2006/ 6/30(金)

『またまた中学生の職場体験・・・』

先月の地元中学校の2年生2名に続き、昨日は3年生2名が職場体験のため当事務所に来所。朝8時30分から午後4時までの7.5時間を普段と全く違う環境ですごしていただいたところです。

生徒のお二人本当にお疲れ様でした。

午前中は私自身が税理士の資格制度、税理士の仕事や役割、仕事のやりがい等々についてレクチャー。午後からは事務所内にて業務の一部を手伝っていただいたところです。

税務だけでなく、お客様企業の永続発展のためにいろいろな面からサポートをすることが大事という説明の中で、企業の目標利益の立て方(経費を固定費と変動費に区分する説明から行いました。)をラーメン屋さんの事例で演習。熱意を込めて話しているところに中学校の担当の先生が生徒の様子を見にこられたため、その先生にも今話している内容を理解してもらおうと3人まとめて熱血レクチャーしたところです。

手ぶらで帰ってもらうのもさびしいのではと思い、あのベストセラーの「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の書籍を一冊ずつ贈呈した次第です。

少しでも会計について理解していただければ幸いであります。

2006/ 6/29(木)

『レッドカードとならないためには・・・』

現在の厳しい経済環境下で、今後生き残る企業といずれレッドカードで退場することとなる企業の違いについて、昨夜1時間ほど講演させていただいたところであります。

当事務所のお客様企業の依頼によりその企業の役員及び従業員10名ほどの方々に対してでありました。

多くのお客様企業を訪問させていただき、業績を着実にあげておられる企業の共通点は、業種等一切関係なく、@その企業が今やるべきことが明確となっており、Aそれを全社員一丸となって取り組んでいる企業であります。

そのためには現状についての正しい共通認識が役員と社員との間に確立されているというのは同然の話で、それを踏まえてあるべき行動を策定し、゛全社一丸となって行動しなければならないと痛感しております。

トップと社員との意思疎通を今まで以上に図らなければならないのは言うまでもありません。

2006/ 6/28(水)

『日本人としての国家の品格とは・・・』

昨日は本当に日本人で良かったと痛感したところです。さらに、日本人としての誇りと自身をもっと持たなければと痛感した一日でありました。

というのも、昨日は、あのベストセラーとなった「国家の品格」の著者、藤原正彦氏の講演会(三条信用金庫主催のセミナーでテーマは‘国家の品格・日本のこれから’)にスタッフ4名とともに参加。

超満員の参加者で、大変ユーモアのある講演で90分があっという間に過ぎ去ったという感じでありました。

何が本当に大事なのかを今一度見つめ直すことが出来たひとときでありました。

2006/ 6/27(火)

『デジカメ一眼レフで売上増』

企業は利益を追求するもの。その利益を得るためには支社の商品を販売しなければなりません。

商品を販売するには、その商品の魅力をPRしなければなりません。

そのPRの方法の一つとして、ホームページが積極的に利用されていますが、そのホームページ上で文字と映像で紹介するわですか、映像としての写真の写り方によってはマイナス作用を発生させることすらあるのが現状です。

そこで、昨日のIT塾では、アイリンクコンサルタントの加藤忠宏先生に静岡からおいで頂き、商品撮影のテクニックをご教授いただいたところです。

当然、カメラは、一眼レフデジカメ。

ホームページ上の社神話従来のコンパクトデジカメで取った写真から、一眼レフデジカメで取った写真に替えたところ、売上が倍増したという事例が多数あるとのこと。

昨日は、セミナー参加者より自社の商品を持参頂き、実際に一眼レフのデジカメでの撮影を各自が体験!!。

フラッシュもたかずに広角レンズで、驚くほど鮮明に撮影され全員感嘆のことこと。

レンズの選び方、露光、絞り、シャッター速度、焦点距離等々についてレクチャーを受けたところです。

ちらが本当のプリンの色に近いのか、どちらがおいしそうにみえるのかという先生からの投げかけ。当然右の写真ですね。

写真は本当におくが深いものですね。

2006/ 6/26(月)

『企業の返答力』

今朝の日経流通新聞第1面に、「ウェブ窓口 早さが生命線」の見出しの記事が掲載されています。

消費者が企業に問い合わせる窓口は、電話からインターネットに主舞台を移し始めたと伝えています。このウェブ窓口の対応力が、顧客満足度やビジネスチャンス発掘に大きく作用していることがわかったとのこと。

