開いたり帳簿をつけたり、あるいは資金繰りをしたりと「実に様々な仕事」がされていますが、お客のお金をもらったとき以外で、粗利益が生まれる仕事は1つもありません。・・・
とかく売上だけに意識が行きがちですが、粗利益がいくらかがすべて。もっともっとこの粗利益額に注意をはらいたいものですね。 また、あのパワフルな竹田先生のセミナーを聞きたくなってきた今日この頃です。 2003/ 6/28(土)雨 『人をインスパイアする』 (株)国際ビジネスブレイン代表取締役の新 将命(あたらし まさみ)氏がリーダーについて次のように述べています。 ・・・いまこそリーダーが必要である。 私は、企業で働く人を、 ○リーダー(指導者) ○フォロアー(追随者) ○ルーザー(敗北者) の三種類に分けて考えている。 部長とか課長とかは、その仕事に与えられた職位でありタイトルであるのに対して、リーダー、フォロアー等は、職位とは関係のない、質的な呼び方である。 ここで一ついえるのは、組織をグイグイと伸ばすのはリーダー型人材であり、そういう社員が全体に対して占める割合の大きい企業は成長するということである。激変の時代、目先の不透明な時代である現在ほど、リーダーの求められるときはない。 リーダーに求められる最も重要な本質は、人をインスパイア(心に火を燃やす)することができるという点だと思う。それにより、人を動機づけ、自分自身の意思で全力を尽くすように導くことができる。 一流のリーダーは、まず自分がビジョンと方向性を持ち、組織と仕事にコミットし、同じようなコミットメントの気持ちを、部下に対しても持たせるようにする。・・・
新 将命氏は、講演会等で縦横かつ柔軟な経営論、リーダーシップ論を展開されている方ですが、10年ほど前になりますが、当事務所スタッフ全員で三条市の中央公民館で講演を聞かせて頂き、大変感銘を受けたことを覚えています。 確か、早稲田大学卒業後シェル石油(株)に入社され、日本コカ・コーラ(株)勤務を経て、78年ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)入社、82年同社代表取締役社長に就任された方であります。自分自身社長になるというビジョンを持ち続けたうえでの、社長就任だったとか。 いずれにしても、このような時代こそ、いかに人に動機付けができ、定めた方向に全力を尽くすように導くリーダーになれるかだと理解しています。
昨夜は、当事務所の暑気払いでありました。美味しいワインをたっぷり味わうことができました。皆さん遅くまでお疲れ様でした。 2003/ 6/27(金)曇り 『企業経営で一番不確実なもの』 企業経営は、一般的には@大なり小なり設備を備えA人を採用しB物を仕入れCこれを販売することが一連の流れかと思いますが、当然これらの中において、設備代金の支払い、給与の支払い、仕入れ代金の支払い、売上金の回収という資金の動きが伴うのが一般的です。 これらの中での経済行為の中で、一番不確実なものは何でしょうか? 企業経営の中において、一番不確実なものは販売した売上代金(売掛金)の回収ではないでしょうか。この売上代金の回収だけは、こちら側の意志で出来るものではなく、相手次第であります。いついつ支払って欲しいとお願いしていても資金繰りの都合で約定日に支払っていただけないということもあり得ます。 この売上代金の回収以外は、こちら側の行動に伴うもの。 すなわち、売掛金回収管理が最も重要なことになると言っても過言ではないと考えます。資金繰りをいかに安定させるかは、売掛金の回収にかかっているということかと思います。 回収無くして販売無し・・・といわれますが、さらに言えば「約定日に回収無くして本来の販売なし」と言い切ってもいいくらいと考える次第です。
