2001/12/31(月)
『大晦日』
とうとう今日は大晦日。この一年を終えようとしています。
とかく反省といいますが、自分自身が良くやったと言うことも少なからずあるものですよね。少なくても、自分自身にはなまるをつけられることを認め、新年へのバネにしたいと考えている次第であります。
あっという間に正月休みは過ぎ去っていきますが、それもまた、OKかもしれませんが、振り回されることだけは回避したいものです。
来年もこの『所長のひとりごと』を書き続けますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
それでは、良いお年を!!!!

2001/12/30(日)
『七味五悦三会』
毎日書き込み更新されている、ある方のホームページの本日の内容からです。
・・・・「七味五悦三会(しちみごえつさんえ)」でもやろう。
これは,その昔の江戸っ子の遊びである。
つまり,七つの今年初めて食べた美味しい物,五つの楽しかったこと,三人の初めてであった素敵な人を,除夜の鐘を聞きながら,あんなこともあったね,ああ,あんなものも食った,そういや,あれは楽しかったなぁ。あの人のおかげで今年は助かったなぁ。。。などと,今年一年を振り返り,私の人生もまんざらすてたもんじゃないではないかいと,自ら喜び会うという,なんとも内向的な暗い楽しみである(今の私の境遇にはぴったしだと思う)。・・・
これに続き、具体的に七味、五悦、三会、を延々と書きつづってある次第。
ちなみに七味は7つどころか15味であります。参考までに紹介します。新潟県の店も入っております。
■七味
まずは七味からはじめるが,これは七味じゃ足りない。
とにかく思いつくままに書いてみよう。
1・長野県駒ヶ根市の変なご飯シリーズ。
1.1.精養軒,「タンシチュー」
1.2.玉龍,「ソースカツどん」
1.3.萬里,「ローメン」
2・和歌山県和歌山市 出井商店の中華そば。
→本当にうまいと思った。
3・VISIO寿司こと四谷「後楽」のあなご寿司
→あなごは絶品である。
4・岐阜県郡上郡 明宝ハムと明方ハム
→いまだにどっちがどっちなのか区別がつかない。
5・新地なお店2軒
飛田新地 鯛よし百番
→また行きたい。
西区九条の「小川下」(こかげ)の「草鍋」
→世にも不思議なちゃんこ鍋。
6・飛騨高山の麺類2軒
新井製麺所のうどん
→上手いとかまずいとかの評価以前の凄さ,つまり飯を食らう場所としての説得力がある。
やよいそばの飛騨高山ラーメン
→まるでチキンラーメンの如しで,個人的にはかなり好み。
7・大船 「鎌倉」のそば
→だしまきがうまい。
8.岐阜県郡上郡大和町 「剣」で食べた「漬物の味噌煮」
→インパクトでいうと,これが今年一番かも。
→ものすごく塩辛い。
→これで酒の最中にもかかわらずご飯を食べておられていたのが印象的。
9.三重県松阪市のホルモンとちょろ松
10.新潟のラーメンシリーズ
赤道食堂 特性味噌ラーメン
万人屋 チャーシュー麺
吉相 ねぎチャーシュー(こってり)
東横 味噌ラーメン
新潟駅,駅南けやき通の「しゃれ亭」の「つみれ鍋」
→ゆずこしょうで食べる。
→今すぐにでも新潟へ行って食べたい!
11.岐阜県大垣市の名店2軒
ブランチ ヒロノヤ
四鳥
12.埼玉なお店
→浦和 華の家のプルコギ
→蕨 備長の上ホルモン
→備長の上ホルモンは,もともと試作品みたいなもので,私のような内臓系の好きな客に出していたもの。
13.鹿児島県阿久根市 華あじ
→阿久根市は,華あじをはじめ,魚の宝庫である。
14.宮崎県延岡市 再来軒のラーメン
→かなり好み。
15..名古屋 「眞佐可」の焼肉
それでは、自身の七味五悦三会をこれから考えることと致しましょうか。

