2001/10/31(水) 『キラリと輝くもの』 昨夜はある団体の総会及び懇親会が開催され出席。 懇親会の乾杯をされた方が、すばらしい内容の話をされ、私自身くびを縦に振ってうなずきながら聞き入っていた次第でありました。 その内容は、次の通り。 現在の経営環境について、責任転嫁しても始まらない。愚痴を言っても利益が増えるわけではない。自社が経営努力するしかない。それを実践する中で、自社の中で、キラリと光るものをひとつ育て上げることが大事であると考え、実践している・・・・・・・・・・。 というような内容で、自助努力、他社より優れているものを更に強みとして、社員一丸となって邁進するしかないと言うような内容であっリました。 流石、着実に会社経営を行っているトップは違うなという感想であります。ぜひ、見習って行きたいと考えた次第。 話は変わりますが、本日の日経記事より。 先般、厚生労働省が、パート労働者からも社会保険料を徴収する予定と報じられましたが、その保険料試算が出ておりました。 パート月収6万円の方が厚生年金に加入すると保険料負担は月額5000円。自営業者の夫を持つパート主婦の場合は現行制度では国民年金を月13300円支払っているものが、厚生年金に加入すると、負担が8000円ほど減ることになります。どちらの場合も、40年加入すれば老後は月18000円の厚生年金が国民年金(月約67000円)に上乗せ支給されるとか。 いずれにしても企業経営においては社会保険料の負担増ということは間違いなく、今後の経営戦略の見直しが必要になることは必至ですね。 2001/10/30(火) 『CEOとは』 またまた、日経の「私の履歴書(ジャック・ウェルチ)」からです。昨日の第28回目からです。 CEOとは、最高経営責任者のこと。ジャク・ウェルチ氏は自分の体験として、CEOはとんでもない仕事だと述べています。 1年先まで予定が埋まり、それでいて毎日予期せぬ危機が起きていて日程が狂い、一日が非常に長く感じると。勝つ喜びも、負ける苦しみもある。ただ、良い方が悪い方より圧倒的に多く、おもしろさは何物にも換えがたいと。 今回の最後に、CEOが重視すべきポイントを列記していたので紹介します。 1.常に首尾一貫していること。私がいつも正しいとは限らないが、私が何を求めているかを常に率直に周囲に伝えて、組織に統一性を与えることだ。 2.形式張らずに自由で気楽な雰囲気をつくること。誰もが、自分の意見を尊重してもらえると思える組織を目指す。 3.傲慢と自信の違いを知ること。傲慢な人は他人の言葉に耳を傾けない。自信のある人は異論、異見を歓迎し、素直に耳を傾けるだけの勇気を持っている。 4.人が第一、戦略は二の次と心得ること。仕事で最も重要なのは、適材適所の人事であって、優れた人を得なければ、どんなにいい戦略であっても実現できない。 5.実力主義で明確に差別待遇すること。差別化は常に辛く厳しい。部下を気楽に差別化できる者は組織人間ではないし、差別化できない者は管理職失格だ。 6.最高のアイデアは常に現場から生まれる。本社は何も産まないし、何も売らないことを肝に銘じよう。
残念でありますが、ジャック・ウェルチ氏の連載は、いよいよ明日31日で終了であります。 2001/10/29(月) 『心を休めてあげる』 今日の自己啓発格言であります。身体を支えている「心」を、時には十分に休養させ、鋭気を養ってあげることは、非常に重要な事であります。 日常の生活パターンの中でも、「自分を客観的に見つめる」事が、習慣となればいつでもどこでもできる、と解説には書いてあります。 要は自分本来を周りの忙しさに振り回されることなく、「自分を客観的に見つめてみる」ということと、これを習慣化することが大事であるということでしょうか。 とにかく「客観的」に、見つめる努力を日々、心がけたいものであります。 今月も残すところあと3日。やり残しのないよう計画的に仕事をしましょう。 