3日ほど前のこのコーナーでの投げかけの100万円の貸し倒れを100万円の新規販売で挽回できるかという問題についてです。 仕入れを伴わない新規販売であれば、穴埋めと考えることは可能でしょうが、仕入れた品物を100万円で販売したのであれば、その仕入れ代金分が持ち出しということになります。仮に仕入れ代金50万円の商品を100万円で販売しているケースでは、100万円の貸し倒れをカバーするためには200万円の売上をあげなければならないことになります(200万円×50%=100万円)。当たり前のことですが・・・。 2003/ 6/26(木)曇り 『建設業の成果主義給与』 建設業の成果主義という見出しで本日の日経産業新聞に「平和奥田株式会社」(大証2部上場)が紹介されています。 それによると、この会社は、今年4月から給与制度に成果主義を導入。民間工事の担当者の定期昇給やボーナスを廃止。代わりに工事を受注した営業人員や、コストダウンに貢献した施工現場の担当社員に対して報奨金を支給するというもの。 営業マンには、工事の粗利益率が20%を超えた場合、受注金額の一定割合を報奨金として支給する。支給額は契約社員が最大で契約額の3%、正社員が同1%。粗利益率が20%を下回った場合には、より低い率をかけた額を支払うとか。 工事現場に携わる社員は積算時点の工事費と実際にかかった工事費の差額を算出。差額のうち30%を現場監督や設計、積算、購買などを担当する社員に分配するとのこと。 専務の中嶋氏のコメントとして、「年功序列に不満を抱いていた若手社員中心に士気は高まっている。これまで営業マンに1億円での受注を指示すると、大抵1億円かやや低い額で受けてきた。それが上乗せした額で受注してくる。利益率に応じ自分の給料が変わるからだ。購買担当でも、取引先の価格交渉の際にもう一踏ん張りが効いている」と述べています。 この会社は、退職金制度もこの3月末で廃止したと書かれております。 いま、給与制度の見直しが問われています。企業は人なり。会社に貢献した人が貢献した割合に応じて評価されることが、今後生き残れる会社になれるかどうかの分かれ道のような気が致します。 ということで、このような給与制度を含めた人事制度の再構築についてのセミナーを来たる7月2日に加茂市産業センターで開催致します。参加費は無料ですので一人でも多くの方々の参加をお待ちしています。どなたでも大歓迎。 http://homepage2.nifty.com/yn5193/new_page_471.htm 今回のセミナーの講師の白澤先生の講演を3月に東京でお聞きし、感銘を受けたため、この加茂の地での講演をお願いした次第であります。明日からの経営に必ずや生かせる内容です。どうぞご期待下さい。 2003/ 6/25(水)雨 『修繕費か資本的支出(資産)か』 昨日の新聞によると、「JR西日本が大阪国税局の税務調査を受け、2002年3月期までの2年間で約20億円の申告漏れを指摘されていたことが分かった。」と報じています。 それによると、同国税局は過少申告加算税を含め、約7億円を追徴課税(更正処分)したもようで、関係者によると、同社は駅舎や線路、電線などの改修工事の際、修繕費を経費として計上していたとのこと。 しかし、同国税局はこの修繕によってこれらの施設を使用できる期間が延びており、費用は資産の価値を高める「資本的支出」に当たると認定。減価償却資産として計上すべきだと指摘したとみられています。 JR西日本は「国税局と見解の相違があったが、最終的には指摘に従い税金を納付した」との談話。 事実認定の問題でありますが、最終的に国税局の指摘に従ったということは、処理の間違いを自ら認めたと言うことになるわけですが・・・。 慎重な正しい判断が求められるところです。 2003/ 6/24(火)曇り 『貸倒による損失』 以下は、先日ある方との笑い話をした際のその内容の一部です。
ある会社(建築資材販売店)のBさんは、得意先A社に対しての掛けでの売上代金100万円が、このたびその会社が倒産により回収不能となったと一大ショック。 上司に名誉挽回とばかり「この損失の埋め合わせのために新規得意先C社を見つけ、100万円の売上を確保しました。」と報告。 Bさんは、これで損失の穴埋めはできたと一人で満足顔。
