2003/ 6/30(月)曇り

『1日2リットルの水を!』

昨日届いた「日経ベンチャー7月号」の記事からです。

最近話題になっている「血液をサラサラにする健康法」についてです。

酢や青魚、納豆、野菜などの摂取がその代表格ですが、より身近で経済的なのが、水を飲む方法であると紹介しています。

水を飲めば血液がサラサラになるばかりでなく、体内の毒素を早く外に出す、便秘を解消するなど、様々な健康効果が期待できるようです。

では、1日にどれくらいの水を飲めばいいのか・・・。答えは1.4リットル以上。目安は2リットル。

起床時、入浴前後、就寝前には必ず飲む習慣づけること。

欲をいえば、現代人に不足がちなミネラルの多い水がおすすめ。ミネラル不足からくるイライラ、疲れなどの不調が改善できるからとか。

2時間おきに、コップ1杯の水を飲むと簡単に2リットルは達成できるそうです。

早速、今日から意識して行動することに・・・。

 

早いもので今日で平成15年も半分終了。明日から折り返しの後半に突入です。今年度の行動計画を今一度チェックしなければなりませんね。

2003/ 6/29(日)小雨

『会社は粗利益で生きている』

ランチェスター経営で有名な竹田陽一先生は次のように述べています。

会社は粗利益で生きている

・・・経営の全体像を正しくつかむとともに、経営を構成している大事な要因を正しく押さえる作業はとても難しくなりますが、次の事例を考えると手掛かりがつかめます。

人は食事から摂るカロリーによって生きています。もし、必要なカロリーが得られなければ徐々にやせていき、やがて死んでしまいます。内乱が起きている国では、多くの人が死んでいます。

会社という組織体は、粗利益によって生きています。人件費やその他の経費はもちろん、借入金の返済も粗利益から支払われているのです。もし必要な粗利益が得られなくなると、会社の体力は赤字によって徐々に弱っていき、やがて死んでしまいます。倒産です。倒産しないためには必要な粗利益を、しかも一定して取り続けなければならないのです。

その粗利益は、お客のお金と商品を交換したときに生まれます。お客のお金に手が触れた瞬間に、粗利益の分子がポンと飛び出すのです。

会社の中では会議を開いたり帳簿をつけたり、あるいは資金繰りをしたりと「実に様々な仕事」がされていますが、お客のお金をもらったとき以外で、粗利益が生まれる仕事は1つもありません。・・・

 

とかく売上だけに意識が行きがちですが、粗利益がいくらかがすべて。もっともっとこの粗利益額に注意をはらいたいものですね。

また、あのパワフルな竹田先生のセミナーを聞きたくなってきた今日この頃です。

2003/ 6/28(土)雨

『人をインスパイアする』

(株)国際ビジネスブレイン代表取締役の新 将命(あたらし まさみ)氏がリーダーについて次のように述べています。

・・・いまこそリーダーが必要である。

私は、企業で働く人を、

 ○リーダー(指導者) ○フォロアー(追随者) ○ルーザー(敗北者)

の三種類に分けて考えている。

部長とか課長とかは、その仕事に与えられた職位でありタイトルであるのに対して、リーダー、フォロアー等は、職位とは関係のない、質的な呼び方である。

ここで一ついえるのは、組織をグイグイと伸ばすのはリーダー型人材であり、そういう社員が全体に対して占める割合の大きい企業は成長するということである。激変の時代、目先の不透明な時代である現在ほど、リーダーの求められるときはない。

リーダーに求められる最も重要な本質は、人をインスパイア(心に火を燃やす)することができるという点だと思う。それにより、人を動機づけ、自分自身の意思で全力を尽くすように導くことができる。

一流のリーダーは、まず自分がビジョンと方向性を持ち、組織と仕事にコミットし、同じようなコミットメントの気持ちを、部下に対しても持たせるようにする。・・・

 

新 将命氏は、講演会等で縦横かつ柔軟な経営論、リーダーシップ論を展開されている方ですが、10年ほど前になりますが、当事務所スタッフ全員で三条市の中央公民館で講演を聞かせて頂き、大変感銘を受けたことを覚えています。

確か、早稲田大学卒業後シェル石油(株)に入社され、日本コカ・コーラ(株)勤務を経て、78年ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)入社、82年同社代表取締役社長に就任された方であります。自分自身社長になるというビジョンを持ち続けたうえでの、社長就任だったとか。

いずれにしても、このような時代こそ、いかに人に動機付けができ、定めた方向に全力を尽くすように導くリーダーになれるかだと理解しています。

 

昨夜は、当事務所の暑気払いでありました。美味しいワインをたっぷり味わうことができました。皆さん遅くまでお疲れ様でした。

2003/ 6/27(金)曇り

『企業経営で一番不確実なもの』

企業経営は、一般的には@大なり小なり設備を備えA人を採用しB物を仕入れCこれを販売することが一連の流れかと思いますが、当然これらの中において、設備代金の支払い、給与の支払い、仕入れ代金の支払い、売上金の回収という資金の動きが伴うのが一般的です。

これらの中での経済行為の中で、一番不確実なものは何でしょうか?