2001/10/28(日) 『ヤクルト優勝』 ヤクルトスワローズがセリーグを制し、日本一をも制し、あのひっくり返るような胴上げは、印象的でしたね。 ペナントレースの優勝の時に若松監督のインタビューがたどたどしかったのも印象的でした。そのインタビューのなかで、監督が開口一番、ヤクルトスワローズファンの皆様優勝おめでとうございました、と、言われ、ありがとうございましたを緊張のあまり間違ったのではと思っていたら、日本一の時も同じ挨拶。昨日のある新聞の解説によると、優勝は、ファンの皆様のものであるというスタンスだからとか。主体はお客様ということ。 さらに、監督は、常に選手を信頼しているという言葉を発し、失敗してもまた、使うというやり方で、選手をがんがん引っ張っていくやり方ではなく、それぞれの長所をうまく引き出すという手腕を発揮されたのだと解説していました。 企業経営でも大いに参考になる話ですね。 今日は日曜。曇り空ですがゆっくりリフレッシュしたいものです。 2001/10/27(土) 『お年寄りが扶養家族としていることによる税の恩恵』 所得税法上所得控除額は、一般には一人について38万円ですね。扶養家族には38万円以下の所得者という条件がありますが。 先日ある研修会で、では、お年寄りが扶養家族としている場合は最高いくらの所得控除が受けられるかという質問したところ、60万円、多くて70万円という回答でありました。皆さんはいくらぐらいと思われますか。 なんと、一人最高133万円もの控除を受けることができます。70歳以上の老人扶養親族で特別障害者である同居老親の場合です。 例えば70歳以上の父又は母と同居していて6ヶ月以上寝たきりの状態で複雑な介護を要している場合は133万円の控除となります。ただし、38万円以下という所得要件がありますので、もし、その父又は母に年金収入がある場合は年間での年金が178万円以下(178円−140万円=38万円)の場合となります。 この133万円の控除により最低でも所得税は266000円、一番多い人で492100円の税負担の軽減になります。このほかに住民税も当然軽減になるわけです。 この意味でも大いにお年寄りを大事にしたいものですね。 2001/10/26(金) 『ウェルチ学校誕生』 本日の日経産業新聞に、ウェルチ学校誕生という見出しで、米金融大手のJPモルガン・チェースが9月にGEの会長を退いたジャック・ウェルチ氏を24日付けで顧問に迎えたと発表した、と伝えております。 事業統合などで助言を求めるほか、ウェルチ氏の豊富な経験から経営手法を学ぶ社内教育機関を新設し、幹部候補生の育成に役立てるとか。 ウェルチ氏は、「JPモルガンで経営陣が指導力を発揮する仕組み作りや新たな企業文化の創造に貢献することを楽しみにしている」とはなしていると書かれております。 要は、いかに人を育てあげ指導力を発揮してもら羽化という根幹の仕組みづくりが全てということでしょうか。 一企業の教育機関ではなく、ウェルチ氏自身が、広く一般に公募し本当の意味でのウェルチ経営塾なるものを開講してもらいたいものです。 今日は当事務所の給料日。スタッフの皆さん、この1ヶ月本当にご苦労さまでした!!来月もよろしくお願いいたします。 2001/10/25(木) 『人間工場』 またまた、本日の日経からの「私の履歴書」からです。 本日のタイトルは、人間工場。 ・・・人材育成のために各種研修コースを設け受講者は年間5000人。多彩な人材開発プログラムを用意し、一人ひとりの個性化、差別化を育てる。 そこで考案されたのが、バイタリィー・カーブ(活性化曲線)で、毎年、全事業部門、全職場で、管理職が部下の総合評価を下す方式。部員の2割を指導力のあるトップA、7割を必須の中間層のB、残る1割を劣るCに位置づけ、Cの人にはやめてもらうか、別の部署に配置転換する。この評価は必ず昇進、昇級、ストックオプションに見合わせる。AはBより昇給額が2.3倍多く、Cは昇給ゼロとする。Cを追放することを残酷無残だと考える人もいるが、実は全く逆だ。