2001/11/30(金) 『株式累積投資の勧め』 先日に、このコーナーで書かせていただきましたが、16日に行われた、「ペイオフ対策と財産運用」というタイトルでのセミナーの内容からです。 その中で講師の方は、これからは、株式累積投資をぜひはじめてもらいたいと提案され、これをはじめると、人生が必ず豊かになると言い切っておられたほどでありました。 これは貯蓄感覚の株式投資であり、一銘柄1万円から千円単位で毎月購入し続けるというものです。いつでも時価で売却可能というもの。理想的には1万円ずつ5銘柄で毎月5万円ずつ投資するのが提案といっておられました。 人生が豊かになるとは、自分が投資した銘柄の企業についての感心が高くなり、株式市況についても必ず目がいくようになって世の中の流れが大局的に生活の一部として身につき、これからの日本経済に対応できる行動ができ、ひいてはこれからの激動する世の中に順応した人生が送れるということを行っているのだと理解した次第であります。 まだの方は、ぜひ、1銘柄1万円だけでもはじめようではありませんか。授業料という位置づけで。 ちなみに、昨日の東京市場日経平均株価はだいたいいくらだったか、おわかりでしょうか。 1万655円96銭で前日比31円15銭のアップでありました。
今日で11月も終わり。紅白歌合戦の出場者が発表になっていましたが、もうそんな時期になったということですね。年内にやり残すことがないようあと1ヶ月を悔いのないように過ごしたいものです。 2001/11/29(木) 『会社更生法の申請』 会社更生法の適用を申請した新潟鐵工所が28日、再建に向けて金融機関や取引先などへの状況説明を開始したと新聞等が報じています。 全国13カ所の工場は操業を続けているそうですが、スポンサー探業としては戦後最大規模の経営破綻に関係先は・・・・。 ここ、加茂市も加茂工場があり、従業員は243人とか。加茂市屈指の企業であります。昭和40年第後半には500人前後の従業員がおられたとか。 行政を中心としたあらゆる面に対しての迅速な対策を期待してやみません。 2001/11/28(水) 『インターネット研修』 昨日、一昨日とインターネット徹底活用講座セミナーを聴講。 昨日の講師はNATUコンルティング代表の青木裕子氏。 講師のホームページは ですのでご覧いただければ、講師の活動ぶりがおわかりかと思います。 ヒットしているホームページを作成した会社に直接出向き、取材して歩いた情報を中心にインターネットのコンセプト等をわかりやすく話しておられ大変参考になった次第です。 上のアドレスから講師のホームページに入りますと、ホームページの先進事例の企業へリンクできるようになっています。 まとめとして、@ネットビジネスは別世界のものではない。A店舗とネットを組み合わせた商売ができない店は将来がない。B社員全員を含めてネットに対応する店こそ、IT革命に勝てる店。Cまず、お客様の立場に立って考える。D他にないビジネスモデルを考える。 といっておられました。 インターネットは、今や、やるしかないといったところでしょうか。 2001/11/27(火) 『元気が一番 その2』 昨日の続きです。
・・・・・・「よい氣」と「悪い氣」。このキという字、私は、明確に区分しております。普通、キというのは、「メ」を書きます。私は、この「メ」は、悪い気の時にこれを書きます。悪い気というのは何かというと、例えば病気とか、浮気とか、こういうときには、悪い気なので、「メ」を書きます。男っていうのは、気が滅入るから浮気しちゃうんです。気が滅入っちゃうと病気しちゃうんです。気がめいっちゃうと病気しちゃうよ、ということで、「気」を書きます。 よい氣というのがあります。よい氣というのは、私は「米」を書きます。どういうのがいい氣かというと、元氣、やる氣、根氣、勇氣、負けん氣、あとは陽氣とか。これがいい氣だと、私は思っています。こういうときには、私は、この「米」を書きます。これはいい氣なんです。どういうのかというと、氣を込めるから元気が出るんだよ、氣を込めるからやる氣が出るんだよ。この二つの字だけは、私は非常に氣を使っています。これは、非常にこだわるところなんです。 とにかく、お客さんを元氣にさせよう、・・・・・・