企業経営の中において、一番不確実なものは販売した売上代金(売掛金)の回収ではないでしょうか。この売上代金の回収だけは、こちら側の意志で出来るものではなく、相手次第であります。いついつ支払って欲しいとお願いしていても資金繰りの都合で約定日に支払っていただけないということもあり得ます。

この売上代金の回収以外は、こちら側の行動に伴うもの。

すなわち、売掛金回収管理が最も重要なことになると言っても過言ではないと考えます。資金繰りをいかに安定させるかは、売掛金の回収にかかっているということかと思います。

回収無くして販売無し・・・といわれますが、さらに言えば「約定日に回収無くして本来の販売なし」と言い切ってもいいくらいと考える次第です。

 

3日ほど前のこのコーナーでの投げかけの100万円の貸し倒れを100万円の新規販売で挽回できるかという問題についてです。

仕入れを伴わない新規販売であれば、穴埋めと考えることは可能でしょうが、仕入れた品物を100万円で販売したのであれば、その仕入れ代金分が持ち出しということになります。仮に仕入れ代金50万円の商品を100万円で販売しているケースでは、100万円の貸し倒れをカバーするためには200万円の売上をあげなければならないことになります(200万円×50%=100万円)。当たり前のことですが・・・。

2003/ 6/26(木)曇り

『建設業の成果主義給与』

建設業の成果主義という見出しで本日の日経産業新聞に「平和奥田株式会社」(大証2部上場)が紹介されています。

それによると、この会社は、今年4月から給与制度に成果主義を導入。民間工事の担当者の定期昇給やボーナスを廃止。代わりに工事を受注した営業人員や、コストダウンに貢献した施工現場の担当社員に対して報奨金を支給するというもの。

営業マンには、工事の粗利益率が20%を超えた場合、受注金額の一定割合を報奨金として支給する。支給額は契約社員が最大で契約額の3%、正社員が同1%。粗利益率が20%を下回った場合には、より低い率をかけた額を支払うとか。

工事現場に携わる社員は積算時点の工事費と実際にかかった工事費の差額を算出。差額のうち30%を現場監督や設計、積算、購買などを担当する社員に分配するとのこと。

専務の中嶋氏のコメントとして、「年功序列に不満を抱いていた若手社員中心に士気は高まっている。これまで営業マンに1億円での受注を指示すると、大抵1億円かやや低い額で受けてきた。それが上乗せした額で受注してくる。利益率に応じ自分の給料が変わるからだ。購買担当でも、取引先の価格交渉の際にもう一踏ん張りが効いている」と述べています。

この会社は、退職金制度もこの3月末で廃止したと書かれております。

いま、給与制度の見直しが問われています。企業は人なり。会社に貢献した人が貢献した割合に応じて評価されることが、今後生き残れる会社になれるかどうかの分かれ道のような気が致します。

ということで、このような給与制度を含めた人事制度の再構築についてのセミナーを来たる7月2日に加茂市産業センターで開催致します。参加費は無料ですので一人でも多くの方々の参加をお待ちしています。どなたでも大歓迎。

http://homepage2.nifty.com/yn5193/new_page_471.htm

今回のセミナーの講師の白澤先生の講演を3月に東京でお聞きし、感銘を受けたため、この加茂の地での講演をお願いした次第であります。明日からの経営に必ずや生かせる内容です。どうぞご期待下さい。

2003/ 6/25(水)雨

『修繕費か資本的支出(資産)か』

昨日の新聞によると、「JR西日本が大阪国税局の税務調査を受け、2002年3月期までの2年間で約20億円の申告漏れを指摘されていたことが分かった。」と報じています。

それによると、同国税局は過少申告加算税を含め、約7億円を追徴課税(更正処分)したもようで、関係者によると、同社は駅舎や線路、電線などの改修工事の際、修繕費を経費として計上していたとのこと。

しかし、同国税局はこの修繕によってこれらの施設を使用できる期間が延びており、費用は資産の価値を高める「資本的支出」に当たると認定。減価償却資産として計上すべきだと指摘したとみられています。

JR西日本は「国税局と見解の相違があったが、最終的には指摘に従い税金を納付した」との談話。

事実認定の問題でありますが、最終的に国税局の指摘に従ったということは、処理の間違いを自ら認めたと言うことになるわけですが・・・。

慎重な正しい判断が求められるところです。

2003/ 6/24(火)曇り

『貸倒による損失』

以下は、先日ある方との笑い話をした際のその内容の一部です。

 

ある会社(建築資材販売店)のBさんは、得意先A社に対しての掛けでの売上代金100万円が、このたびその会社が倒産により回収不能となったと一大ショック。

上司に名誉挽回とばかり「この損失の埋め合わせのために新規得意先C社を見つけ、100万円の売上を確保しました。」と報告。

Bさんは、これで損失の穴埋めはできたと一人で満足顔。

 

はたしてこれでA社の100万円の貸倒れによる損失が穴埋めされたことになるのでしょうか?