はたしてこれでA社の100万円の貸倒れによる損失が穴埋めされたことになるのでしょうか? 2003/ 6/23(月)曇り 『倒産させないための4ヶ条』 一昨日は、ナノテクの他にもう一つのセミナーも聴講。テーマは「倒産しない強い企業づくり」。 最近の倒産の特徴は@不況型倒産(主に販売不振が倒産の主因となっている企業で全体の80%が該当)A30年以上の老舗倒産が増加。 上場企業の倒産直前の株価平均は109円とか。上場企業にはこの株価水準以下の企業が100以上あるという現状。 企業を倒産させないための4ヶ条としては次の4つを掲げられました。 @経営者はいかにあるべきか。 A資金繰りをいかに安定させるか。 B企業をいかに活性化させるか。 C信用リスク管理の徹底。 それぞれの項目の具体的な内容については、いずれまた。 この4ヶ条は、講師が現実に倒産した多くの企業からいえる事実を取りまとめたもので、説得力があるものでありました。 それにしても、なるほどと思わせる素晴らしい内容のセミナーで、大変有意義な一日でありました。 2003/ 6/22(日)晴れ 『ナノテクの時代突入』 昨日は、「ナノテクノロジーによる新事業」についてのセミナーを聴講。ナノとは、10億分の1の単位のこととか。ちなみにDNAは、2ナノメータ。 21世紀はナノテクノロジーによって産業・経済・生活に絶大なインパクトが与えられると言っても過言ではないようです。 市場は拡大し、色々な分野で活用され、企業の大小関係なく、このナノテクは大きな影響を及ぼすとのこと。 環境も、エネルギーも、医療も、あらゆるものが対象だとか。 ナノ金物・ナノ工具も出現するのではとの話でありました。 世の中の流れをふまえた上での自社の戦略を立てなければ井の中の蛙で終わり、社会から疎外されて、いずれは、消滅する運命になると言うことでしょうか。 いずれにしても、インパクトがある話でありました。 2003/ 6/21(土)曇り 『卵は一つの篭に盛るな』 先日のセミナーの講師が言われた言葉で、気になるものがありメモしておりました。 それは「卵は一つの篭に盛るな」。 早速ネットで検索したところ、株式の投資についての格言として紹介していたものがありました。 何事も一極集中は良くない、分散すべきと言うことだと思うのですが。 販売先も、取扱商品も、人も、全てについて言えることのような感であります。 2003/ 6/20(金)曇り 『決算書の本質とは』 決算書作成の本質は最終的には経営者自身に対する自己報告である・・。 税務署や銀行のためでもなく自身のためであるということを昨日改めて認識しなおしたところです。 自ずと、その会計処理の手順やその意義を見直し、本来どうあるべきかを考え直すいいチャンスであったと痛感すると共に、今後のお客様に関わる姿勢を今一度スタッフ全員で共有することにした次第であります。 坂本先生、きのうはありがとうございました・・・! 2003/ 6/19(木)曇り 『広東料理』 昨日は、新潟市内で役員会があり出席。その後懇親会があり、近くの中華料理店に。 外観は、どこにでもあるこぢんまりした個人飲食店。一階がテーブルが3つぐらいで2階が6人ほどが座れる小部屋2つ程度。おせいじにもきれいとは言い難い店であります。 早速5人が案内された2階の座敷に座ることに・・。 何とテーブルの上にはB4サイズの紙を縦に切った大きさのこれから出される中華コースのお品書きがおかれてあり、なかなかヤル店だなあと言う第一印象でありました。熱烈歓迎○○様と。 でてくる料理が素晴らしいのひとこと。 前菜・じゅん菜の柔らかスープ・広東地方の揚げ物・エビとブロッコリーの海鮮炒め・フルーツどっさりのホタテ貝の酢豚風味・福建省風あんかけチャーハン・手作り桃まんじゅう・手作りココナッツババロア・・・ 最高の料理でありました。 こだわりの料理を出して頂き感動を与えていただいた次第でありました。 廊下に張り紙があり何気なく読んでみると「当店は日本で初めてマーボーラーメンを作った店です」と店主のメッセージでありました。なかなかの店でありました。帰る際の調理人の私達に対する挨拶もすばらしく、もう一度是非来てみたいという気にさせてくれる後味の良さでありました。 2003/ 6/18(水)曇り 『政府税調が中期答申』