また、返答もメールと電話を使い分けすることが重要で、ある焼き肉チェーンではインターネット経由で届く消費者の問い合わせに返答するまでの時間はなんと30分が定着しているほどの徹底した対応ぶりが紹介されています。

問い合わせを受信してから返答するまでの平均時間はアンケート結果によると、30分以内が0.9%、1時間以内が2.3%、3時間以内が2.7%、3時間を超える当日中が47.7%、翌日中が40.5%となっています。

いずれにしても企業の返答力が試されているということは間違いないと言うことですね。

 

話は変わります。昨日は、「日本を美しくする会・燕三条掃除に学ぶ会」が、隣の三条市立第一中学校のトイレをお借りしての開催。当事務所も5名で参加でありました。

学校の教職員の方々や生徒の皆さんも大勢参加いただき、総勢86名。校長先生まで便器を2時間かけて磨かれいろいろな気づきがあった旨の感想を述べておられました。本当にいろいろな気づきを得た一日でありました。

いろんな気づきや感動・出会いが出来るこんな体験はなかなかできないですので、このポームページをご覧の皆さんもぜひ一度参加いただければと思います。

燕三条掃除に学ぶ会の次回開催は9月ですが、全国各地にこの会はありますので、ぜひ、ご参加を。

またまた、話は変わります。本日、6時30分より、恒例の「IT塾」を静岡のアイリンクコンサルタント加藤忠宏先生を講師にお招きし開催いたします。ホームページで売上を必ず上げる方法について具体的な実践例等に基づいてお話していただく内容です。

どなたでも大歓迎ですので、ご参加いただければ幸いです。参加費は5000円です。詳しい内容の問い合わせは当事務所まで(電話0256−52−6869)いただければ幸いです。

2006/ 6/25(日)

『久々の運動!?』

昨日は、我が家の次男が通っている中学校のPTAの学年行事としての親子レクに参加。

体育館での3時間ほどの親子でのレクレーションでしたが、体を動かすスポーツあり頭を使うクイズありの楽しいひとときとなりました。

なんと我がチームは、18チーム中、ダントツの第1位で優勝。

それにしても大縄跳びの縄跳びを回す役をやったのですが、筋肉痛だらけです。9人で47回も連続で飛ぶことが出来たほどのチームワークでありました。

優勝賞品は、お菓子と缶ビール1本。学校でビールを景品!?と一瞬びっくり。

2006/ 6/24(土)

『自身の必需品は何ですか!?』

昨日は、研修会受講のため久々に東京に出張。

次はそのセミナーの講師の東洋大学文学部の教授が話された余談の話です。

・・・・・脚本家倉本聰さんがシナリオライターを育てておられる北海道で行っている富良野塾で、その塾生に倉本聰さんが、「自分にとっての生活必需品とはなんですか」と尋ねたところ、次の順位で回答が多かったとのことです。@水A火B刃物C食べ物D着物・・・・・M人。

14番目に「人」という回答がありましたが、やはり人間は人がいなくては生きて行かれないもので、これは同性、異性を問わいようです。

感性を磨いて思って育ってほしいと思っていたとおりに塾生は育っているそうです・・・・・。

富良野塾は北海道富良野から20キロ離れた西布礼別の原野4ヘクタール(12,000坪)に農家の廃屋を改修して住み自力で住居や稽古場等を建てて共同生活をしながら学んでいるというとのことで、この環境で感性を磨いている結果がこのような答えを導いたのでしょうか。

逆に都会に済んでいる人たちに同じ質問をしたところ、@金A携帯電話BテレビC車D家の順でした・・・・・・。

皆さんにとっての必需品は何ですか・・・。

2006/ 6/23(金)

『相続税セミナーを実施しました!』

昨日は、午後から、当事務所主催の「相続税・贈与税セミナー」を開催し、私が講師を務め、2時間に渡り、前半は、相続の流れや相続税・贈与税の仕組みについて解説させていただき、後半は、相続対策、相続税対策の必要性、その後、相続対策の具体的内容について話させていただいたところです。