2003/ 6/23(月)曇り

『倒産させないための4ヶ条』

一昨日は、ナノテクの他にもう一つのセミナーも聴講。テーマは「倒産しない強い企業づくり」。

最近の倒産の特徴は@不況型倒産(主に販売不振が倒産の主因となっている企業で全体の80%が該当)A30年以上の老舗倒産が増加。

上場企業の倒産直前の株価平均は109円とか。上場企業にはこの株価水準以下の企業が100以上あるという現状。

企業を倒産させないための4ヶ条としては次の4つを掲げられました。

@経営者はいかにあるべきか。

A資金繰りをいかに安定させるか。

B企業をいかに活性化させるか。

C信用リスク管理の徹底。

それぞれの項目の具体的な内容については、いずれまた。

この4ヶ条は、講師が現実に倒産した多くの企業からいえる事実を取りまとめたもので、説得力があるものでありました。

それにしても、なるほどと思わせる素晴らしい内容のセミナーで、大変有意義な一日でありました。

2003/ 6/22(日)晴れ

『ナノテクの時代突入』

昨日は、「ナノテクノロジーによる新事業」についてのセミナーを聴講。ナノとは、10億分の1の単位のこととか。ちなみにDNAは、2ナノメータ。

21世紀はナノテクノロジーによって産業・経済・生活に絶大なインパクトが与えられると言っても過言ではないようです。

市場は拡大し、色々な分野で活用され、企業の大小関係なく、このナノテクは大きな影響を及ぼすとのこと。

環境も、エネルギーも、医療も、あらゆるものが対象だとか。

ナノ金物・ナノ工具も出現するのではとの話でありました。

世の中の流れをふまえた上での自社の戦略を立てなければ井の中の蛙で終わり、社会から疎外されて、いずれは、消滅する運命になると言うことでしょうか。

いずれにしても、インパクトがある話でありました。

2003/ 6/21(土)曇り

『卵は一つの篭に盛るな』

先日のセミナーの講師が言われた言葉で、気になるものがありメモしておりました。

それは「卵は一つの篭に盛るな」。

早速ネットで検索したところ、株式の投資についての格言として紹介していたものがありました。

何事も一極集中は良くない、分散すべきと言うことだと思うのですが。

販売先も、取扱商品も、人も、全てについて言えることのような感であります。

2003/ 6/20(金)曇り

『決算書の本質とは』

決算書作成の本質は最終的には経営者自身に対する自己報告である・・。

税務署や銀行のためでもなく自身のためであるということを昨日改めて認識しなおしたところです。

自ずと、その会計処理の手順やその意義を見直し、本来どうあるべきかを考え直すいいチャンスであったと痛感すると共に、今後のお客様に関わる姿勢を今一度スタッフ全員で共有することにした次第であります。

坂本先生、きのうはありがとうございました・・・!

2003/ 6/19(木)曇り

『広東料理』

昨日は、新潟市内で役員会があり出席。その後懇親会があり、近くの中華料理店に。

外観は、どこにでもあるこぢんまりした個人飲食店。一階がテーブルが3つぐらいで2階が6人ほどが座れる小部屋2つ程度。おせいじにもきれいとは言い難い店であります。

早速5人が案内された2階の座敷に座ることに・・。

何とテーブルの上にはB4サイズの紙を縦に切った大きさのこれから出される中華コースのお品書きがおかれてあり、なかなかヤル店だなあと言う第一印象でありました。熱烈歓迎○○様と。

でてくる料理が素晴らしいのひとこと。

前菜・じゅん菜の柔らかスープ・広東地方の揚げ物・エビとブロッコリーの海鮮炒め・フルーツどっさりのホタテ貝の酢豚風味・福建省風あんかけチャーハン・手作り桃まんじゅう・手作りココナッツババロア・・・

最高の料理でありました。

こだわりの料理を出して頂き感動を与えていただいた次第でありました。

廊下に張り紙があり何気なく読んでみると「当店は日本で初めてマーボーラーメンを作った店です」と店主のメッセージでありました。なかなかの店でありました。帰る際の調理人の私達に対する挨拶もすばらしく、もう一度是非来てみたいという気にさせてくれる後味の良さでありました。

2003/ 6/18(水)曇り

『政府税調が中期答申』


政府税制調査会は昨日、税制改正の将来像を示す中期答申を首相に提出致しました。

「少子高齢社会における税制のあり方」と題して、年金受給者の控除縮小など所得課税の強化や消費税率の二ケタへの引き上げを明記や、膨らむ社会保障費を賄うため、高齢者を含めた家計に広く負担増を求める「増税志向」を鮮明に打ち出した形です。

政府税制調査会の石弘光会長は、首相に中期答申を提出した後に記者会見で、消費税率の引き上げについて「2010年にかけて政治的に処理すべきだ」との考えを示し、税率については「願わくは10%だが、それを超えることもあるとの意識を持っている」と語っています。

石会長は「消費税が2012―13年にプライマリーバランス(国債分を除いた歳入と歳出の収支)の均衡を目指す際の有力な手段」として2010年にかけて議論されるとの判断を示し、ただ「直近のデフレや景気の状況から見て、すぐさま増税に踏み切るわけではない」とも語り、あくまで10―15年先を想定した答申であるとの認識を繰り返したと報じられています。