2001/12/29(土)
『昨日の続き』
清水先生は、これからは二宮尊徳の思想が生かされるときであると力説されておられました。
仕法・勤労・節倹・推譲というキーワードを解説いただいた次第。
これから、生き延びられる企業は徳のある企業のみであるとも解説。
また、清水先生は教育関係にもたずさわり、精神障害者とのかかわりもあるとか。それらの人々に接触し、次のような共通している点があると紹介。
それは、精神障害者のほとんどの方は、「人の価値観」で生きているということ。即ち、自分自身の価値観では生きていないということが共通点であるとのこと。
一昨挽の、正味2時間のひとときではありましたが、いろいろと気づきを得ることが出来たすばらしい時間でありました。
当事務所は、本日が2001年の仕事納めであります。新年は4日からであります。が、当コーナーは、私が勝手気ままに引き続き毎朝更新する予定であります?!ので、よろしくお願いいたします。

2001/12/28(金)
『寄i塾』
昨夜は月1回の寄i塾の開催日ため出席。
講師は今、注目のえにし屋主宰の清水義晴先生。2.3日前の新潟日報社説に紹介されていたほどの方であります。
昨夜は、17名ほどの塾生が参加。
まず最初に清水先生より5センチ角位のポストイットが3枚配られ、それぞれに5年から10年後の自分自身としての社会予測を書くようにとの指示。書き出したものを先生がジャンル別に区分し黒板に張り出し、講評。
それらをいくつかに分類された項目に列挙すると、東洋にエネルギー・日本文化の見直し・環境がクローズアップ・住宅事情の変化・経済崩壊・金利上昇・社会不安の増大・新しい価値観の台頭・情報化社会の進展・高齢化社会などなど。
その後、今度は、10年後のために自分が今やるべき事を、同様に2枚に書き出すよう指示。
ネットワーク・立志・役立ち・柔軟な対応・日々を精一杯楽しく生きる・子育て人育て・企業の体質強化などなど。
最後のまとめとして、変わる時代に、変わらないものを大切にしていかなければならない、現在の延長線上で未来を見るのではなく、未来から現在を眺め今何をしなければならないかという事を考えなければならない、幅を持った中で、そして個性を磨き合う・・・・・というような締めくくりでありました。来年を3日後に控え、タイムリーな塾でありました。

2001/12/27(木)
『人件費はコストではなく投資』
先日のあるファックスの内容に書かれていた内容です。
このタイトルの言葉は、フォード自動車の創業者、ヘンリー・フォード1世が言ったものとか。
・・・ある呉服屋さんの勉強会に行った時に「従業員がやめてしまうんですが、どうしたら良いでしょう」という相談を受けました 。オーナーのレベルは経営している組織が生業なのか、家業なのか、企業なのかで分かれてきます。会社が社員に対して与える事が出られればやめないし、そうでなければやめてしまうものです。社員はオーナーの言葉のはしはじから、将来像や会社の運営状態を感じとっているものなのです。言い換えれば人件費をただのコストと考えているオーナーなのか、将来会社が大きくなるための投資であると考えているのか、それによって働く側の気持ちは大きく違ってきます
。ローコストオペレーションを徹底していくことは重要なのですが・・・・・・・。
なるほど、そのとおりと痛感した次第であります。投資をカットして企業成長が出来るはずがありませんよね。

2001/12/26(水)
『今年は何点?』
毎日読み続けているあるホームページの本日の書き込みにあった内容です。
ラジオ番組の特集としてやっていたとのこと。
今年のあなたは何点でしたか?という問いかけ。
といわれて、頭の中でどんな1年だったのかを必至に思い出そうとしてみても、残念ながら明快には浮かばずじまい。手帳等で1月から追っていかなければならないのではという感想であります。
まだ、今年は6日も!?あるわけですから、大晦日の日に改めて採点してみることと致します。
円安が続いております。3年2ヶ月ぶりの1ドル130円台。財務相の円安容認発言も影響しているようですが、それでも株の買い材料にはなっていない様子。景気に与える影響が気がかりです。

2001/12/25(火)
『政府予算案閣議決定』
2002年度の政府予算案が昨日閣議決定。
公共投資の10%削減などで政策に充てる一般歳出を4年ぶりに減額しながら都市再生、情報技術などの分野を厚く配分。しかし、民間主導の経済再生には力不足といった内容。
本日の日経社説では、「デフレ下のデフレ予算」でいいのか、と厳しい論調がなされております。
早々と予算案が決まり安心することなく、今後の情勢しだいで、メンツにこだわらず予算修正も考えていくような「大胆で柔軟な」小泉総理の指導力に期待したいものであります。
今年も残すところ、今週のみとなりました。悔いのない1週間をお過ごし下さい。