ご参加いただいた、多くの皆様本当に有り難うございました。

ぜひ、対策に向けて具体的な行動をしていただきたいと思います。

当事務所は具体的事案について、ご相談を受け付けますので遠慮無く申し出ください。

今回のセミナーの後半の相続税対策の際に話させていただいたときのレジメを参考までにご紹介いたします。

[1]相続対策の8原則

〜先祖から受け継いだ財産の維持のためには〜

1.所有財産の把握と相続財産の評価

@どういう財産がどこにあるのか

Aその財産の現況と収支状況の把握

2.法定相続人の確認と分割方法の検討

                 @相続が争続にならないためには

A遺留分対策も検討

B遺言

C土地の分割取得による評価引き下げも

D二次相続もふまえた分割

3.相続税額の試算

@現時点・5年後・10年後の試算

A将来予想される相続税制改正による増税も考慮

B二次相続も考慮

4.相続人を増やして税率区分を下げる

@養子縁組

Aその他

5.所有財産の評価額を下げる   

             @土地の貸し付け等の有効活用

A将来の利用形態を想定した分割

B小規模宅地の評価減

C資産の組み替え

D自社株対策

6.返済可能な借金をつくる

@借入金で不動産の取得

7.財産を生前贈与等で減らす

@暦年贈与(110万円)の活用

A相続時精算課税制度(2500万円や3500万円)の活用

B贈与税の配偶者控除(2000万円)の活用

                          C不動産管理会社の活用

                      D相続税の申告期限までに国等に贈与

8.納税資金の準備

                         @生命保険の活用

                         A退職金の活用

                         B小規模企業共済制度の活用

                         C相続財産の売却

                         D延納・物納の検討

[2]不動産対策

1.相続財産の資産別内訳

平成16年中の申告事績による相続財産の種類別内訳

        別       紙

〜 平成17年12月国税庁発表〜       

2.所有不動産の見直し

             具体的事例は別紙

3.最も効果的な財産の管理手法の検討

     @税金(所得税・相続税・固定資産税等)をコストととらえ、その資金コストが最も安くなるように

     Aそのためには、総財産のたな卸と一筆ごとの不動産の収支計算(有効利用状況把握)を行う

     B結果的に、有効利用によりキャッシュフローを高めるとともに、相続税等がやすくなるように

4.具体的対策

     @相続税の負担が多く、利回りの悪い不動産を売却し、立地が翌利回りの良い物件を取得。

     A時価より高い相続税評価の土地を売却し、立地の良い場所にある不動産を取得する。

     B広大な遊休地がある場合、あらかじめ造成工事を行い、道路を確保 し土地区画を行う。

[3]金融資産対策

1.預貯金で保有するメリットデメリット  

  @資産評価減のなされるものへの組み替え

  A分割がスムーズにいく仕組み

             具体的事例は別紙 

2006/ 6/22(木)

『物事の本質』

昨日は、ある会合で市内の各中学校の校長先生方との懇談させていただく機会がありました。子と先生、親と子、先生と親のかかわりが時代につれて大幅に変わってきていることをあらためて痛感したところです。

現在の諸々の社会環境がそうさせているのかどうか分かりませんが、こころの持ち方がすべてを作用しているように思えてなりません。

何事に事象について冷静に捉え、それぞれが再度立ち止まり、物事の本質を考える余裕を持たなければならないのではと一人の親として考えさせられたところです。

2006/ 6/21(水)

『安くていい物!?』

昨日おじゃましたお客様企業(小売業)での社長さんとの話です。

私   「先日の売り出イベントはいかがでしたか。」

社長 「おかげさまで計画していた○○○○万円の目標売上を達成することが出来まし    た。」

私   「それにしてもすごい売上金額ですね。」

社長 「今回は若い方も大勢来ていただいて、購入された方は少なかったようですが次回    に結びつくと思いますよ。」

私  「お店のコンセプトが明快で、来られたお客様にあった商品を相手の気持ちになって    提案されているのが素晴らしいですね。」

その後の会話の中で、社長さんの口から、「安くていい物が理想であるけれど、はっきり言って安くていい物はない。お客様は本当にいい物であれば値段は結果的には関係ない。商品に満足されれば購入いただける」と。

なるほどと思った次第であります。

2006/ 6/20(火)