「少子高齢社会における税制のあり方」と題して、年金受給者の控除縮小など所得課税の強化や消費税率の二ケタへの引き上げを明記や、膨らむ社会保障費を賄うため、高齢者を含めた家計に広く負担増を求める「増税志向」を鮮明に打ち出した形です。 政府税制調査会の石弘光会長は、首相に中期答申を提出した後に記者会見で、消費税率の引き上げについて「2010年にかけて政治的に処理すべきだ」との考えを示し、税率については「願わくは10%だが、それを超えることもあるとの意識を持っている」と語っています。 どこまでつっこんだ議論になっているのかは不明ですが、もっとオープンに税制についての国民の意見を聞くべきだと考えます。 現状で増税の方向性を示すことは国民の不安を増幅し、デフレを加速させるようなものですし、また、具体的な歳出構造や社会保障制度の確たる方向性を明確にしなければ国民の納得は得られるはずはありません。 ぜひ、日本の将来の日本のために、これらの点をより明確にしてもらいたいと思うのですが・・・。 それにしても与党税制調査会の動きはどうなっているのでしょうか。 2003/ 6/17(火)雨 『理想は現実になると信じる』 昨日届いた、日本経営合理化協会牟田學理事長の「繁栄への着眼点」の文章の一部です。 ・・・人間の能力や、知恵には限界がある。しかし、時として、ある種の人間は、この限界を超えて、神仏をも凌ぐ偉業を成し遂げてしまう。 その因の究極を見つめると、強運であり、第六感であり、ヒラメキであり、人知を超えた天恵を呼び込む積極心である。 人生は、自分が想念した通りにしかならない。「自分は運が強い」と信念すれば、必ず、強運を呼び込み、物事はその通りになって成就する。死すべき境涯さえも、信念によって変えられる。・・・ 社長たるものは、どんな状況下にあっても、売上・利益を伸ばし、世の繁栄に貢献すべき使命を負っていると牟田理事長は言い切っています。 「この使命を強く信念する限り、たとえ、飛行機が墜落しても助かるし、SARSが猛威をふるっても絶対に罹らない。多くの人々に必要とされれば、奇跡さえ起こすことができる。強運を呼び込む真理を、忘れないで欲しい。」と、締めくくっています。
以前、このコーナーで「あなたは絶対!運がいい」(浅見 帆帆子著)という本を紹介致しましたが、この本では、「とにかく、理想は現実になると信じること」と述べています。 つまり、強運は、自分自身で呼び込むことが可能ということですね。そのためには、どうありたいのか自身のその理想像を具体的に描かなくてははじまらないことになりますが・・・。 より具体的に描くことから始めましょう。強運を呼び込むために!! 2003/ 6/16(月)曇り 『天の川』 2003/ 6/15(日)曇り 『この先稼げる人・ずっとだめな人』 このホームページはマイクロソフトのフロントページ作成していますが、16日朝、ソフトの調子がおかしくなり、アップが大幅に遅れてしまいました。お詫びいたします。(たぶん父の日だから今日ぐらいはアップを休んだらとのコンピュータの心遣いかもしれませんが。) 先日ネットで発注した本が昨日届き早速読み始めたところです。 タイトルは、「この先稼げる人・ずっとだめな人」(株式会社武蔵野代表取締役 小山昇著)。 これからの時代に成功したい、仕事人として楽しんでいきたいという人に必要なのは、「人と違う発想をし、実行する力」だそうです。 人はえてして、いままでうまくいったのと同じ方法でこれからもやろうとするもの。これを小山社長は「しりとり発想」と呼んでいます。「不況で大変だ」「忙しい」と騒いでいるだけでいっこうに結果が出ない人は、例外なくこの発想の中に甘んじている。小山社長がいつも社員に言うのは「しりとり発想ではなくロータリー発想をしろ!」だとか。たとえば、誰でも仕事には目標を持っていて、「前年度比の目標」を100未満にする人はいない。多くの人は、達成できそうなラインとして、102くらいにするもの。