ということで、当事務所は、この著者の行っている「元氣玉セミナー」に順次に参加しているところであります。 2001/11/26(月) 『元氣が一番』 昨日、元氣が一番というタイトルの本が贈呈されてきました。 ・・・・・・社長が元氣になれば会社は良くなる。 景気が悪い、資金繰りが大変だ、受注が激減した、儲からない、等のドクガスを社長は言葉として出さないことです。 社長がドクガスをはくから従業員がドクガスを吸ってしまい会社全体が病気になってしまいます。 「おかげさまで、元氣にやっています。」 まず、この一言を発していきましょう。 創業の時の心の元気を取り戻して具体的に動いて大変化の時代を己のチャンスと捕らえコツコツと足元を固めつつ元気会社を創りましょう。 元氣が一番。 この本が元氣を取り戻すビタミン剤のようにお役に立てば望外の喜びであります・・・・・・・ と、書き出して始まっております。 内容については後日機会を改めて紹介することと致します。 2001/11/25(日) 『三連休最終日』 本日は三連休最終日。 来週から天気予報でも雪の降ると伝えています。一気に冷え込むのでしょうか。 風邪に十分注意したしたいものです。 気分転換でリフレッシュ。 2001/11/24(土) 『ハリー・ポッター現象』 世界を一人の魔法使いが席けん。 その名は「ハリー・ポッター」。この魔法使いの少年が主人公の本は世界で1億冊を超えるベストセラーになり、米英で公開が始まった映画も過去の観客動員の記録を塗り替える勢いとか。 女子中高生らが「ハリポタ」と呼ぶこの魔法使いの魅力はいったいなんなんでしょうか。 千葉県浦安市の市立図書館は90冊近いハリボタの本が平均1ヶ月待ち。その7から8割は成人。更にその8割が30から40代の女性といいます。 つらい現実に対する安らぎとして受けている、とか、深刻な世界が癒しの物語として読まれている、とか、魔法がカギという人も。ハリボタは学友等と寮に暮らし、魔法学校に通う生徒。つまりハリー・ポッターは学園小説であり、一人の少年が自我と才能に目覚めていく成長物語でもあるとか。 日本でも12月1日に映画公開。ぜひみたいと思う一本であります。 2001/11/23(金) 『勤労感謝の日』 本日は勤労感謝の日で祝日です。 以下はこの日の解説の抜粋を見つけましたので紹介いたします。 ・・・・・・・・・・「勤労感謝の日」は,「国民の祝日に関する法律」(1948年制定)で制定された「国民の祝日」です。
収穫の恵みと勤労に感謝することがゆえんということですね。この祭日の制定の由来を理解し、今日一日を過ごしたいものです。 本日の自己啓発格言「偽情報に惑わされるな」の解説は次の通りです。 何が本物で、何が偽物かの真偽見極めは容易ではない。全 体の状況判断を通じ、比較する基準をもち、冷静に分析せ よ。 であります。 2001/11/22(木) 『ISO』 新潟県内の建設業ISO取得は全国で第7位であると、本日の朝刊に掲載されていました。 これは、北銀経済研究所が 調査した結果の者で、取得率は1.15%。取得にかかった期間は6ヶ月から1年、費用は500万円から1000万円が最も多いということです。 さすが、建設業県の新潟ですね。
今日はいい夫婦(11.22)の日だそうですね。明日から3連休の方も多いのでは。有効に使いたいものですね。 2001/11/21(水) 『昨日の続き』 ・・・多くのレースが戦い待たずして敗北に終わった 仕事に手をつけさえしないで失敗する臆病者もたんさんいる 大きな望みをもちさえすれぱあなたの行動も大きく広がる 小さな望みを持てばあなたは落伍する できると思えばあなたはやりぬく すべては心の持ち方しだい・・・
・・・自分は人より抜きんでていると考えるなら あなたは人より抜きんでている 向上するためにはじっくり考えることだ 栄誉を勝ちとるためには自分自身をしっかり知ることだ 人生の戦いはいつも強者や脚の早い者だけが 勝つとは限らない むしろおそかれ早かれ勝利者となるのは 「私はできる」と考える人だ・・・
皆さん感想はいかがですか。 人それぞれであると思いますが。 2001/11/20(火) 『すべては心の持ち方しはだい』 ・・・負けたと思えばもう負けだ やりぬこうと考えれなければけっしてやりはしないもの 勝ちたいけれど勝てないだろうと思っていては 手がかりだって得られはしない 広い世界を見渡せば 人の意志が成功の始まりである事を知るだろう すべては心の持ち方しだい・・・