本人が成長もせず、豊かにもならないまま放置しておくことこそ「偽りの親切」で残酷だ。長い間、表面上を取り繕って平等に扱い、中高年になってから「君は要らない」と放り出す方がはるかに冷酷だ。・・・ いかに人を育てるか。また、個性を持ってもらうか。本人の成長したいという意欲を育てつつ、適材適所に。それでも合わないのであれば職場を変わってもらうことが本人にとってベターな方向ということでしょうか。 2001/10/24(水) 『経営スタンス』 昨日のあるセミナーでの講師が話されたことの一部を紹介します。 これからは、今までのバックミラー経営(過去を振り返りながらの経営)では生き残れない。経営計画を定めて経営をしていかなければならない。 そのために、まず、目標を定めること、具体的に数値化したもので期限を定めることが大前提。 変化に関する語録として次の言葉がある。 1.今までと同じことをやっていてはつぶれる(松下電器) 2.過去の成功体験を捨てる(イトーヨーカドー) 3.大黒柱に車をつける(ジャスコ) 4.消費者本位の時代(ソニー) 5.泳げない者は溺れればよい(ビルゲイツ)等々 これからは、ひらめきを大事にし、これを生かすことが大事。常に問題意識を持っていると必ずひらめく。風呂の中、トイレの中、歩いているときなど。瞬間的にひらめき、通常3秒で消える。そのために必ずメモられる状態をつくっておく。ひらめきによって、売上を10倍にすることができたり、コストを1/10にすることができたりすることも可能。
何が問題なのかという問題意識を常々持っていることが大前提で、そこから道は開けるということですね。 ゲームも経営も勝つ戦略を持たなければ勝てないということは当然のことですから。 2001/10/23(火) 『1.2位理論』 本日の日経の私の「履歴書(ジャック・ウエルチ)」のタイトルです。 未来に勝つ会社とは、どの事業分野でも一位か二位を誇れるだけの引き締まった組織で、しかも最低限のコストで最高級の製品とサービスを全世界規模で提供できる企業でなければならない、伝統にしがみつき、感情にながされ、経営の弱点を放置している会社は90年代に生き残れないないと、1981年に説いたということです。 これは、ドラッカーとの考えをプラスしてウエルチが考えたとのこと。 ・・・・「この事業をこれまでやっていないとしたら、今日これから新しく参入したいと思うか」。答えがノーなら「では、この事業をどうする」だ。単純な質問だが、それだけ底の深い質問だ。私の答えは「直すか、売るか、閉じるか」の選択しかない。・・・・・ この理論が今のGEを作り上げたものの根底にあるのではと痛感した次第であります。 ようやく、この私の履歴書も佳境に入ってきた感ですね。 2001/10/22(月) 『勢い』 今日からまた、新しい週の始まりであります。 日常の心得自己点検表なるものが昨日紹介した手帳に掲載されています。 その30項目の中の一つです。 「進んで、勢いのある人と交際している。」 先日来、Sさんから新規事業を立ち上げるとの事で相談を受けておりましたが、その方からメールが届き、設立についての計画ができあがったとの連絡。 その方は元来、前向きな方で、壮大な夢を実現すべく情熱を燃やし続けている方、いつも話をしているとパワーを頂いているような感覚になるほどで、勇気づけられております。 早速、本件について本日打ち合わせをする予定であります。
その方からこれらの勢いを分けてもらい、更にこれを多くの方々と分かち合えればと思っております。 2001/10/21(日) 『14年度の手帳』 早くも来年14年度の手帳が手元に郵送されてきました。早いもので今年も残すところあと、2ヶ月あまり。 その手帳の中に、中村天風の成功金言・至言100選が掲載されていましたので、いくつかを紹介いたします。 ・人生は、心一つの置きところ。人間の心で行う思い方、考え方が人生の一切を良くも、悪くもする。 ・簡単に得た物は失い易い。 ・自分の使っている言葉によって、自分の気持ちが非常に鼓舞奨励されたり、あるいはスポイルされたりする。 心にゆとりを持てる過ごし方が、大切であると痛感すると共に、視野の広さが全て・・・・・という感想であります。 2001/10/20(土) 『費用と売上、利益の関係について』 @ 実際の売上高−実際の費用=実際の利益 A 予想売上高−目標利益=許容費用