『反省会』

一昨日、九州の20年来の友人(毎日このホームページの独り言を愛読!?されている方であります)から次の内容のメールをいただきました。

・・・ご無沙汰です。こちらも、入梅宣言以来、やっと、梅雨らしい天気になりました。 ホームページ、相変わらず覗いておりますよ。6月14日付の割烹天神屋会館の料理、おいしそう。いつか、ご案内ください。それにしても、いつも山海の珍味を賞しておられ羨ましい限り。また、祭りなども多く楽しそう。充実しておられますね・・・

懐かしい方からの嬉しいメールでありました。

ちょうど昨夜は、このコーナーの5月18日と24日に紹介した応援団の反省会という名目で、その割烹天神屋会館でその会席料理を食しながら実施することになり、ごちそうになった「応援団反省会様特別御前」であります。

先付けから始まり、前菜、吸い物、造り、温物、焼き物、煮物、食事の順であります。

この写真は、だいぶ古い携帯カメラでとったもので画素数が少なく不鮮明でありますが、順次出されるたびに感嘆の一言!!

すべて、若旦那の作品であります。その若旦那から、料理の紹介をしていただいたのですが、気が遠くなるような時間と手間暇をかけて作り上げたとのこと。

下の右上の造りの器は、竹であります。若旦那自身が、竹を切り、器とふたとに加工したものだとか。料理人としての心意気がじんじんと伝わってくるものがありました。

すべての料理に堪能させていただいたのですが、最も忘れられなかったのは、煮物(下の写真の1段目一番右)としてだされた、「冬瓜・里芋・南瓜・オクラ・ヤングコーン・友汁餡」。何とも言えないこくのあるまろやかな味で、ほのぼのとした味わいの一品。もう一度、食してみたい一品です。友汁餡は最高でありました。

 

  

最後の食事は、スッポン雑炊(右下の写真)!!あまりのおいしさにお変わりをしてしまったほどです。

夏にでも、この料理を九州の友人にぜひ食べさせたいと思っております。

2006/ 6/19(月)

『相続税・贈与税セミナーを開催します』

ワールドカップは、残念ながら引き分けでしたが、まだ、ブラジル戦で2点差以上での勝利勝ち取ればまだ、大丈夫。ぜひ、最後のがんばりを見せてほしいもです。

ところで、最近、相続や贈与についての相談が増えています。

相続が、開始され相続税の申告をしなければならないとか、相続税はかからないと思うがどう遺産分割したらいいか、子供の借金を親が肩代わりしたいが贈与税いはかかるのか、子供の家を建てるに当たって綾が資金を提供したいが贈与税はかからない方法は無いのか等々です。

そこで、来る6月22日、当事務所主催による相続税・贈与税セミナーを開催します。

会場は、加茂市産業センターで1時30分から3時30分まで。

参加費は、資料代として1000円。

講師は、私、山口が担当させていただきます。

相続・贈与問題は、次世代への資産移転を円滑化のためにはさけてはならない問題です。

どなたでも大歓迎ですのでふるってご参加ください。

問い合わせ申し込みは当事務所まで。

2006/ 6/18(日)

『金融の話あれこれ』

昨日は、午後から「三条税務署管内税務団体協議会」の定期総会が開かれ出席。

その中で、記念講演として、金融庁の総務企画局局長の三國谷勝範氏から「金融の話あれこれ」というテーマの講演を聴講し、その後講師を囲んでの懇親会にも出席。

現在の日本の金融改革の現状と今後の具体的な計画や証券取引法を抜本的に改正した「金融商品取引法」(6月7日成立)について解説され企業内容等開示制度については、平成20年4月1日以降開始する事業年度から、従来の年2回から四半期報告となるなど内部統制の評価・監査制度が改められた等の具体的な内容のお話をお聞きしたところです。

なんと、この三國谷氏は、昭和49年に大蔵省に入省され昭和54年に三条税務署長として就任され手腕を振るわれた方であります。当時28歳の青年税務署長として話題になったほど。三条での思い出もいっぱいあるとか。

今回、この三國谷氏からご講演いただけたのは、当協議会の萱森会長のおかげとのこと。

現在金融庁のナンバー2の三國谷氏。語り口も柔らかく本当に笑顔が素晴らしい人間味あふれる方で、お役人という雰囲気が全く感じられい方でありました。懇親会時にはお酌に自ら回られるほど。リーダーとしての人格はこうあるべきと思った次第でありました。

2006/ 6/17(土)