これは、クリス・バーナードの言葉とか。 そうですね。全ては自分自身の心の持ち方次第ですね。 今朝、この言葉を目にしたので。 まだ続きがありますが、明日に。 2001/11/19(月) 『報告・連絡・相談』 いわゆる報・連・相です。「これらは職場の血液」とは、当事務所内に張られているポスターの内容です。 @悪い情報は早く、良い情報はゆっくり。 A悪い報告をほめる。しなかった人を罰する。 B責任追及はいけない。 C職階を飛び越して行う。居合わせた人で処理する・飛び越しにしても怒ってはいけない。 D危機管理には前例なし。 E時間無視、事実だけでよい。5W1Hでなくても良い。 この5項目は株式会社武蔵野の社内経営用語解説集からであります。社内を混乱させないために、会社で使われる共通言語に全て解説を付けたものです。すばらしいですね。 2001/11/18(日) 『ゴーイングコンサーン』 経営者の経営努力という言葉があります。今や経営者の経営努力を超えていると思われかねない事もいくつか発生しています。ニューヨークの同時多発テロ、狂牛病の発生等々。 ある方が、会社は潰れるようにできているといっていましたが、そう言いきれるものでしょうか。その事態事態の判断とそれに伴う行動が大切(当然リスクに対する対策も事前に必要ですが)と考えます。 会社の設立をするときは、何年でやめるという前提ではじめる人はまずありません。業績を伸ばして経営し続ける、即ちゴーイングコンサーン(永続企業)であります。 当事務所の社用車が、だいぶ消耗致しましたので、今月12日入れ替えた次第です。当然、色は、グリーン。ナンバーも指定し5193。即ちゴー(5)イング(1)コン(9)サーン(3)です。当事務所のお客様の企業永続を願って・・・・・・・・・。 今日は休日。休養しフル充電すべくのんびりと過ごす予定です。 2001/11/17(土) 『ペイオフ対策と財産運用』 昨日は、当事務所はじめ県内10の税理士事務所で構成している株式会社日本総合会計グループとしての上記テーマでの研修会及びパーティがホテルニューオオタニ長岡で開催されました。 当事務所は、私を含め6名での出席。来年4月から実施されるペイオフ対策は大変興味深い話でありましたし、財産運用のルール的な話も聞くことができ有意義な時間を過ごすことができました。 第2部のパーティは、実質は忘年会。本年の忘年会の皮きり第1号となり、私どものグループのメンバーのひとりがマジックショーをするのが恒例で昨日も素人ながら拍手喝采でありました。 今年1年を振り返り、また来年へ向けてのけじめとしての和やかな意義深いパーティでありました。 2001/11/16(金) 『14日の人生脚本の続き』 14日に、コーナーで述べましたが、その続きであります。 @について・・・この姿勢は、相互に信頼し合える関係が基本。人生に対して積極的で、肯定的な心構えを持っており、相互の長所に注目することができる。問題を建設的に解決しようとし、明るく、前向きな雰囲気を醸し出している。【互恵】 Aについて・・・この姿勢は、自己に対する不信感や劣等感が基本にある。問題に直面した場合など、問題から逃避したり、強い人に依存してしまう傾向がある。自分の持っている良さも受け入れることができない。同情をかうために、自分を卑下してしまうことがある。【自己否定】 Bについて・・・この姿勢は、相手に対する不信を基本とする。いつも相手と比較しながら、優越感を持ちやすい。問題が発生したりすると、相手のせいにして、責任を転嫁することがある。【被害者意識】 Cについて・・・この姿勢は、人生に対して無意味で価値のないものと思っていることを基本としている。厭世的な、無気力な雰囲気を持ちやすく、投げやりな絶望感を漂わせ、雰囲気を悪くしてしまう。【無気力】 という解説でありました。 皆さんはどれに当てはまりましたか。また、どんな脚本をお望みですか。 当然@の互恵であり、相互理解・明朗・連帯感等を高めたいですね。