2001/10/19(金) 『病』と友達になりコントロールする 今日の「自己啓発格言」の解説です。 “「病気」となり難い体質となる為には、自分の体力を正しく知ること。そして、一病息災の如く、一つの病を得た時には、他の病を受け付けない体力として行くのである。” と解説されています。 企業経営は経営者が健康であってこそ、成り立つものですね。 2001/10/18(木) 『企業はゴーイングコンサーン』 そのためには、利益を出し続けなければ、継続発展はありえません。たとえ、たまたま赤字になる期があったとしても。 2001/10/17(水) 『資金分岐点売上高』 昨日もセミナーに出席。その内容の一部です。 ・・・経営者として理解しなければならないものの一つとして、「資金分岐点売上高」があります。・・・ 損益分岐点売上高は、売上について、赤字にならないぎりぎりの必要売上高をいうというのは皆さんご承知のことと思いますが、この資金分岐点は、現在の借入金を返済するために最低必要な売上高を意味します。 即ち、損益分岐点売上高に支出の伴わない経費である減価償却費と経費ではないが支出を伴う借入金返済元本、税負担を考慮した場合の目標売上高をいいます。 @元金返済額が減価償却費より多い場合は 目標売上高=固定費+(返済元金−減価償却費)÷(1−税 率)/限界利益率 A元金返済額が減価償却費より少ない場合は 目標売上高=固定費+(返済元金−減価償却費)/限界利 益率 となります。 キャッシュフロー経営時代における現在は、非常に重要な算式の一つですね。 2001/10/16(火) 『P/LとB/S』 なぜ、損益計算書の利益と貸借対照表の利益は必ず一致するのでしょうか。 そんな素朴な投げかけで昨日のあるセミナーは始まりました。また、そこに導き出された利益は、資金として存在するのかと言う投げかけ。 損益計算書の利益と貸借対照表の利益・・一致 利益と資金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・不一致 この2点が講師のいいたかったことの全てでありました。 当事務所のスタッフの皆さん、あなたは、この質問に対してお客様にどう説明しますか。 2001/10/15(月) 『計画』 一倉定氏が自著の「経営計画」の本の中で、言っております。 ・・・経営計画は、稼ぐ金額(売上・利益)は、わからなくても、稼がなければならない金額はわかります。経営計画は、我が社が生き残るために、いくら稼がなければならないか?を計画するものです。計画通り行かない、は、計画通り行かないから、計画が必要だと言うことです。計画と実践の差が何を意味しているのかが、実は大切なのです。我が社の考え方と、マーケットとのずれを表しているから、そこに手を打てるからです。・・・ 今日から新しい週の始まりです。当事務所のスタッフは毎週その週の業務計画を日ごと、時間帯ごとに書いて所内に張り出しています。 効率よく計画通りに業務が遂行できるように頑張りましょう。 2001/10/14(日) 『公生年金制度の見直し』 本日の日経新聞朝刊によると、厚生労働省は2004年の公的年金の改革で、企業の正社員を主な対象としている厚生年金制度を見直し、パート労働者の加入を増やす方向で検討するとか。 現在は、夫がサラリーマンで、パート収入が年間130万円未満の主婦は国民年金保険料が免除になっておりますが、今後は、130万円未満でも、一定基準を満たせば厚生年金の加入を義務づけるということになれば、現在20%を締めているパートタイム労働者の雇用についても少なからず影響が出てくることが想定されます。