『不撓不屈のロードショーが今日から』

今日17日から、映画「不撓不屈」のロードショーが全国一斉に始まります。

滝田栄と松坂慶子の熱演を一人でも多くの方々からご覧いただければと思っております。

昨日の、交際費課税の問題の解答です。

@〜Cまで、すべてが交際費となります。

@〜Bまでは「接待という行為のための費用」として理解される訳ですが、Cも実際、この接待を行ったがためのタクシー乗車で、これも「類する行為のため」に支出したことにはまちがいないものです。

交際費の抽出漏れには注意したいものです。そのためには、営業マンにも交際費の知識を持ってもらわなければならないこととなります・・・。

2006/ 6/16(金)

『交際費課税』

今日は忘れもしない、あの新潟地震がおこった日。

昭和39年6月16日午後1時過ぎ。私自身は小学校1年でちょうど家についた時でした。あの時の記憶ははっきりと脳裏に焼き付いています。

あれから40数年。一昨年の中越地震も記憶に新しいところですが、災害に対する備えをいまいちど見直したいものです。

昨日は、午後より、「交際費課税と隣接費用」というテーマで2時間三条商工会議所1階ホールにて講演させていただきました。主催は三条法人会であります。50名あまりの方々の参加でありました。

その中で、交際費課税の仕組みとポイントをわかりやすく(自身ではそうしたつもりです)解説すると共に、今回改正された一人あたり5000円以下の飲食費は交際費から除外できるという取り扱いの説明をQ&A形式で説明。

その後本題の交際費と隣接費用の区分について具体的に説明したところです。

そこで、次は昨日の研修会で配布した問題です。

以前も、このコーナーで紹介した記憶がありますが、あらためて考えてみてください。

旅費交通費勘定として処理していた内容を調べていたら次のタクシー代が含まれていました。タクシー代といえども税法では交際費とされる場合がありますが、下記のうち、税法上の交際費とされる支出はどれでしょうか。

@乙社にBさんを接待するために迎えに行くタクシー代

ABさんと接待場所である料亭にまで同行するためのタクシー代

Bその接待が終わってBさんを自宅まで送るためのタクシー代

CAさんが自宅に帰るためのタクシー代

答えは、明日のこのコーナーで。

2006/ 6/15(木)

『ビジネスマナーの続き』

蒸し暑い朝です。

午後からは、80%の確率で雨の予報。新潟も梅雨入り間近といったところでしょうか。

ところで、当事務所ではカウントダウンカレンダーがあります。今日で今年も残り200日となっております。

昨日、お客様より、6月8日のこのコーナーでのクイズの答えを尋ねられました。

大変遅くなりました。

正解は次の通りです。

・・・ビジネスマナーとは「相手との( 信頼  )を築く、コミュニケーションの第一歩」です。人間関係の潤滑油でもあります。そして、社員一人一人のビジネスマナーは、( 信用  )と( 企業イメージ )」を作ります。まずは、「感じいいなあ」の第一印象が肝心です。あなたのイメージは、企業イメージ。それは、0.6秒〜1.6秒で決まります・・・

3つとも正解の方は、ビジネスマナーに対する認識が正しくなされていると言うことですね。

その時のレジメに、挨拶のポイントも書かれていました。

それは、@先手必勝 A相手に届く です。

人間関係は挨拶に始まって、挨拶で終わるということですね。

 

今日は、加茂市の上条まつり。だんご祭りとも言います。

八幡神社の御輿が街をくり出すのですが、天気が心配です。

2006/ 6/14(水)

『伊勢海老のチーズ味噌掛けは最高・・・』

昨夜は、ある会議出席のため、市内の割烹天神屋会館へ。6人ほどでの2時間の白熱した会議終了後、部屋を移して、懇親会となったわけであります。

その懇親会の部屋は、2つのテーブルが並んだ総勢20名ほど入れる掘りごたつ形式の和室。リラックスして、歓談できる私のお気に入りの部屋でもあります。

その部屋に入ると、すでにお通しがセット済みでありました。

当然、グラスや箸置きなども置かれてあるわけですが、それらの敷物の和紙に、この季節にふさわしいあやめの花の絵が左下隅に描かれ、これとは逆側の右上隅にさりげなく、文章が書かれておりました。