話は変わります。昨日ご紹介したモーニングセミナーの参加者はなんと200名の主催者目標に対して356名もの出席。駐車場は朝の6時前から大パニックでありました。以上事後報告まで。 本日は、早くも今年最初の忘年会であります。 2001/11/15(木) 『モーニングセミナー』 昨日の問いについての続きは明日とさせていただきます。 本日はこれからモーニングセミナーに出席致します。 会場は三条市のハミングプラザビップ。 午前6時から7時までで、テーマは「人づくりの私見」、講師は三条商工会議所会頭渡辺勝利氏。シンワ測定株式会社の会長であります。 本来であれば欠席の予定でしたが、昨日電話をいただき、出席していただきたいとの誘い。何でも200名参加を目指しているとか。一ヶ月ほど前に出席した時は15名程度だったのに。先週は165名とか。すばらしいですね。 倫理法人会の主催で毎週木曜に開催されていもので出席は無料ですので皆さんもいかがですか。 それでは行って来ます。 2001/11/14(水) 『人生脚本』 昨日の内容の続きです。 次は講師の先生からの問いであります。 あなたは今どんな人生脚本を持っていますか。どんな脚本を望みですか。 @私も OKで、あなたも OKである。 A私は OKでないが、あなたは OKだ。 B私は OKだが、あなたは OKでない。 Cわたしも OKでない、あなたも OKでない。 さあ、あなたはこのうちどれに該当しますが。説明がなされていなくて困惑されているかと思いますが、自分なりに考えて選んで見てください。 内容は明日ということで。では。
2001/11/13(火) 『サービス・プロフィット・チェイン』 昨日もある研修会を聴講する機会に恵まれ、大変有意義な時間を過ごすことができました。 「社員と顧客を最優先に考えた時、経営は革新的に変わる(これをサービス・プロフィット・チェインとして体系的に解説。)」ということについてフローで学ばせていただきました。(詳しいことは省略します。) 当事務所の来年度の経営計画の骨子を策定中でありますが、大変参考になった次第であります。 また、戦略の統一(目標統合)の必要性、偶然は一つもなく全て必然であるということ、無知は不幸をつくるということ、学ぶリーダーのみが成長できるということ(人のせいにした途端に成長は止まる)等あらためて学習した次第です。 なにを目指して、なにをするのかを明確にすべきであるということは何事にとっても大事な事ですね。 2001/11/12(月) 『逆転の発想』 こんな時代に好業績を挙げている会社があります。同業他社が苦戦する中で、着実に数字を出し続けている会社です。 プレジデントの最新号で「これしかない!逆転の発想」という特集を組んでおりその中の一部の紹介です。 1.成り行きのシナリオを描く 2.切迫感を抱く 3.原因を分析する 4.改革のシナリオをつくる 5.戦略の意思決定をする 6.現場へ落とし込む 7.改革を実行する 8.成果を認知する が、改革8つのステップとか。 結論としては・・・・・社員全員が、業績が悪いのは「自分のせいだった」という「強烈な反省」を共有する・・・・ことと位置づけております。 皆さんはどう考えますか。 強烈な反省論で全社員の心を1つに束ねるということが全てということでしょうか。 2001/11/11(日) 『丸山浩路の講演』 本日は、ある大会に出席し、その記念講演会として、あの「丸山浩路」の心のふれあい、感動の言葉をシッカリと受け止めてくる予定であります。 演題は「夢・感動・奉仕」。 ユーモアあふれる手話を交えてのパフォーマンス。 既に1回、数年前に体験済みでありますがあの感動を以前と違った感じでどのように感じるかが楽しみでたまりません。 丸山浩路の公式ホームページのアドレスは次の通りですので興味を持たれた方はぜひクリックを。 http://kouji-maruyama.com/menu.htm おかげさまで昨日の人間ドックは異常無し。なぜか、体重が4sダウンでありました。 2001/11/10(土) 『何事もチェック、チェック』 本日は、年に一度の私自身の健康チェック即ち、人間ドック受診日であります。 自身の体の状態を把握し、明日からの健康管理に役立てたいと思っております。 会社も、人間も、定期的に診断を受けて、改善努力をしていかなければなりませんね。無我夢中に走り続けるだけではいけないと言うわけですから。 2001/11/ 9(金) 『トヨタとホンダ』 本日の朝刊一面では、トヨタの9月中間連結では最高益5266億円との見出し。