2001/12/24(月)
『役所へ右ならえの時代終わる!?』
先日の地元エリア紙によると、三条商工会議所が、年末の賞与を3割カットしたと報じておりました。また、本日届いたその新聞社からのメールに詳細が書かれておりました。
民間企業では驚くことではありませんが、ほぼ役所と同等な扱いであった会議所が、今までの役所へ右ならえから、方向転換したという画期的な出来事ではないでしょうか。
支給については能力を加味して決定したということでありますが、職員の意識も大幅に変わることと考えます。
役員が替われば、一気に物事は変わるという事例です。
市役所等についても、大改革が必要のような気がしてやみません。皆さんは、いかがお考えですか。

2001/12/23(日)
『ISO認証取得祝賀会』
昨夜は、ある会社のISO認証取得記念祝賀会に出席。社員全員の表情が、あることを成し遂げたという達成感、充実感あでいっぱいで、すがすがしいきぶんになった次第であります。
一番すばらしいと感じたことは、トップである社長が、ISOを取得するという決断をしたこと。それに対して全社員が一致団結してベクトルを合わせ、その目標に向かって邁進したこと。その結果が、認証取得。敬意を表すること大であります。
社員全員が決断してやれば出来るということが、今後の難局を迎えたときの力になると痛感。
ただ、この認証取得はスタートであって、終わりではないということ。これも全員が認識していたことはすばらしいことでありました。
楽しいひとときを過ごさせていただき、本当にありがとうございました。

2001/12/22(土)
『ヒット商品ランキング』
今週の日経ビジネス誌に、2001年ヒット商品ランキングが掲載されておりました。
テロ、狂牛病、消費不振・・それでも売れたという副題つきです。
順位は以下の通り。
@千と千尋の神隠しAADSLBデジタルカメラCビールサーバーD280円牛丼E排気カット掃除機FDVDプレーヤー、レコーダーG東京ディズニーシーHアルミ缶ボトル飲料IコーヒーショップJ海洋深層水K洗剤不要コースつき洗濯機L発泡酒アサヒ本生M美白NタカラのベイブレードOマイラインPとっとこハム太郎QNHK番組プロジェクトXRホンダ、フィットS格安スーツ・・・・・その続きは、そばめし・無洗米・ユニバーサルスタジオジャパン・歌謡曲明日があるさ・Jフォン写メール・液晶テレビ・乾燥機付き洗濯機・書籍チーズはどこへ消えた・デパート地下グルメ・トヨタエステマハイブリット。
以上がべすと30です。皆さんは、いくつ購入等されましたか。私自身は10個でありました。
こんな時でもしっかりと、そして、したたかに売れる商品がこれだけある。なぜ、消費者の絶大な支持を集めたのかを徹底検証ということで書かれてあります。
年齢、性別、使用頻度の壁を越え、市場を拡大したし用品が上位にランクされていると分析しております。

2001/12/21(金)
『税理士ビッグバン』
来年度は、税理士ビッグバンといわれております。
@税理士法改正に伴う変化、Aますます会計業務のニーズが増えてくるBIT化、インターネットがもたらす変化・・・・等々によるためであります。
税理士法改正により出廷陳述権が与えられ、税務訴訟における税理士の果たす役割が、ますます高まることになります。
いずれにしても、社会経済の流れに遅れず、逆にリードしながら、ニーズに対応したサービス業務を、
提供していかなければならないと考えている次第であります。
今日は、億万長者が昨年の3倍462人も現れるという年末ジャンボ宝くじの発売最終日。買ったから当たるという保証はありませんが、買わなければ絶対に当たりません。当然のことですが。皆さんは買いましたか。