どこまでつっこんだ議論になっているのかは不明ですが、もっとオープンに税制についての国民の意見を聞くべきだと考えます。

現状で増税の方向性を示すことは国民の不安を増幅し、デフレを加速させるようなものですし、また、具体的な歳出構造や社会保障制度の確たる方向性を明確にしなければ国民の納得は得られるはずはありません。

ぜひ、日本の将来の日本のために、これらの点をより明確にしてもらいたいと思うのですが・・・。

それにしても与党税制調査会の動きはどうなっているのでしょうか。
 

2003/ 6/17(火)雨

『理想は現実になると信じる』

昨日届いた、日本経営合理化協会牟田學理事長の「繁栄への着眼点」の文章の一部です。

 ・・・人間の能力や、知恵には限界がある。しかし、時として、ある種の人間は、この限界を超えて、神仏をも凌ぐ偉業を成し遂げてしまう。  

その因の究極を見つめると、強運であり、第六感であり、ヒラメキであり、人知を超えた天恵を呼び込む積極心である。

人生は、自分が想念した通りにしかならない。「自分は運が強い」と信念すれば、必ず、強運を呼び込み、物事はその通りになって成就する。死すべき境涯さえも、信念によって変えられる。・・・

社長たるものは、どんな状況下にあっても、売上・利益を伸ばし、世の繁栄に貢献すべき使命を負っていると牟田理事長は言い切っています。

「この使命を強く信念する限り、たとえ、飛行機が墜落しても助かるし、SARSが猛威をふるっても絶対に罹らない。多くの人々に必要とされれば、奇跡さえ起こすことができる。強運を呼び込む真理を、忘れないで欲しい。」と、締めくくっています。

 

以前、このコーナーで「あなたは絶対!運がいい」(浅見 帆帆子著)という本を紹介致しましたが、この本では、「とにかく、理想は現実になると信じること」と述べています。

つまり、強運は、自分自身で呼び込むことが可能ということですね。そのためには、どうありたいのか自身のその理想像を具体的に描かなくてははじまらないことになりますが・・・。

より具体的に描くことから始めましょう。強運を呼び込むために!!

2003/ 6/16(月)曇り

『天の川』 

おとといのこのコーナーで書かせて頂いた作家の五木寛之さんのラジオ放送の中で、石垣島かどうかは忘れましたが、南の島へ行った際の夜空に輝く帯状のものがあり、思わずこれは何ですかと尋ねたそうであります。それに対して地元の方が、天の川ですよと答えたとか。あまりの美しさにびっくりされたといっておりましたが、今日の朝刊に天の川の記事が載っております。

沖縄県の石垣島が、旧暦の七夕に合わせて8月2日に全島ライトダウン(一斉消灯)をすると今日の朝日新聞の朝刊が伝えています。
島内に昨年、国立天文台が直径20メートルの電波望遠鏡を完成。市と天文台などが「南の島の星まつり」を共催し、その中で行うとか。ホテル、商店街、住民に協力を求め、信号以外は街灯も消すよう関係機関と調整中で、223平方キロメートルと大阪市並みの広さの規模のライトダウンは世界でも珍しいそうです。 

ライトダウンは午後8時からの1時間。病院など消灯が難しい施設には窓にカーテンを引いてもらうように依頼。 

まつりの実行委員会で事務局長を務める予定の嘉数(かかず)博仁さん(同市観光課課長補佐)は「昔は家の縁側からでも天の川が見えた。美しい夜空をよみがえらせ、住民にも観光客にも見てほしい」と話しています。 

これに合わせ、天文台も島内で電波望遠鏡の公開、星空観望会、講演会などを催すそうです。海部宣男台長は「子どもたちに年1度、1時間でも天の川を見せたい。石垣島のような動きが広がってほしい」と期待を寄せていると新聞は伝えています。

ぜひ、見てみたいものです。 


今日16日は、あの新潟地震が発生した日。未だにその日を鮮明に覚えています。当時は小学校1年で、学校から帰って家に入った瞬間でした。母親に抱えられて外に飛び出した後もしばらく揺れ続けていました。

何事も備えあれば・・という心構えでいたいものです。

2003/ 6/15(日)曇り

『この先稼げる人・ずっとだめな人』

このホームページはマイクロソフトのフロントページ作成していますが、16日朝、ソフトの調子がおかしくなり、アップが大幅に遅れてしまいました。お詫びいたします。(たぶん父の日だから今日ぐらいはアップを休んだらとのコンピュータの心遣いかもしれませんが。)