しかし、経済面では、トヨタ国内販売に陰り。ホンダ、日産追い上げ急、との見出し。 一位独走だったトヨタをホンダが猛追撃しているという記事で、内容は次の通りです。 ・・・・・売上高や利益額で半分のホンダは、経営効率や収益性ではトヨタを上回る。トヨタの国内販売が伸び悩むのをしり目に、ホンダの国内販売は二ケタ増と絶好調だ。「攻め」のホンダと、「守り」のトヨタの違いが鮮明になっている。 本業の収益性の高さを示す連結売上高営業利益率は、ホンダが9.0%で、トヨタの7.4%を1.6ポイント上回った。「販売拡大が利益を産んだホンダと、合理化に頼って利益を確保したトヨタの違い」といえる。 4−9月期の国内販売はホンダの一人勝ち。販売台数は前年同期比15%増で、シェアも14.4%に上昇。1.5%減のトヨタはシェアを落とした。ホンダの小型車「フイット」は、6月投入後の累計生産台数6万7千台で、なお、4万台強の受注残を持つ。 外資系証券の試算ではホンダの工場稼働率は実質100%を超え、8割台のトヨタよりも固定費負担が低い。 ホンダは少ない投入車種が確実にヒットし、上位3車種で国内販売の7割を占める。株価は昨年12月にホンダがトヨタを抜き格差は一段と広がっている。 設備投資でもホンダは効率性が高い。トヨタは売上高でホンダの2倍だが、今上半期の設備投資はホンダの3倍の4千73億円。それだけ償却費負担が重い・・・・・。
要は、規模ではなく、その中身。ビックよりグットを目指すべきということでしょうか。 2001/11/ 8(木) 『ボージョレ・ヌーボー』 仏ワインの新種「ボージョレ・ヌーボー」が15日、解禁となります。バブル期のブーム後も着実にすそ野を広げた愛飲者に支えられ、今年は業界全体で過去最高水準の受注量となる見通しとか。ビール大手がワインの本格販売に乗り出し、商品的にも一段と華やかな顔ぶれが期待できそうだが、米同時テロの影響で、現地からの空輸にも苦心されている様子であります。 サントリーによると今年の市場規模は、過去最高だった1999年の約55万ケースに達する見通し。 ニッカウヰスキーは、前年比36%の受注増で、「21世紀の最初の年に収穫されたブドウでの生産」を訴える作戦。昨年のミレニアム需要を上回るお祭りムードで完売を目指す予定。 来年には更に上昇カーブを描くと期待する販売各社。市場回復の試金石になるのは間違いないところとか。 例の玉葱ワインは300円前後の甘口赤ワインを利用していますが、我が家でも15日の解禁に合わせちょっとリッチにボージョレ・ヌーボーをぜひ調達したいものです。
今日は事務所スタッフ全員でインフルエンザの予防接種の日であります。年末年始の超繁忙期にかぜをひかずに乗り切るため昨年から実施しているものです。 健康管理には十分気をつけたいものです。 2001/11/ 7(水) 『5日の研修から』 5日は、先に紹介したとおり、「キャッシュフロー計算書の作り方・見方」をテーマに丸一日の研修会講師として話させていただく機会があリました。 その際、話した内容の一部を更に紹介いたします。 ・・・・・ベストセラー『稲盛和夫の実学』(日本経済新聞社)は、京セラを育て上げた稲盛和夫氏の会計を述べた本です。 この本の中で、稲盛氏は、「決算で儲かったお金はどこにあるのか」ということに疑問を持ち、「配当するお金がなくて銀行から借りてくるというのは、儲かったといえるのか」と経理部長に質問しています。経理部長は、「お金がなくても、それは儲かったというのです」と答えたが、稲盛氏は納得がいかなかった。 問答の末、貸借対照表には、現金の収支だけの会計では出てこないような勘定科目があることがわかった。例えば固定資産、棚卸資産、受取手形、売掛金などです。 苦労して利益を出しても、そのまま次の設備投資に使えるわけではない。売掛金や在庫が増えれば、お金はそこに吸い取られるし、借入金を返済すればお金は消えてしまう。 稲盛氏は、儲かったお金が、どういう形で、何処に存在するかを常に把握して経営にあたる必要がある、とあらためて悟りました。そこで京セラでは、1990年から現金をベースにした会計を実践しています。 京セラ会計学は @資金として残っているのが利益 A設備投資はキャッシュフローの範囲内で B在庫評価は売価還元法で Cセラミック石ころ論 D金型は有税で落とす E資金運用は元本保証で F不動産投資は工場増設のみ G予算制度は無駄遣いのモト H資材一升買い論 I未経過分は資産に計上しない他 の哲学であります。・・・・・・ 要は儲かっても儲からなくてもキャッシュとして残っていなければ経営は継続できない、即ち損益管理より資金管理が絶対要件であるということをこれから話させていただく予定でありますと、スタートした次第であります。