その書かれていた内容を紹介すると、

・・・ご挨拶    

お疲れ様でした。                                    本日のお料理は前菜で食欲増進を図り、若旦那特性フォアグラの茶碗蒸し・フカヒレあんかけ。                                                    フカヒレあんで精力を回復しつつ、伊勢海老のチーズ味噌掛けで一杯呑み、天神屋自慢の新鮮な魚でまた一杯。                                        心ゆくまでお楽しみください。

                                             店主・・・

先ほどまでの会議の疲れがこの一言でふっとび、楽しい懇親の場となったのは言うまでもありません。

それにしても、茶碗蒸し、フカヒレのあんかけ、特に伊勢エビのチーズ味噌掛けは最高でありました。

当然、刺身はおいしいのは当然であります。

生ビールと日本酒(久保田とのこと)に、これらの料理が見事にマックマッチングでありました。

さすがに、あの哲人シェフで有名な中村孝明氏のもとで修行された若旦那の料理は最高ですね。

皆さんもぜひ一度トライを!!                                                   

2006/ 6/13(火)

もっとも適切なことを・・・

惜しくも、ワールドカップのオーストラリア戦は惨敗・・・。

昨夜はテレビ観戦をせずに就寝し、翌朝のニュースで知ったのですが、最後の最後で、同点さらには逆転負け。

今朝のテレビでコメンテーターが次の言葉を言っていたのが印象的でした。

90分間のうち、80分は1点とってリードして善戦しながら、最後の10分で3点を失ったことについて「最後のあの10分は、歯を食いしばってただ頑張ればいいというものではない。この10分間は最も適切なことをやり続けることが必要だった」と。

「頑張る」=「勝利」ではなく、最後の最後まで勝つべく戦略をもって行動することが必要だと言いたかったのではと感じたところです。

企業経営も同様。朝早くから夜遅くまで、汗水たらして働いたとしても、利益が必ず上がるとはかぎりません。

仮にその仕事の「コスト」が「売上」以上にかかっていればいくら仕事をこなしても、儲かるはずがないというもの。

同じ汗水たらして働くにしても、儲かるべくして儲かる仕組みを構築して行動しなければならない訳であります。

とかく人間は、考えるのを怠る動物。それよりもからだを動かしている方が、楽との思いからだと思うのですが。

今一度立ち止まり、仕事のやり方などを見つめ直してみたいものですね。

006/ 6/1(月)

メラビアンの法則』

6月もはや中旬となりました。あと2週間ほどで、今年も半分が終わろうとしています。月日の経つのは本当に早いものと痛感しきり。

8日のこのコーナーで小林社長の講演の内容を書かせていただきましたがか、その中で「メラビアンの法則」の話がありました。

これは、メラビアンという心理学者が、人が誰かと初対面で会ったときに受ける印象を決定付ける要素を分析したもので、服装や表情、動作などの視覚的な要素が55%も占めるとされているというもの。
その一方で、話の内容はたったの7%しか印象に残らないのだそうです。

これを「7−38−55ルール」ともいうとか。55%=Visual (視覚情報:見た目・表情・しぐさ・視線)、38%=Vocal (聴覚情報:声の質・速さ・大きさ・口調)、7%=Verbal (言語情報:言葉そのものの意味)です。

接客等での最初の印象がいかに大切かと言うことですね。

相手に与える第一印象は大事にしたいものです。

2006/ 6/11(日)

税理士事務所に期待するサービスとは・・・

昨日届いた、月刊の業界誌に、《中小企業の経営者に聞いた「企業経営と税理士の関係」これからどうなる?》という特集記事が掲載されていました。

その特集記事の中で、税理士事務所に関するアンケート結果として、税理士事務所をこれまでに替えたことがある企業が35%。替えたいと思ったことがないが41%。1年前のアンケートより、替えたことがない企業が54%を超えていたことから、企業の税理士事務所を見る目は年々厳しくなっていると伝えています。

これらの比率が高いか低いかは何とも言えないところでありますが、いずれにしても税理士事務所の現状のサービスに満足しない企業があえているというのは事実です。

また、税理士事務所にお願いしたいサービスは何がありますかというアンケート結果が掲載されており、その結果の多い順にあげると、@事業承継対策A資金繰りB決算前対策C税務相談D決算対策E経営計画策定F経費削減策G決算申告H記帳代行I経営相談J経理指導K相続対策の順となっています。

いずれにしても、上記のニーズに適切に対応するのは当然のことですが、当事務所のお客様にとってどんなサービスを税理士事務所として行わなければならないかを常に考え、今まで以上に頼れる税理士事務所となっていかなければと再認識したところであります。