先日ネットで発注した本が昨日届き早速読み始めたところです。

タイトルは、「この先稼げる人・ずっとだめな人」(株式会社武蔵野代表取締役 小山昇著)。

これからの時代に成功したい、仕事人として楽しんでいきたいという人に必要なのは、「人と違う発想をし、実行する力」だそうです。

人はえてして、いままでうまくいったのと同じ方法でこれからもやろうとするもの。これを小山社長は「しりとり発想」と呼んでいます。「不況で大変だ」「忙しい」と騒いでいるだけでいっこうに結果が出ない人は、例外なくこの発想の中に甘んじている。小山社長がいつも社員に言うのは「しりとり発想ではなくロータリー発想をしろ!」だとか。たとえば、誰でも仕事には目標を持っていて、「前年度比の目標」を100未満にする人はいない。多くの人は、達成できそうなラインとして、102くらいにするもの。それこそできない人の典型。予定通りに102が達成されても、実績はたったの2増にすぎません。目標を200と大きく掲げ、達成率が60%だったする。周囲は6割しかできないのかと冷ややかに見るかもしれないが、実績で見ると120。102で満足している人と、120で次こそはと思っている人・・どちらが伸びるか、いうまでもありません。小山社長にとって目標や計画は「夢に数字を入れる」、より高いレベルまで自分の実力を高めるための道具であると言い切っています。

以上が、この本の前書きに書かれていたものの一部です。

早速、第1章から読んでいくこととします。

2003/ 6/14(土)曇り

『作家 五木寛之』

今週のFM東京で月曜から金曜までの毎日、作家の五木寛之さんの出演の番組があり、五木さんのプライベートな話(40年以上病院に行ったことがないとか、お風呂に入っても身体はこすらないとか、頭は1ヶ月に1回程度しか洗わないとか、一週間に一度は食べ物は噛まずに飲み込むとか)も盛りだくさん聞くことができました。

病院に行ったことがないというのは、なんと健康診断も受けにいっていないということだそうです。

いろいろなこだわりを持った生き方をしているなあという感想であります。

5月に出版された「不安の力」という本の紹介もあり興味深いものがありました。






 

 2003年5月30日発行 集英社 1300円+税

・・・日本屈指の作家である五木さんでも、
「不安で眠れない夜が続くことがある」という。
また、「人は不安とともに生まれ、不安を友として生きていく。
不安を追いだすことはできない。不安は決してなくならない」とキッパリ。
一方では、「不安は人間らしく、質の高い感覚だと」
私たちを慰め、励ましてくれる書である。・・・書評より

2003/ 6/13(金)曇り

『パパ・パ・ぱん』

明後日、15日は父の日。

1910(明治43)年にアメリカ・ワシントン州のJ.B.ドット夫人が、「母の日のように父に感謝する日を」と提唱したのがきっさかけとか。

次は本日の朝日新聞の記事からです。

父の日にお父さんの顔あんパン――。東京・新宿の新宿タカシマヤにある「銀座木村家」が「パパ・パ・ぱん」(税込み880円)を作った。写真を見て職人が一つ一つ手作りする。あんパン10個分、直径約25センチのパンには自慢のこしあんがぎっしり。
銀座木村家の「パパ・パ・ぱん」

ぜひ、食べてみたいものですが、家族みんなで父親の顔をぱくぱく食べられるというのもちょっとという感じですが。感謝するという趣旨ではなくなってしまうかもしれませんね。

値段も、父の日にちなんで880円(パパ)としたのでしょうか・・・。

ある意味では、こだわることは素晴らしいことだと思います。

2003/ 6/12(木)曇り

『選択と集中 その2』

月刊誌「戦略経営者」の中で早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授の寺本義也氏は、次のように述べています。

選択と集中とは、ただ単にどの事業や製品に絞り込むかを決めるだけではなく、そこで独自の価値を提供する仕組みや仕掛けを構築することを意味する。言い換えれば、これからの中小企業は、差別化するだけでは勝てない。独自化を追求すべきである。差別化という言葉が、競争企業と比べての微細な差異を強調するものであるのに対し、独自化という考えは、それを越えて、自社でしか提供できない価値を重視している。


そのためには、顧客についての深い理解とともに、顧客価値を実現するための独自の得意技(コアコンピタンス)を極めなければならない。コアコンピタンスとは、競争上の優位性を確立するだけでなく、他社からは簡単にはまねできないものである。それには、自社の持つ特殊な技術や技能に注目し、それをいっそう強化する必要がある。


選択と集中を進める際でも、自社のコアコンピタンスだけは、確実に社内に保持しておかなければならない。

選択と集中という言葉は、21世紀におけるキーワード的な言い方をされているほどですが、この選択と集中のためには、コアコンピタンスの強化が前提と言うことでしょうか。

貴方の会社の「コアコンピタンス」は何ですか。

2003/ 6/11(水)曇り

『選択と集中』

昨日は、一日中新潟市内のホテル新潟で研修。

スタッフ4名と共に改正税法(相続時精算課税制度)についての研修であります。

この日は、研修がダブルブッキング状態でしたが、運良く同じホテルで同じフロア、壁一枚隔てた隣室の会場でもう一つの研修会の会場となっており、途中から移動(14時30分開始のためぎりぎり28分頃に移動)した次第です。

14時30分からの研修は、あのオリックスの代表取締役会長兼グループCEOの宮内義彦氏が講師。テーマは「これからの企業経営」。その後懇親会があり、宮内会長と名刺交換も・・。

ミクロの世界に没頭していても成功はあり得ない。マクロの流れをどう把握し接点を持っているかが大事。

大局観を持つために能力を50%使い、ミクロに残りの50%を集中すべき。市場経済原理に反するような企業は今後は淘汰される時代と力説されておりました。

 