2001/12/20(木)
『ピアノの鍵盤』
故司馬遼太郎氏は、人間の感情をピアノの鍵盤に例えると、多くの鍵盤を持っていた方が豊かな人生を送れると言っています。
美術の鍵盤を持っている人は、すばらしい絵画を見ることによって反応し、音楽の鍵盤を持っている人は、良い音楽には素早く反応し、心が豊かになといいます。俳句の鍵盤、スポーツの鍵盤・・・・・様々な鍵盤の持ち主か゛います。
寅さん映画の中で、原盤の数が最も少ないのが「タコ社長」だという人がおります。この人は「手形が落ちない」「税務署が来た」といった現実の音にしか反応しないからというのが理由とか。しかも反応すると、ばかでかい声、でかい音を出す。これが幻想の世界の鍵盤を持つ寅さんを怒らせてしまうのだという解説です。
100円ショップ大手のダイソーが、11月に発売した推理小説「ダイソーのミステリーシリーズ」の売れ行きが好調とか。既に発売されたものを文庫にしたものではなく、全編書き下ろし。小説を100円で購入できるという意外感がお客さんの好奇心に訴えているようです。シリーズは全部で30冊。支持層はサラリーマンからOL、主婦にまで及んでいるそうです。
昨日と今日の上記の自己啓発格言は、読書の効用について書かれてありますが、鍵盤を増やす意味でも、読書量も増やしたいものです。
当事務所スタッフの中に、読書マニアがいるようにも聞いておりますが、見習いたいものですね。

2001/12/19(水)
『満腹でもおいしいものは』
かにすき、ふぐちり、しゃぶしゃぶ、寄せ鍋、アンコウ鍋・・・。
今年の忘年会シーズン真っ盛りのことと思います。おいしい料理をたらふく食べようと、昼食を控える人も多いのではないでしょうか。
しかし、本当に料理がうまいかどうかは、満腹の時に食べてみないとわからないそうであります。帝国ホテル前料理部長西脇喜三郎さんの言葉に「満腹の時に、料理の味見をする」があったそうです。
今年は不景気で忘年会の件数は減っているそうですが、高級ブランド品や激安商品の売れ行きは好調といいます。しかし、身の回りをみわたすと必要なものはほぼそろい、のどから手が出るほど欲しい商品は少ないといったところが一般的のようです。
満腹でも食べたくなるおいしい料理のように、日常では困っていなくても、つい買いたくなる「おいしい商品」が次々と市場に出てくれば、景気も上向くと思うのですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
と、本日の朝刊コラム欄にかかれてありました。記事紹介でありました。
全く同感であります。忘年会では、食べ過ぎ、飲み過ぎには注意しましょう。

2001/12/18(火)
『ホテル税成立へ』
全国ではじめて一泊1万円以上のホテルや旅館の宿泊者を対象に、100円から200円を課税する法定外目的税が都議会財政委員会で可決。19日の本会議で可決、成立する見通しです。
都は、年間15億円の税収を見込み、外国人向けの観光案内や国際会議の誘致などの観光産業振興策に充てるといいます。
条例案によると、宿泊料金が一泊1万円以上1万5千円未満は100円、1万5千円維持用は200円の課税。1万円未満は非課税。
大手銀行に対する外形標準課税の第2弾となるわけですが、賛否両論が当然噴出。ホテル税は、納める人と、その税金の使途との関係が今一不自然ではありますが、皆さんはどうお考えですか。
昨日の月例経済報告の表現は、「悪化を続けている」との表現にとどめ、11月の「一段と悪化している」との判断を据え置いた形でした。

2001/12/17(月)
『月例経済報告の発表日』
本日17日は内閣府の12月月例経済報告の日であります。
景気判断の変化を毎月発表しているわけですが、過去の表現は次のとおりです。
4月 景気は、弱含んでいる
5月 景気は、更に弱含んでいる
6月 景気は、悪化しつつある
7月 景気は、悪化している
8月 景気は、更に悪化している
10月 景気は、引き続き悪化している
11月 景気は、一段と悪化している
ようはどうであれ、自社がどう戦略を立て、それに邁進するかでしょうから、どう発表されようと、かまわないといってしまえばそれまでですが(言葉の遊びといってしまっては大変失礼に当たりますね。)。
今週も、気合いを入れてやり抜きましょう。それでは、また明日。