本人の手取額の減少及び雇用主の経費増等々。 具体策は12月からの社会保障審議会年金部会で検討するそうですが、厚生労働省では@就業時間が正社員の二分の一以上Aパート収入が年収65万円以上・・・という2つの条件のいずれかを満たせば、厚生年金の加入を義務づけるという案を用意。 もしこの基準に改正した場合、300万人前後のパート労働者が厚生年金に加入するという試算もあるそうです。基準を下げて保険料増収を諮っても、何も根本解決にはならないと思いますが。 各方面から強い反発は必至です。 2001/10/13(土) 『レースの時代からゲームの時代へ』 昨日は当事務所スタッフの渋木と宮本と3人で、ホテルニューオータニ長岡での研修会出席。一日の長丁場の受講。 講師の先生の講演の一部です。 ・・・・ようやくすれば、「レースの時代」は量的拡大を競った時代であり、「先んずれば人を制す」が通用した時代でした。先発企業が有利であっても、売上高の伸び率を上げることが可能(市場が拡大しているため)だあるため、先発、後発入り乱れて量的拡大を追求したわけです。 これに対して、「ゲームの時代」は市場が拡大しないため、勝ち組と負け組が明確に峻別されることに特徴があります。また、その内容として、以下のことががあげられます。 @ゲームには判定があり、勝ち負けを競うものである。 Aゲームの場合、勝者は1人だけであり、2位、3位ではさほど意味がない。 Bゲームはルールに詳しいものが勝つ。 Cケームは頭を使う。 Dゲームは勝ち方を考える。 すなわち、過去の成功体験は通用しない時代が到来したことは確かなのです。・・・・
そのためには講師の先生は、@他にマネのできないサービスを目指す。A経営者の理念を「サービス」で具現化する。と力説。 言い換えれば「マネジメントシステム」は組織を生成発展させるために必要不可欠な要素の一つであるといえると締めくくられました。 皆さんはどうお考えですか。ちなみにこの講師は私より1歳年下の方でありました。 2001/10/12(金) 『自分の測定』 今朝、ある親しい経営コンサルタントの方のホームページを開いて、財務戦略の要点・考え方等についての内容を見ていた際に、その方のリンク集におもしろいものが張り付けてありましたのでご紹介致します。 「今日の自分測定ドットコム」というタイトルで、自分自身の適職診断・人付き合い性格判断等々を行うサイトです。 早速、自分まるごとチェックという診断があり、トライ。10項目のチェック項目を答えるだけの簡単なものでありますが、判定は次の通り。 【やり手派・モラル重視型・チームプレイタイプ】と診断されました。 ぜひ、皆さんも遊び感覚でトライしてみては。たまにも、超多忙の仕事の息抜きをして、更なる業務効率アップを目指しましょう。 アドレスは、次の通り。 http://career-sokutei.com/ 2001/10/11(木) 『ユニクロの利益が1032億円』 昨日発表になったユニクロの2001年8月決算によると、売上高は前期比83%アップの4186億円。 そこから売上原価と販売費・管理費を差し引いた利益がなんと1032億円。つまり売上の1/4がまるまる利益として残ったということになります。儲かるべくして儲かったのでしょう。セーフガード等のマイナス要因があったにもかかわらず、セブンイレブンに次ぎ、小売業国内第2位の業背とは。 この業績は新規出店の売上効果だけではなく、既存店の売上が42%も増加しているというのもすばらしいの一言。 商品別では、女性向け衣料、シャツパンツなど軒並み1.5倍〜2倍の高い伸びとか。 今朝、ユニクロのホームページを開いたところ、一部の色を値下げした商品として、丁シャツ・ジーンズが掲載されていましたが、なんと売値は190円から。 