同じホテルで2つの研修でありましたが、何と両者に会場だけでなく更にもう一つ共通項がありました。改正税法研修会の講師の口からも、午後からの宮内会長の口からも、偶然かどうかわかりませんが、次の言葉が出てきました。

それは、「選択と集中」。

宮内会長は、これからは色々なものを企業が並べてもダメ。得意なものを選択し特技に集中することで、差別化が可能となり、利益が発生する。その発生した利益を再投資することによって、専門的レベルが更に上がる。そうすることによって更に利益が上がる・・・と。

負ける企業は、「選択と集中」ではなく、「総体と分散」型の企業とか。

 

しかし、「選択と集中」がコンセプトとわかっても何が自社の強味なのかがわからなければ何を選択したらいいかと言うことになりまが・・・。今一度自社の強味を再認識したいものですね。

それにしても宮内会長は、とても67歳とは思えない若さでありました・・・。

2003/ 6/10(火)晴れ

『勘定あって銭足らず』

5月に商品を100万円で仕入、これを2ヶ月後の7月に200万円で販売したとした場合、7月に利益100万円(200万円−100万円)が計上されます。

また、この商品の仕入代金100万円を3ヶ月後の8月に現金で支払い、売上代金200万円を販売から3ヶ月後の10月に現金にて回収したとします。売上代金を回収した10月には現金残高が100万円増えるので、最終的にはキャッシュフローと利益は必ず一致します。

しかし、キャッシュフローの推移と利益の推移をみると、両者のタイムラグは7月から10月まで続き、意外なことに現金残高は利益計上後の8月から10月まではマイナス100万円となります。

 

以上は、本日の日経産業新聞に掲載されていた、「役立つ財務」というコラム欄の「勘定あって銭足らず」という記事です。

通常、両者のタイムラグは支払条件、回収条件、在庫保有期間などによって必ず生じるものです。

今一度、自社の標準的なタイムラグを計算してみるのも、大事なことではないでしょうか。

売上、売上と、売上を伸ばすことに関心が集まりがちですが、キャッシュフローにも目をむけ、債権管理や在庫管理等についても十分な注意をしたいものです。

2003/ 6/ 9(月)晴れ

『お客様の心に迫る経営』

次は、先日届いたある経営セミナーの案内の文書の一部です。

・・・お客様の心に迫る経営こそが、デフレ不況に勝つ唯一の方法です。不況こそ、努力のしがいのある時はありません。不況の時に、真の顧客ニーズが見えてきます。決して社長は、不況を言い訳にしてはならないのです。今の不況を常態だと思い、社長は来る日も来る日も、寝ても覚めても、顧客から強く支持されるにはどうするのか、を問い、本当の顧客ニーズに立ち返る経営をしなければなりません。

お客様を想い、商品を磨き、サービスを磨き、人材を磨き、企画力を磨き、生産力を磨き、販売力を磨き、資金力を磨き、全ての戦略戦術を磨いて戦っていかなければ、生き残ることも、新たな繁栄を勝ち獲ることもできません。

ただ″滅ぶ″のみです。・・・

これを読んで、浮かんだのが、先日あるお客様である工務店の社長が言われた「つくり手のまごころがこもっていない家はいい家とは言えない」という一言。

まさに、お客様の心に迫る経営(住宅づくり)なんだなあと感じた次第です。

そんなつくり手がつくった家に住んでみたいものですね。

2003/ 6/ 8(日)曇り

『清々しい朝の加茂川清掃』

今朝は6時より7時まで、市内中心部を縦断して流れる加茂川の一斉清掃に参加。

花火の合図と共に市民・各種団体のメンバーが参加して駒岡橋上流から加茂川橋下流の3キロを清掃。

この加茂川では、毎年8月14日に、「越後加茂川夏祭り」が行われます。

この祭りでは、加茂川に架かる8つの橋をつないだ全長2kmという日本一の加茂川縦断大ナイアガラ花火や大盆踊り大会ミニ夕日コンサート魚のつかみ取りとうろう流しが行われます。


清々しい空気のもとの1時間でありました。

今日はリフレッシュするには過ごしやすい気候であります。

2003/ 6/ 7(土)晴れ

『ゴール』

一昨日のこのコーナーの答えです。

次のように雑誌に掲載されていました。

オリンピックに出場するスポーツ選手はトレーニングが好きなのでしょうか?