現在の経済環境では、企業経営は「減収増益でキャッシュフロー経営をめざす」ことがベターではないかということが私なりの結論であります。 相手任せでの資金フローで振り回せるのではなく、自社でリードできる資金管理をこころがけ、その場しのぎ的あるいは行き当たりばったり的経営の脱却を測らなければ数ヶ月後には負け組としての判定が下されてしまうということになりかねません。今月号の日経ベンチャーでは、「廃業の限界点」という特集を組んでおります。事業開始があけば廃業もあり得るというスタンスでその廃業のタイミングを逃さずにと書かれてあります。 最悪の事態を常に意識して先を見据えたキャッシュフロー経営を目指したいものですね。 2001/11/ 6(火) 『息抜き』 昨日は無事!?研修会の講師を終わり、充実感でいっぱいであります。一日たちっぱなしも結構疲れるものですね。受講者は33名。感想は聞いておりませんが、自分なりに基本を抑え、具体的な演習を交え、自分の言葉で話したつもりです。 自己満足のみかもしれませんが、まあまあのできといったところでしょうか。大変、自身の勉強になり感謝している次第であります。 今日はちょっと息抜きができればと思ってはみたものの、本日は本日で、一日研修会へ参加し受講する日であります。
毎日、チェックしているある方のホームページの今日の書き込み欄に、書いてあったので紹介します。 ・・・・・昨日は新幹線の中でメールチェック。全部で55件。その中の明日の占いをまず最初に覗く。・・・・・ とあり、ハイパーリンクとなっておりました。早速、覗いてみると、メールアドレスを登録しておくと、毎日無料で自分自身だけの占いがメールにて届くというものでありました。 自分自身の生年月日から算出した太陽星座、金星星座、火星星座、月星座から占いを導き出し、メールで毎日おくられるというもの。ちまたのコンピュータ占いでは文章パターンが少なくて友達同士で同じ占いが出るということは、この占いでは全くないとか。そういうすごい占いが無料で毎日届く・・という内容です。 ぜひ一度覗いてみては。息抜きにもってこいかもしれません。 下のアドレスにカーソルをあててクリックしてください。 2001/11/ 5(月) 『来年度税制改正』 毎年の恒例行事の自民党税制調査会の税制改正大綱が、まとまる時期に。今年は、12月中旬まとまる時期だとか。 連結納税制度、土地流動化のための土地譲渡益課税の税率引き下げや、相続税の軽減となる事業承継税制の拡充が検討されているようですが。外形標準課税の導入は見送りの方向のよう。いずれにしても、公平な課税、勤労意欲のわく税制、とられるから納めるといえるような国家予算の厳正なる執行等を祈らずにはいられない心境であります。 私は、今日も一日、研修会の講師として頑張ってきます。 当事務所のスタッフは、税法等の研修会へ参加頂く予定です。 今週も充実した週にいたしましょう。 2001/11/ 4(日) 『廃業の限界点』 日経ペンチャー11月号に特集として「廃業の限界点」が組まれており、約10ページにわたって掲載されております。
・・・・不良債権の処理が急速に進んでいる現在、銀行などの金融機関は、政府の金融検査マニュアルに照らして融資先を厳しく選別し、経営に少しでも問題があれば即資金を回収するという姿勢を鮮明にしている。 資金繰りに窮した経営者が、高利の市中金融業者からカネを借り、厳しい取立に耐えられなくなって、夜逃げや自殺、一家離散に追い込まれる例があとを絶たない。是が非でも会社を守ろうという経営者のがんばりが、逆に悲劇を招いている。 苦境に立たされた時こそ、経営者には冷静さが求められる。最悪の事態を避けるためには、「もう廃業するしかない」という限界点を事前に見極めておかなければならない。いざというときに落ち着いて対処するための心構えを持っておくことが必要だ。・・・・