それこそできない人の典型。予定通りに102が達成されても、実績はたったの2増にすぎません。目標を200と大きく掲げ、達成率が60%だったする。周囲は6割しかできないのかと冷ややかに見るかもしれないが、実績で見ると120。102で満足している人と、120で次こそはと思っている人・・どちらが伸びるか、いうまでもありません。小山社長にとって目標や計画は「夢に数字を入れる」、より高いレベルまで自分の実力を高めるための道具であると言い切っています。 以上が、この本の前書きに書かれていたものの一部です。 早速、第1章から読んでいくこととします。 2003/ 6/14(土)曇り 『作家 五木寛之』 今週のFM東京で月曜から金曜までの毎日、作家の五木寛之さんの出演の番組があり、五木さんのプライベートな話(40年以上病院に行ったことがないとか、お風呂に入っても身体はこすらないとか、頭は1ヶ月に1回程度しか洗わないとか、一週間に一度は食べ物は噛まずに飲み込むとか)も盛りだくさん聞くことができました。 病院に行ったことがないというのは、なんと健康診断も受けにいっていないということだそうです。 いろいろなこだわりを持った生き方をしているなあという感想であります。 5月に出版された「不安の力」という本の紹介もあり興味深いものがありました。
2003年5月30日発行 集英社 1300円+税 2003/ 6/13(金)曇り 『パパ・パ・ぱん』 明後日、15日は父の日。1910(明治43)年にアメリカ・ワシントン州のJ.B.ドット夫人が、「母の日のように父に感謝する日を」と提唱したのがきっさかけとか。 次は本日の朝日新聞の記事からです。 父の日にお父さんの顔あんパン――。東京・新宿の新宿タカシマヤにある「銀座木村家」が「パパ・パ・ぱん」(税込み880円)を作った。写真を見て職人が一つ一つ手作りする。あんパン10個分、直径約25センチのパンには自慢のこしあんがぎっしり。 ぜひ、食べてみたいものですが、家族みんなで父親の顔をぱくぱく食べられるというのもちょっとという感じですが。感謝するという趣旨ではなくなってしまうかもしれませんね。 値段も、父の日にちなんで880円(パパ)としたのでしょうか・・・。 ある意味では、こだわることは素晴らしいことだと思います。 2003/ 6/12(木)曇り 『選択と集中 その2』 月刊誌「戦略経営者」の中で早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授の寺本義也氏は、次のように述べています。 選択と集中とは、ただ単にどの事業や製品に絞り込むかを決めるだけではなく、そこで独自の価値を提供する仕組みや仕掛けを構築することを意味する。言い換えれば、これからの中小企業は、差別化するだけでは勝てない。独自化を追求すべきである。差別化という言葉が、競争企業と比べての微細な差異を強調するものであるのに対し、独自化という考えは、それを越えて、自社でしか提供できない価値を重視している。
選択と集中という言葉は、21世紀におけるキーワード的な言い方をされているほどですが、この選択と集中のためには、コアコンピタンスの強化が前提と言うことでしょうか。 貴方の会社の「コアコンピタンス」は何ですか。 2003/ 6/11(水)曇り 『選択と集中』 昨日は、一日中新潟市内のホテル新潟で研修。 スタッフ4名と共に改正税法(相続時精算課税制度)についての研修であります。 この日は、研修がダブルブッキング状態でしたが、運良く同じホテルで同じフロア、壁一枚隔てた隣室の会場でもう一つの研修会の会場となっており、途中から移動(14時30分開始のためぎりぎり28分頃に移動)した次第です。 14時30分からの研修は、あのオリックスの代表取締役会長兼グループCEOの宮内義彦氏が講師。テーマは「これからの企業経営」。その後懇親会があり、宮内会長と名刺交換も・・。 ミクロの世界に没頭していても成功はあり得ない。マクロの流れをどう把握し接点を持っているかが大事。 大局観を持つために能力を50%使い、ミクロに残りの50%を集中すべき。市場経済原理に反するような企業は今後は淘汰される時代と力説されておりました。