2001/12/16(日)
『今年もあと2週間』
2001年もあと16日。
やり残していることが多々あり、これを何とか年内に整理をつけるべき邁進する次第です。
人間は、成長を限りなく求め続けるためか、達成できなかったこと、失敗してしまったこと等について自己反省、後悔等の念を抱きますが、反対に、実際に成し遂げたこと等も多々あるわけで、それは当たり前のように認識していまっているきらいかあるのではないでしょうか。自身の実績も正しく認識し、評価することが大切で、時には自分を褒めてあげることも必要なのではと考える次第です。
スタッフと共に、2001年について客観的なプラス評価、マイナス評価としての自己評価を実施し、自信を持って目的に向かって2002年を邁進したいものです。
今日は日曜ですが、あいにくの悪天候。ゆっくり体を休めることと致します。では。

2001/12/15(土)
『現状把握』
昨日は、上越市で、研修会。スタッフの渋木、宮本の3人で1日がかりの日程で参加。
内容は、税理士法に関するもの、及び、事務所の業務改善に関するものであります。
何のために、今行っている事項をしなければいけないのか、といういう目的意識の再確認が最大の業務品質、業務拡大の課題というのが、今回の研修での感想であります。
毎月の月次決算書をつくり、お客様に提供するのが目的と錯覚してしまうことも無きにしもあらずでは・・。これらは手段であって目的ではない。スタッフの全員は当然承知はしていると確信してはおりますが。
第二に、自己の行っている業務の取り組みかた等について、自己認識が、不足しているのではという感想(当然私を含めてでありますが)であります。取り組み方だけではなく、自身がしなければならないこと、それに対する進捗状況を、客観的に把握していないのではということであります。把握しているようでしていない、というのが現実のようです。これらを体系的に、最低限自身で管理できるようなスキームを作り上げることが、来年の課題であると認識した次第であります。
あられ混じりの雪の中を上越までの行き帰りとも運転してくれたスタッフの宮本さん、本当にお疲れさまでした。

2001/12/14(金)
『小幅調整にとどまる税制改正』
本日14日、与党税制改正大綱が決定される運びでありますが、改正は小幅調整にとどまり、抜本改正は先送り。
ストックオプション税制の拡充はされたものの、期待していた土地譲渡時の税率引き下げは見送り(所得税住民税合わせて26%の税率を20%に引き下げるという案)。デフレ対策はされずじまいという結果で残念至極。
今回は、所得税や消費税などはもちろん相続税や酒税でも改革を先送り。
中小企業に関係しそうな改正では、交際費非課税の一部軽減です。これは、資本金が1000万円超5000万円以下の法人は、現在年300万円を上限に交際費の80%を非課税としている措置について、上限を400万円に引き上げるというものです。
期待はずれの税制改正大綱が今日発表されます。これで日本の経済が良くなるのでしょうか。・・・・・・・残念の一言。

2001/12/13(木)
『経営会議』
昨日は、スタッフの宮本とともに、研修会(東京)に出席。
年度経営計画を成功するためには、その進捗管理を行う方法として、経営会議を毎月開催すべきであるという内容のもの。
その会議の参加者は、社長、役員、部門管理者、経理責任者等。
進行方法としては、会議を計画的に進めるのは当然でありますが、年度、月次予算を行い、毎月の月次決算を経て、月次、累計予算・実績差異分析及び予想決算数値を経営会議に提出。その際の決定事項を実行に移すためのルール・しくみをつくっておくということであります。
会議の議事録を残し、決定事項、実施責任者等決議したことの意思決定プロセスを明確にしておくことが大切。
当たり前といえば当たり前のことでありますが、社長が思ったとおりに会社が推移しているか、このままいったら会社がどうなるのかを、数字の裏付けをもとに明らかにしていくことが最大の目的であるといえます。
数字は会社の血液。数字を見れば会社の何処がわるいかわかると、講師の先生はいい切っておられました。
つくづく同感。当事務所としては真に何をサポートしなければいけないのかの原点に立ち戻って、サービスの提供をさせてもらう決意であります。