今期の詳細は不明ですが、インターネットで検索したところ、前期(12年8月期)粗利益率49.2%、前々期(11年8月期)が41.6%という驚異的な数字になっています。 不況は関係なく、儲かる仕組み作りをすれば利益はついて来るというわけでしょうか。不景気不景気という言い訳は通じないということですね!? 2001/10/10(水) 『100万円特別控除』 長期保有の上場株式を譲渡した場合の譲渡所得について「100万円特別控除の特例」が創設されました。 申告分離を選択して取引する個人が、長期保有の上場株式を今年10月以後に譲渡した場合に譲渡益から控除できるものですが、同控除を適用する場合は、配偶者控除や扶養控除の適用可否については注意が必要です。 同じ分離課税の対象である土地建物などの譲渡所得については、特別控除前の金額で配偶者や扶養親族の判定を行うこととされていますが、今回の100円控除はこれと異なり控除後の金額で判定することになります。 判定を誤ると、税額が大きく変わりますので要チェック項目の一つになりますので念のため。 2001/10/ 9(火) 『95%が管理可能費』 過日(4日)の当事務所主催のみどり塾の中で、講師の市川治平先生が力説されていたことに次のようなことがありました。 「企業は、売上高の5%の利益を上げることを目標にすべきである。売上高はお客様に商品等を販売して収入を得るものであるため、対外要素から成り立つものであるのに対して、仕入れ及び販売費管理費等はこちら側から支出するものであるので管理可能費である。そのため、売上が伸び悩んでも、いくらでも支出を抑えることは可能で、減収増益はいくらでもできる。」 管理可能費を管理するかしないかが、勝ち組と負け組のわかれめであると力説。やはり、本気でやるかやらないか、本気になればいずれいろいろな人が支援してくれる事になること間違いないと確信する次第であります。 連休明けの初日。リフレッシュした気分で頑張りましょう。 2001/10/ 8(月) 『自己表現』 昨日は、移動性高気圧に覆われて晴れ、初夏のような陽気でありました。午前中あるイベント参加のため、屋外におりましたが、日差しがまばゆいばかり。 本日の新聞の中で、「最近心から笑ったのはいつでしたっけ」という見出し広告が掲載されておりました。秋から私は変わる、ライフチェンジSTEP UP・・・・と。 要は自己表現を高め、夢・目標・人生の目的をハッキリ持ってということなのでしょうが・・・。 そう言われると、本当に心から笑ったのははたしていつだっけと考えてみると、・・・・結構最近は良く笑っている自分に気づいたのであります。 自分に気づくということは、なかなかむずかしいことかとは思いますが、自己表現の大切さを痛感した次第でありました。
2.3日前に当事務所のホームページをご覧頂いた方より、カウンターが11111のぞろ目であった旨の記念メールを頂きました。 次は、12345をゲットした方からぜひ、メールをいただければと思っております。 2001/10/ 7(日) 『説得』 「THE21」の10月号に説得する手法として、先ず自分自身を説得するということで次の4項目が掲げてありましたので紹介いたします。 1.人間は、データや論理に説得されるわけではない。最終的には、話している人の自信によって説得される。 2.ですから、相手を説得する前に自分自身を説得しておくことが重要である。自分がその提案に心から納得できなければ、相手を説得できるはずがない。 3.逆に、自分自身が本気で納得している話は、強い説得力をもつ。自分自身を納得させるためには、いろいろな人に合って、たくさん話をすることだ。 4.時には反論を受けながら、時には聞き入れてくれない人を相手にどんどん話しをしていくことで、話し手自身の「自信」がさらに深まっていくものだ。 自分自身が納得していないことを、相手に伝えて理解してもらうことはあり得ないと常々思っていると同時に、当事務所スタッフ全員にそうなければならないと話しているところであります。 