同じホテルで2つの研修でありましたが、何と両者に会場だけでなく更にもう一つ共通項がありました。改正税法研修会の講師の口からも、午後からの宮内会長の口からも、偶然かどうかわかりませんが、次の言葉が出てきました。 それは、「選択と集中」。 宮内会長は、これからは色々なものを企業が並べてもダメ。得意なものを選択し特技に集中することで、差別化が可能となり、利益が発生する。その発生した利益を再投資することによって、専門的レベルが更に上がる。そうすることによって更に利益が上がる・・・と。 負ける企業は、「選択と集中」ではなく、「総体と分散」型の企業とか。
しかし、「選択と集中」がコンセプトとわかっても何が自社の強味なのかがわからなければ何を選択したらいいかと言うことになりまが・・・。今一度自社の強味を再認識したいものですね。 それにしても宮内会長は、とても67歳とは思えない若さでありました・・・。 2003/ 6/10(火)晴れ 『勘定あって銭足らず』 5月に商品を100万円で仕入、これを2ヶ月後の7月に200万円で販売したとした場合、7月に利益100万円(200万円−100万円)が計上されます。 また、この商品の仕入代金100万円を3ヶ月後の8月に現金で支払い、売上代金200万円を販売から3ヶ月後の10月に現金にて回収したとします。売上代金を回収した10月には現金残高が100万円増えるので、最終的にはキャッシュフローと利益は必ず一致します。 しかし、キャッシュフローの推移と利益の推移をみると、両者のタイムラグは7月から10月まで続き、意外なことに現金残高は利益計上後の8月から10月まではマイナス100万円となります。
以上は、本日の日経産業新聞に掲載されていた、「役立つ財務」というコラム欄の「勘定あって銭足らず」という記事です。 通常、両者のタイムラグは支払条件、回収条件、在庫保有期間などによって必ず生じるものです。 今一度、自社の標準的なタイムラグを計算してみるのも、大事なことではないでしょうか。 売上、売上と、売上を伸ばすことに関心が集まりがちですが、キャッシュフローにも目をむけ、債権管理や在庫管理等についても十分な注意をしたいものです。 2003/ 6/ 9(月)晴れ 『お客様の心に迫る経営』 次は、先日届いたある経営セミナーの案内の文書の一部です。 ・・・お客様の心に迫る経営こそが、デフレ不況に勝つ唯一の方法です。不況こそ、努力のしがいのある時はありません。不況の時に、真の顧客ニーズが見えてきます。決して社長は、不況を言い訳にしてはならないのです。今の不況を常態だと思い、社長は来る日も来る日も、寝ても覚めても、顧客から強く支持されるにはどうするのか、を問い、本当の顧客ニーズに立ち返る経営をしなければなりません。 お客様を想い、商品を磨き、サービスを磨き、人材を磨き、企画力を磨き、生産力を磨き、販売力を磨き、資金力を磨き、全ての戦略戦術を磨いて戦っていかなければ、生き残ることも、新たな繁栄を勝ち獲ることもできません。 ただ″滅ぶ″のみです。・・・ これを読んで、浮かんだのが、先日あるお客様である工務店の社長が言われた「つくり手のまごころがこもっていない家はいい家とは言えない」という一言。 まさに、お客様の心に迫る経営(住宅づくり)なんだなあと感じた次第です。 そんなつくり手がつくった家に住んでみたいものですね。 2003/ 6/ 8(日)曇り 『清々しい朝の加茂川清掃』 今朝は6時より7時まで、市内中心部を縦断して流れる加茂川の一斉清掃に参加。 花火の合図と共に市民・各種団体のメンバーが参加して駒岡橋上流から加茂川橋下流の3キロを清掃。 この加茂川では、毎年8月14日に、「越後加茂川夏祭り」が行われます。 この祭りでは、加茂川に架かる8つの橋をつないだ全長2kmという日本一の加茂川縦断大ナイアガラ花火や大盆踊り大会ミニ夕日コンサート魚のつかみ取りとうろう流しが行われます。 |