2001/12/12(水)
『ユニット分析』
事務所が、毎月の月次決算書と共に提供させているものの中に、月例経営分析表があります。
実はこの分析表は、任意の単位(例えば売り場面積)当たりで売上、変動費、固定費をとらえることが可能で、これをユニット分析といい、企業サイドでのニーズに合わせて帳票を出力することができます。
このユニット分析をすることにより、単位あたりの損益分岐点が明確になり、経営者の意思決定に役立つ情報を提供することができます。
例えば、業種による選択では
販売業であれば、売り場面積、顧客数、得意先件数、営業時間
飲食業であれば、来客数、座席数、営業日数、営業時間
製造業であれば、機械台数、機械稼働時間、直接作業時間
運送業であれば、車両台数、走行距離、運行回数
他にも、期間による選択も可能です。
経営に役立つ情報として提供したいと考えておりますので、こうしてもらいたいというご希望を担当者にお寄せください。
昨日は、2時間かけての事務所内の大清掃でありました。処分した書類等の重さがなんと、180キログラム。まだまだありそうですが、第2弾として実施したいと考えております。

2001/12/11(火)
『サウスウエスト航空の28年黒字経営の秘密』
米国の航空業界は景気減速のあおりを受け今年上半期、大手7社中の業績は大幅に悪化。更に同時テロで益々低迷。そんな中2桁の増収増益を記録している会社。それがサウスウエスト航空で、あっと驚く経営の秘密が多くあるということです。
以下、紹介記事の一部を紹介致します。
・・・・ケラハー氏(酒好き、タバコ好き、イベント好きで知られる70歳の会長兼最高経営責任者)率いるサウスウエスト航空は今から30年前、テキサス州の小さな地方線運行会社として誕生。格安運賃を武器に急成長を遂げ、今では全米57都市に進出。実に、28年連続で利益を出しつづけている。
売上高では7番手に過ぎないが、株式市場の評価を示す時価総額では、サウスウエスト航空は、およそ1兆7000億円。なんと、ユナイテッド、アメリカン、デルタの航空大手3社の時価総額合計を上回る。
サウスウエストの武器は格安運賃。例えば、ロサンゼルスとラスベガス間の往復割引運賃を比べると、大手の平均が95ドル、サウスウエストは60ドル。サウスウエスト航空が参入すると、その路線の価格が下がることをアメリカの運輸省は「サウスウエスト効果」と名付けている。
飛行機が到着したとたん、荷物の積み下ろし、燃料補給など全ての作業が同時に進む。スピードアップのため、パイロットでも掃除や荷物の積み下ろしを手伝う。機内の清掃はフライト・アテンダントの仕事。徹底したチームワークと助け合いの気持ちが、業界ダントツの生産性を生み出す。
搭乗手続きも一味違う。座席指定はなし、早い順にプラスチック製の番号札を配る。チケットを発行する手間も、改札にかかる時間も省ける。それでも顧客の満足度は高いようだ。
フライト・アテンダントたちは、歌を歌ったり笑わせたり、思い思いに乗客を楽しませる。一人一人が楽しく仕事をすれば、客も楽しくなる。客がまた来れば、利益も上がる。というのがサウスウエストの経営方針。
本社の壁には、そこで働く従業員全員の写真が飾られている。
ケラハー会長のハチャメチャぶりは「自分らしく楽しく仕事をしよう」という、従業員への強力なメッセージ。この文化が生き続ける限り、サウスウエスト航空も成長しつづける可能性はある。・・・・
社員第一主義の会社であり、この社員第一主義が結果的には顧客第一主義となり、顧客満足の向上に繋がるということなのでしょうか。見習いたいものです。

2001/12/10(月)
『コア』
中小企業が「勝ち組」企業となるためには、コアとなる技術、商品、サービスを確立し、これを競争力のある商品や技術開発等に落とし込んでいく。ただし、マーケティング調査など十分に行って「売れる」市場を選択することが不可欠。・・・・・・・と、ある雑誌に書かれておりました。
当たり前といえば当たり前のこと。
ただ、自社のコアコンビタンス(競合他社と事業を差別化する上でのその企業の強みのことをいいます。)が何かがわからない経営者がおられたら、これこそ問題と言わざるを得ませんね。
12月も半ば、ようやく、寒さも本番という今朝の気温。体調には十分きをつけ、今週も充実した1週間にしたいものですね。
そのためには、日々の業務計画の策定でほぼきまり!?
当事務所のスタッフの皆さん、まだ、今週の週計画が提出されていない方がおります。前週末までには必ず提出いたしましょう。週が始まってからの週計画では、本来の目的が達成されませんよね。