そんなことはありません。日々の練習の代わりに、いろいろしたいことがあるはずです。

それなのに彼らは毎日、つらい練習を続けています。

それは「金メダル」というゴールがあるから。スポーツ選手は、勝者という栄光を勝ち取った自分の姿、観客全員の祝福の声を浴びる自分の姿を思い描くことで厳しいトレーニングに耐えられるのです。

大切なのは、「ゴールをきめる」こと、そのゴールに向けて自分自身のモチベーションを高く保つことです。

  

企業経営も同じではないでしょうか。

ゴールすなわち『目標』を決めることは経営者が当然行うこと。

どこへ走っていって良いのかわからないまま走っても、同じところをぐるぐる回っているだけなのかもしれませんし、また、走る意欲も漫ろになってしまうというのが常だと思うのですが。

2003/ 6/ 6(金)晴れ

『資金繰り円滑化借換保証制度』

昨日は、ある会議で、県信用保証協会との懇談の機会に恵まれました。

懇談会では、協会から保証業務計画と実績の現状等を詳細の報告その他諸々。

懇談の中心は、やはり本年2月10日からできた「資金繰り円滑化借換保証制度」の運用について。

この制度は、すでにある信用保証協会の保証付借入金を新たな保証付借入金で返済する「借換」や、複数の保証付借入金を新たな保証付借入金に「一本化」することにより月々の借入金の返済負担を軽減し、資金調達の円滑化を図ることを目的とした全国統一保証制度です。

保証期間は原則として10年(据え置き期間1年以内を含む)。

こんないい制度は利用しない手はないというものですが、現実は窓口となる金融機関サイドで制度趣旨のとおり運用されていない場面にちょくちょく遭遇しています。

これは、せっかくの機会とばかり、この懇談会に一気に発言させて頂いた次第であります。

その内容は省略いたしますが、確認できた事項の一つに、

「この借換特例を利用することは、金融庁の言うところの条件緩和には該当しない」と言うことです。

金融機関の担当者サイドでは、この制度を利用すると条件緩和対象企業となるため今後新規の融資ができなくなるという誤った説明がされたことが2度3度ありましたので、意を新たにしてこの制度を有効活用するためにお客様に提案をすべきと思った次第です。

 

昨日のこのコーナーの回答は明日に順延致します。ご了承下さい。

2003/ 6/ 5(木)晴れ

『なぜ、厳しいトレーニングに耐えられるのか』

ある雑誌に今月の言葉として次の文章が載っていました。

日夜、トレーニングにはげむオリンピック選手。

「なぜ、そんなつらい思いをしてまで・・・」

なぜ彼らは厳しいトレーニングに耐えられるのでしょうか?

その答えは別のページに掲載されていましたが、明日このコーナーで。

 

昨日は、当事務所主催のIT実践塾第2回目の開催でありました。

静岡からおいでの加藤先生のジョークを交えたパワフルな指導でありました。

2003/ 6/ 4(水)晴れ

『ロスとコスト』

昨日に引き続き「経営者の四季」に掲載されている斉藤一人さんの成功のコツです。

あるおそば屋さんの御主人は、奥さんといつもけんかになってしまう。店がヒマになってお客さんがいなくなると、奥さんと2人きりになる。

御主人はそれが嫌なので、お客さんがいなくなると、用もないのに、出前に使う自転車で表をただ走り回っていた。そうすれば、奥さんとけんかを避けられるから。

とにかく、やたらと表を出前の自転車で走り回っていたら、そのうち、「あの店は忙しそうだな」と勘違いされるようになった。

すると、お客さんがどんどん増え始め、ついに、チェーン店を展開するまでに発展してしまったとか。忙しく見せるとお店は流行ると言うことの例。

「商人は忙しそうに見せろ」と言うことでしょうか。

 

話は変わります。本日4日の朝刊に県内に本店のある地方銀行が、「外務員の集金業務有料化」を行う旨の内容の記事が掲載されています。

これは、一般の事業所や商店でも月に複数回、外務員が訪問して集金業務を行っているような事業所に対して、手数料を徴収するという方針のようです。4回以上の集金が必要な場合は、1回につき1000円の手数料を徴収するというもので、月4回なら4000円、5回なら5000円が必要。

個人客に対する月掛けなどの集金業務も金融業界全体としては行わない方向に向かいつつある中で、この地方銀行では「廃止の方向」としているとのこと。

月掛けの集金業務は、こまめに訪問していろいろな情報・ニーズなどを得られる最大の収益アップのチャンスではないでしょうか。このチャンスを放棄して、固定経費の削減で、はたしてこの金融機関の将来はあるのでしょうか。余計なお世話なのでしょうが。

この新聞記事を見て、過日、大宮でスタッフとともにお聞きした日本経営合理化協会の牟田學氏の講演が頭をよぎりました。

企業にとって固定費削減は、必要。しかし、固定費削減はしつつも売上が、収益を上げる根元なのだから、売上アップが最大の戦略に位置づけなければならないと。

まさにこの金融機関は、守りだけのような気が致します。野球でもいくらピッチャーが抑えても、打撃で点が入らなければ勝ちはありませんよね。

あるセミナーでの話です。固定費削減というとほとんどの経営者が一律何%カットと、いいますが、固定費の中でも、「ロス」と「コスト」があって、「ロス」は、収益獲得に全く貢献しない支出で、1円たりとも使ってはいけないもの。これに対して「コスト」は、支出することによって収益を生むものという定義をされていました。まさに収益を生むべき「コスト」をいかに計画的に有効に使うかが、今の時代生き残るために大切なのではないでしょうか。(以前このコーナーで一度書いたことですが。)