という書き出して始まっております。 倒産が避けられなくなる限界点、事業継続にメリットがなくなる時、いざというとき判断を誤らない為の五ケ条、等が紹介されております。 業績好調な会社が突然廃業することを発表する場合があるとも紹介されています。即ち、近い将来、この会社を続けるメリットがなくなるという判断によるという理由で。 廃業は罪ではなく、家族のためにも新しい人生にイメージする見極めと、この特集は締めくくっております。 2001/11/ 3(土) 『在庫ゼロ』 昨日、このコーナーでこれからは減収増益でキャッシュフロー経営と述べましたが、本日の朝刊に、「アサヒ、在庫ゼロに」という見出しで次の内容の記事が載っておりました。 まさにキャッシュフロー経営であります。過去がどうとか、常識がどうとかではなく、従来の半分あるいは限りなくゼロに近づける事がこれから生き残る企業の条件ではないでしょうか。 ・・・アサヒビールは2002年1月をめどにビール・発泡酒で使用する缶容器やこん包材の在庫をゼロにする。製缶、製紙メーカーを対象に自社工場の生産計画を専用ネットで開示して在庫管理を移管することで、年間で約4億円の在庫負担の軽減を見込む。・・・こん包材の必要量は1日単位で示し、供給側に一元管理する・・・ 既にキリンは昨年からこれらのシステムを稼働しており、年間で約1億5000万円の負担を軽減しているとか。 2001/11/ 2(金) 『受講者よりも教える側がより学べる?!』 本日は、ある機関で「戦略財務と資金調達」というテーマで研修会の講師を担当いたします。週明けの5日は同じ機関で「キャッシュフロー計算書の作り方・見方」というテーマでの講師です。 講師依頼は、本年の春頃でありましたが、どういう風にわかりやすく伝えるべきかと常々頭の中にはありましたがなかなかまとまりきれない状態が続き、1ヶ月ほど前にレジメを作成提出した次第であります。教えるには自分自身のスキルアップを図り、徹底して準備をしなければなりません。自身にとってこういう時が勉強のチャンスと思っております。書籍は20冊以上購入。研修ビデオテープ3巻購入・・・・等々。 何事もきっかけ。与えられたことを感謝しつつ精一杯つとめさせていただこうと思っている次第であります。 終わった後の美酒を楽しみにして。(酒は、いたって弱いのでありますが。) これからの経営は、「減収増益、+キャッシュフロー経営」(当然、目標経営が前提であります)・・・・等々が私なりの結論であります。 2001/11/ 1(木) 『リーダーに求められる器量の美しさ』 「WEDGE」10月号に、資生堂名誉会長福原義春氏の記事が載っておりましたので紹介します。 1.今、求められるリーダーは、人を引きつける「チャーミングなリーダー」だろう。どんな環境にあっても、情報を多面的に整理して、的確な判断力と先見力に加えて明確なビジョンが提示できることは当然だが、何よりも備わって欲しいのは、「この人について行きたい」と思わせる人間的な魅力ではないか。 2.「チャーミング」とは、一言で言えば人の器量だろう。しかもその器量を測るモノ差しは、器の大きさだけでなく美しさがなければならない。器量の美しさとは、人が持つ教養の深さであり、他の人の進言に耳を傾け、人を納得させるだけの説得力を伴うものだ。学ぼうとする姿勢、研鑽を積む努力を重ねなければ美しい器にはなり得ないだろう。 3.器量の美しさは、人に教えられて身に付くものではない。何よりも自分自身でどのように磨くかを常に考えなければならない。求める対象は、書物であれば先人の教えであれ、あらゆるところに広がっている。要は、何であっても知りたい学びたいという気持ちが大切である。 4.20世紀は人間が道具として生み出したはずの機械や技術に使われてきた時代だ。21世紀という時代は、技術が進化する過程で人間が失ったものが何であるかを探る「原点を訪ねる」旅になるだろう。
自身このリーダーという定義にはほど遠いと痛感した次第であります。しかし、学ぼうという気持ちはこれからもどんどん持ち続け、これらの4条件を全てクリアしたいと考えるところであります。 今日から11月。年末に近づくにつれせわしなくなりますが、仕事に追っかけられるのではなく、逆に追っかけるようにしたいものですね。
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