2001/12/ 9(日)
『掃除に学ぶ会に参加』
本日9日は、日本を美しくする会 新潟掃除に学ぶ会の開催日であります。今回で第6回目で、会場は燕中学校。
当事務所では、この会の発起人であるイエローハットの創業者鍵山秀三郎氏が実際に具体的に指導をしていただいた第1回目から参加しております。
本日も、事務所スタッフ全員で参加してくる予定です。
この会の趣旨は、トイレ掃除を通じて自分の心を磨き上げるというものです。

2001/12/ 8(土)
『経営方針策定会議』
昨日は、朝から、一日かけて、当事務所の2002年度経営方針に基づく、具体的戦略を策定する会議でありました。熱のこもった白熱の意見が出て、実り多い1日でありました。
最終目的は、「お客様の企業の永続、発展のため」というのは言うまでもありません。

2001/12/ 7(金)
『みどり塾が無事終了』
昨夜は、当事務所主催の「みどり塾」の最終回でありました。
昨年のちょうど今頃、21世紀を生き残るための黒字経営の基盤確立を目指し、目標経営の立て方とその具体的実践手法をテーマに本年2月をかわきりに2ヶ月に1回開催し、昨日の6日で6回目の最終回を迎えることができました。
第1回目・・企業は利益第一主義を目標とせよ
第2回目・・企業は商品政策と販売政策の目標を確立せよ
第3回目・・企業は人によって栄え人によって滅びる
第4回目・・企業は社員全員が経営関連数字に強くなれ
第5回目・・企業の人事と組織はどうあるべきか。公正、公平な評価 制度の確立
第6回目・・評価制度が「やる気」を引き出す
講師は、あの市川治平先生。
経営戦略とは変化に対応するということであり、基本に忠実に行うということに尽きると言明。
参加者のうち、7名の方が100%出席。4回以上の出席者には、終了証を市川治平先生より贈呈した次第です。明日からの企業経営に必ずや活きるものと確信いたしております。
参加いただいた皆様1年間お疲れさまでした。
市川先生、ご指導ありがとうございました。

2001/12/ 6(木)
『連結納税』
自民党税調は、昨日、懸案であった連結納税制度を来年4月に導入する方針を決定。
当初、来年の導入が見送られそうでありましたが経済界からの強い要請等により当初の予定どおり来年4月かとなった次第のようです。
この制度は、持ち株会社など企業グループを一つの企業としてみなして法人税を課税するというもの。そのため、グループ内の赤字会社の損失を黒字会社の利益から差し引いて課税対象を計算するため、グループとしての税負担が軽減されるメリットがあります。たた゛、自民税調は国の財政事情に配慮し、制度を利用する企業グループに法人税の追加負担を求め、代替財源を捻出すべきだとの意見が大勢を占めたとか。
来年度税制改革が14日の大綱発表に向けて大詰めであります。

2001/12/ 5(水)
『過労と疲労』
日経ビジネスの最新号の記事からであります。
「見落とすな!過労のサイン」というタイトルの記事です。
・・・・・「疲労」と「過労」は違うことを認識してほしい。休息や睡眠によって容易に快復するのが疲労であるのに対し、その回復力が失われた状態が過労とされている。過労は、単に疲労の程度が著しいとか、疾病の前段階にある状態というものではない。心身が過労状態になれば、@疲労感が顕著で作業継続に伴い苦痛が生じるA効率や正確さが落ちて作業に支障が出るB休養に必要な時間が急増するC作業後の生活行動が制約を受け消極的なものになる、といった兆候が表れてくる。
心筋梗塞の発症と労働時間との関係を調べた研究では、1日の労働時間11時間を超える場合と、7時間以下の場合に比べ発症率が高くなるというデータが出ている。職場内容やそれに伴う精神的なストレスも一因になっていると考えられる。
では、過労死を防ぐ為にはどうしたらいいだろうか。肉体的な過労でも精神的な過労でも、かなり共通したサインがあるものだ。
特に目立つのが「不眠」だ。過労死と言われる事例を分析してみると、その数週間前から寝付きが悪いとか、朝早く目が覚めるといった睡眠障害がかなりの頻度でみられる。それでも休めないとなるとさらに疲れ果て、心身に具体的な症状がでてくるようになる。
過労死と見られるケースで裁判になれば、企業側が負けて痛手を受ける時代である事を念頭に置いて欲しい。
自分の健康管理は自分の責任ではあるが、健康で仕事ができてこそ社会的責任が果たせると自覚したいものだ。企業も労働条件の整備・向上に力を入れ、過労による健康被害が発生しないための努力を怠ってはならない。・・・・・
今まさに何が起こるかわからない時代でありますが、いずれにしても、自身が、睡眠を十分とり、健康管理に努めることが、全ての基盤、全てのスタートということですね。
健康管理を徹底することを前提に、来年の目標を定めたいものです。