2003/ 6/ 3(火)晴れ

『ああ、それは簡単』

銀座まるかんの、「スリムドカン」という商品は、あのインパクトのあるテレビCMで流され、ヒット商品となっているとのこと。

ところがあるとき、この商品をつくるための材料が、急に輸入できなくなったとか。ヒット商品がつくれないということは会社存亡にかかわるから、まさに大ピンチ。社員は皆、頭を抱えてしまったそうです。

事情を聞いた会社創設者の斉藤一人(さいとうひとり)氏はこう言ったそうです。「ああ、それは簡単」。そして、少し間を置いてこう続けたそうです。「よかったじゃん、ツイてるじゃん。だって、それに代わるもっといい材料を探してくれば、新しいパワーアップした商品にできるもの」。

実際、新しい材料を加えることで、より強力な商品をつくり出し、売上を伸ばすことに成功したそうです。

それは簡単だと思って取り組むと、頭が前向きで建設的な考えへと切り替わり、難しそうな問題も解決策が出てくると斉藤氏は言っています。

 

以上は、当事務所のお客様に毎月5日にお送りさせて頂いている冊子「経営者の四季」の7月号からの転載です。2日後にお届けいたしますのでぜひご覧下さい。

斉藤一人氏は、今月発表になった長者番付では第2位、昨年は確か第1位。銀座まるかんの創設者で、9年連続して全国長者番付の10位以内になっている知る人ぞ知る人であります。

常に「それは簡単だ」という発想でいたいものですね。

2003/ 6/ 2(月)晴れ

『再び新井満の講演を』

昨日1日は、新井満の講演を聴講しに加茂文化会館へ・・・。

この加茂の地に来られるとこうことで楽しみにしていたところでありました。

テーマは「心の荒野に木を植える」。

ジャン・ジオノによって書かれた「木を植えた男」という本を紹介。木を植えた男

不毛の大地に自然の森を作り上げることに残された人生を捧げた老人の物語。どんぐりをより分けて、最良のどんぐりを見出す。それをひとつひとつ丁寧に植えていく。

たったひとりで、荒れはてた地を緑の森によみがえらせる。その男は、それが行なうべき重要なことだと知っており、自分の長年に渡る努力が、将来、大地とともに住む人間とって有益であると確信して、何年も無償の行為を続けていく。彼は大地がゆっくりと変化していくのを見るだけで、十分幸せであり、それ以上のものを望まない・・・。

彼はやさしくて、物欲はなく、本質のみに向き合っている男。

新井満は、たったひとりで荒れ地に木を植え続けたこの男の生涯に感動し、南仏プロヴァンスへと旅立ち、これらを「木を植えた男を訪ねて・新井満/新井紀子 著 白泉社 \1600」として出版したとのこと。

なんと、この「木を植えた男」のアニメ版と実写版の両方を実際にスクリーンで鑑賞までさせていただきました・・・!!

新井満は、この男と全く同じような人物像が、新潟県出身のあの「良寛」ではないかと・・・。

ということで、今テレビでコマーシャル放映している長編アニメーション映画「良寛さん」の最初の10分間ほどを放映して頂いた次第であります。

ナレーション・小林幸子、良寛はなんと菅原文太、国仙和尚・新井満、長岡藩主は平山県知事等々そうそうたるキャスト。

主題歌はあの小椋佳作詞作曲の「夢と世と」。(早速CDをロビーで購入した次第です。)

本当に今現在小椋佳は時の人という感じであります。

実は、新井満の講演は13年前にホテル新潟でスタッフともどもTKCの夏期大学でお聞きし、感動を覚えたのを今現在も覚えていたため、ぜひもう一度と思ったためであります。

その際も、音と映像を駆使しての講演でありました。新井満のプロデュースしたお酒のCM。BGMならぬBGVの映像。本当に感動的でありました。

その際に「いい加減」と言うことばの解説があり、悪い言葉としてとらえがちだか、本当は素晴らしい言葉だとの解説。例えば風呂の温度がちょうどいい温度。これが「いい加減」・・・。

 

13年前と同様昨日も色々な気づきを与えて頂いた感であります。

2003/ 6/ 1(日)雨

『新しい市場創造を』

昨夜のNHKテレビの21世紀ビジネス塾は「失敗しない設備投資のススメ」。

不況が深刻化し、民間の金融機関が機能不全に陥っている今、中小企業は、どのようにして資金を調達すればよいのか。“設備投資”に焦点を当てて、経営に即役立つ実践情報をわかりやすく提供する、「ビジネス基礎講座」第2弾でありました。

企業収益には改善が見られるにもかかわらず、設備投資はなぜ伸びないのかに焦点を当てながらの進行。

ある印刷会社が、潜在ニーズを掘り起こし、そのために数千万円の印刷機を導入し、V字回復した企業を紹介。

番組で結論づけていたことはコストダウンのための設備投資では同業者間でのたたき合いで終わり勝つか負けるかであるが、新しい市場を創出しそのニーズに応えるための設備投資を行うことこそ本来の企業戦略であるというような話でありました。

守りの経営ではなく攻めの経営をしなければならないということでしょうか。

 

6月で今年も半分が終了します。年の計画の遂行状態をチェックし折り返しを迎えたいものです。