ものを売る商売ではない私どもにとって、お客様に理解・納得していただける提案をさせていただくためには、自分自身がまず良いと納得し、自信を持って話させていただく事か゛全てだと考える所存です。 2001/10/ 6(土) 『三方よし』 ある方の談話です。 「私は、様々な施策、戦略、方針を打ち出すとき、【三方よし】を常に念頭に置きます。これは、【相手よし、世間よし、自分よし】です。自分や自社さえよければ、では絶対に駄目。本当にお客様のためになっているか、世のためになっているか、そして最後に自社、あるいは自分自身のためになっているのか・・・【三方よし】の戦略なら必ず成功します。今、目指しているのは、お客様満足度が日本一であり、社員満足度も日本一であるということですが、その2つは深く関連していると思います。売上はお客様の支持率のバロメーターであって、売上自体を追いかけてはいけません。追いかけるべきは、どうすればお客様の役に立てるのかということです。」 ある方というのは、私どもと同業の大阪市内のJ税理士であります。 全くの同感であります。当事務所もますます、この精神で行動しなければという気持ちであります。 2001/10/ 5(金) 『第5回みどり塾開催』 昨夜は、5回目の当事務所主催みどり塾開催でありました。いつものように市川治平先生のパワフルな語りであっという間の2時間30分でありました。 テーマは「企業の人事と組織はどうあるべきか。公正、公平な評価制度の確立」。 企業経営の要は組織であり、組織を無視した指示命令は、会社を破壊する行為に等しい等々の内容。 更に、@人件費は、粗利益の40%で抑える。A給与10000円当り25000円が目安。B仕事は会社の都合に合わせるのではなく、お客様の都合に合わせる。C今は、減収増益の時代。D内部要因でいくらでも利益は出せる。・・・・・ 最後に3Sを目指せと力説して終わりました。それは@スピードAスマイルBセンス いよいよ、次回は最終回で、12月6日の開催であります。
上に書いた今日の自己啓発格言の解説です。 「まずは、自分の仕事を好きになることである。嫌々の気持ちでやることは、大抵心身の疲れとなり、病となる。今、心身の病を自覚する人は、その【好きになる努力】から今一度入る事だ。」 2001/10/ 4(木) 『ジャック・ウェルチ』 10月1日のこのコーナーでも紹介したとおり、日経新聞の最終ページの「私の履歴書」に10月1日より、あの GE前会長の「ジャック・ウェルチ」が連載されております。31日までの毎日の連載のため、日々楽しみにしている次第であります。 このジャック・ウェルチをいろいろな方がいろいろな言葉で表現しています。 東芝社長 西室泰三氏 ジャック・ウェルチ氏は信念の人である。社員の情熱とエネルギーと想像力を最大限に引き出し、経営品質を上げる事こそが、企業を向上させる原動力であることを信じて疑わない。彼は信念を実行してGEを世界で最も優れた企業に改革した。 NBCニュースキャスター トム・ブロコウ氏 ジャック・ウェルチは、彼の下で働く人間の仕事をレベルアップする天才だ。私が使えたボスの中で最高の存在だといっていい。 ビジネスウイーク誌 リーダーシップを芸術にたとえるならば、ウェルチは偉大な芸術家だ。
ウェルチの主張はあらためて表現するまでもなく非常にわかりやすく、全て「当たり前」のことです。 例えば、「単純にする」「一貫性を保つ」「境界をなくす」「チームで行動する」「自分よりも優秀な人間を採用する」などなど。わかっていてもいろいろな制約や言い訳があって実践できないのが組織のゆえんなのでしょうが。ところが、ウェルチは「大企業の巨体に小企業の機敏さと魂」を主張し、まさにこれを実現した、いってみれば「当たり前」を実践する「非凡」とでもいうのでしょうか。 今日、4日の日経新聞「私の履歴書」は、4回目で、「運動から競争心を学ぶ」であります。 2001/10/ 3(水) 『テロの余波』 名古屋市の旅行会社、ジェーアンドシートラベルが名古屋地裁に自己破産を申請。