2001/12/ 4(火)
『ラーメン、カレー、牛丼どれでも180円』
仙台市にある本社を構える、はんだや。定食の「めしのはんだや」を東北や北海道に22店舗展開の会社であります。
「今日も一日心豊かにお腹いっぱい食べましょう」がこの会社の企業理念。
タイトルの通りの値段で勝負しており、大成功と今日の朝刊では紹介しています。
二年ほど前から姉妹店の「半田屋」を開店。こちらはファミリー客を対象にした店で、ファミレス又はカフェテリアに近いとか。上記のメニューに加え、コロッケや春巻きなどは一ヶ100円。総菜は皿に好きなだけ盛りつけて一皿120円など。店内で焼きたてパンも販売。品質にもこだわり栄養士の資格をもつパート・アルバイトを採用し、防腐剤などは一切使わない徹底ぶり。
創業時から安さに最大の価値を置き、中間流通の排除を徹底したとか。
仮に隣に吉野家やマクドナルドが出店しても負けないと自負するほど。
徹底した企業哲学に裏付けされた信念の経営で、客から指示を得ているということでしょうか。すばらしいの一言であります。

2001/12/ 3(月)
『相続税の軽減』
先日もこのコーナーで書かせていただきましたが14日には、来年の税制改正の原案になる自民党税制調査会税制改正大綱が発表されます。
本日の新聞報道によりますと、来年度から親の事業を継いだオーナー経営者にかかる相続税負担を軽減する具体策を固めたと書かれております。
具体的には機械・設備、未公開株式などの相続財産についても、課税価格を実際の評価額の50%とする案。
中小企業にとって、朗報ということは間違いないようです。

2001/12/ 2(日)
『チェック』
何事も、計画、予定を立てることがあっても、それを一定期間ごとに、チェックしなければ、目的達成が半減してしまうのはいうまでもありません。
しかし、このチェックがなかなか継続できないのではないでしょうか。
当事務所でも、毎日の業務予定を前日に、一週間の業務予定を前週末に、一ヶ月の業務計画を前月末に、一年間の経営計画を前年末に立てております。
計画あるいは予定を書くことが目的ではなく、これを一つの手段として業務の効率的な遂行を達成することが目的であるわけですから、計画あるいは予定を立てたなら、日々進行状況についてのチェックは欠かせないということになります。
来る12月7日は、当事務所の2002年度経営計画策定の日であります。策定だけで終わらせず、日々、チェックし目標に向かって業務を進められるようにスキームを構築したいと思案の真っ最中であります。

2001/12/ 1(土)
『税制改正』
今月の14日、自民党の税制改正大綱が発表されます。来年度の税制の姿を示す恒例のものですが、自民党税制調査会が公表するものです。
数日遅れて、政府税制改正大綱も発表されますが、実質は自民党税制改正大綱にほぼ一致しているのが例年の状況です。
そのため、14日に発表される自民党税制改正大綱で来年の税の改正が決まってしまうと行っても過言ではありません。注目したいところでありますが、例年と比べ小規模の改正になりそうです。
その後、大綱は公明、保守両党の了承を得て来年の通常国会で法律化されます。
今日から師走。慌ただしくなってきそうですね。雅子さまのご出産というお祝いムードで景気を巻き返したいところですね。巻町の上原酒造では、雅子さまご出産の記念のお酒の受注が数万本という数で、てんてこ舞いということです。上原酒造の社員の話です。

|