帝国データバンクによるとテロによる倒産第一号で、負債総額は8億5千万円。テロ直後の北米、オーストラリア、アジア向けの゛全方面での旅行予約の約80%がキャンセルされたためといいます。 国内の旅行大手20社で662億円の減収というアンケート結果も本日の新聞には発表されております。10月に入っても米国方面のキャンセルは高水準で消費者が海外旅行全般に対して警戒感を拭えないことを示しています。 米同時テロの影に苦しむ旅行各社が力を入れるのは国内旅行。北海道ツアーの9月の最終週の参加者数は前年同期比28%増で、修学旅行の行き先でも海外から九州への変更が相次いでいるなど、国内旅行シフトが目立っているとか。 これからの行楽シーズン、年末年始の旅行等を計画予定の方は今まで以上に早くからの予約等をとらないと満員でキャンセル待ちと言うことも想定されますのでくれぐれもお早めの予約を。 話は変わりますが、温泉に浸かるのに一番いい季節になりました。普段の疲れを温泉に浸かって癒すことも時には必要ですね。インターネットで探すと、超高級旅館も破格での宿泊が可能のものも多く発見。昨日も、ある温泉旅館からダイレクトメールが届き、一日限定5組のみ、破格値で貴賓室宿泊はいかがですかという案内が届いておりました。ぜひ、泊まってみたいと思っております。そこは、既に家族で宿泊済みのところですがすばらしかったので翌年にもう一度泊まりにいったところであります。料理も最高で、従業員の応対も最高に気持ちよくお客様を心から迎えるという気持ちがふつふつと 伝わってくるほどのところであります。当然、風呂も最高であります。確か、日本和風旅館のコンクールで料理部門と、サービス部門で上位入賞を果たしたところであります。 2001/10/ 2(火) 『第二創業』 「第二創業」。わかりづらい言葉であります。定義通りにとれば2度目の創業。 最近、社長の挨拶等に、「当社は本年を持って第二創業の初年度と位置づけて・・・」などと述べているのを耳に致します。 これは、経営者の変革を志す決意表明といえるのではないでしょうか。 あるコンサルタントは、第二創業とは、単なる新市場開拓や新商品開発とは異なり、創業時と同様に、まったく白紙の状態で自社の経営構造を再構築するものでなければならないと、述べています。 要は、経営シップの心構えひとつ。もちろん再構築のために、自社の現状や成功体験を否定し続けることはつらいことではありますが、経営者の決然たる意思は、社員にも伝わるわけで、第二創業を成功たらしめる前提条件といえるのではないでしょうか。 当然、「勘」や「ひらめき」「洞察力」が必要ではありますが、「経営革新計画」をつくり、それを忠実に、場合によっては臨機応変に変化させながら実行していかなければならないといえます。 2001/10/ 1(月) 『私の履歴書』 日経新聞の最終ページに、1ヶ月間(1日〜月末までの毎日)連載される「私の履歴書」は、楽しみにしている記事の一つであります。 今月は、今日からのスタート。 なんと、あの、「ジャック・ウェルチ(GE前会長)」です。月末まで毎日、見逃さずに読み続けたいと今から楽しみであります。 ウェルチは先月7日に会長を退職したばかりで、今日のタイトルは「理想の会社からの引退」。 ・・・・この「履歴書」は、企業人向きでない男が大企業の中であちこちつまずきながらも前進し続け、生き残り、ついに栄冠を手に入れる幸運の物語だ。と同時に、私の周りにいた何千もの優れた人たちが挑戦し成し遂げた成功物語でもある。彼らのおかげで私の旅路が実り豊かなものになったのだから。・・・・ と、本日の掲載を締めております。
今日1日は、当事務所のみどり会行事の開催の日で、スタッフ一同弥彦山登山であります。現在、時雨模様でありますが、雨天決行であります。これから出発の予定。
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