2006/ 6/10(土)

企業再生

昨日は、スタッフ4人と共にも丸一日新潟市内の新潟テルサにて、企業再生セミナーを受講。

企業再生計画策定のポイントは、@債務超過の3〜5年での解消とA既存債務を今後の10年間の営業キャッシュフローで返済できる内容でなければならないということ。

金融機関がリスケに応じてくれたり、追加融資をしてくれたとしても、問題の先送りでしかなければこれらは無意味となってしまうわけで、実質的に再生はなしとげられません。

金融機関からの債務免除も選択肢の一つとして位置づけ、対処しなければならないのが現実のようです。

2006/ 6/ (金)

5個で1個おまけという場合、7個では1個もらえない!?

1週間ほど前の今月2日に当事務所の2件隣に、大手コンビニの「○○マート」が新規開店。予想通り、開店から3日間は相当な客入りでありました。シュークリームの割引販売や、チラシ折り込みによる100円割引券の利用がこの3日間有効という販促の成果と新しい店をのぞいてみたいという消費者心理からだとは思うのですが。

このお店でのいくつかのエピソードを紹介いたします。

@当事務所の職員が開店当日、シュークリームを7個買いに行ったときのこと。5個で1個サービスとのことだったので、7個買えば1個もらえるものと思っていたところ、いただけなかったとのこと。そこでそのレジの係に聞いたところ、7個なのでサービスはないとのこと。

店長らしき人に聞いても同じような回答らしかったのですが、隣にいた本部からの応援らしき人が対応してくれ、どうにかサービスの1個とお詫びの品としてさらにもう1個をいただいたとのこと。

マニュアルでは、5個で1個サービスなのだから、7個ではサービスとは書かれていないはずだとは思うのですが・・・

Aその翌日、私氏自身も初めて子供二人を連れ、3人で買い物に。100円割引の券を3枚レジに出し300円の割引をしてもらい支払い。さらにその翌日、今度は子供一人を連れて2人で買い物に。割引券2枚を出して200円の割引をしてもらおうとしたら、店員がこの券は一人につき100円ですので、引けませんとのこと。えっ、昨日引いてもらったのにと店員に説明。出来ないのであれば、この買い物の精算を子供と私の分の2回に分けてレジを打てばいいんじゃないですかと質問。こちらはそれでもいいんですがと。係が店長らしき人に聞きに行き、打ち直ししなくても200円引いていいということになったらしく、その店員開口一番「じゃあ、200円引きます!!」とひとこと。

確かに、一人につき1枚の利用と書かれているのは分かるのですが・・・。まして、じゃあ、200円引きますとは・・・。申し訳ありませんでしたの一言はあって当然のことと思うのですが。

今回のエピソードで感じたことは、トップの店員教育のいたらなさ。社員は、パートであろうと正社員であろうと、その店の店員としてレジにたつのであれば、同一水準の教育を完了させなければいけないのは当然の話。たとえ、開店の混雑時といえども・・・。

シュークリームを買いに行った当事務所の職員が一言、「このコンビニ、長く続くのかなあ」と。

店長さん。名誉挽回のため、社員教育を改めて徹底いたしましょう。

近々に、また近くに大手コンビニの「○○K」がオープン予定。この店はどうなのか楽しみであります。

2006/ 6/ (木)

喜んで帰ってもらう店づくり・・・

昨夜は、久々の「寄i塾」に参加。

加茂市内に本社を置き、9つの調剤薬局(すべて加茂市以外です)を経営し、さらに昨年田上町に老人介護施設も開設されている小林社長様の講演でありました。

とにかく感動的な話でありました。

その中でいくつかの言葉を羅列すると・・・

・喜んで帰ってもらう薬局・施設を目指している。

・○と○が合い言葉。会社が○で社員が×や、会社が×で社員が○でもいけない。

・相手の思っていることを感じ取れるような社員になろう。

・見えるところは徹底的にきれいにしよう。まず、見た目。次に技術だ。

・何事も思うことが大事。そして、願うこと。有言実行あるのみ。不言実行でも、不言無実行よりはよい。

・ビジネスは打つ手は無限。ただ、しないだけ。売上計画を策定しても計画の未達を毎年繰り返していると、だれも不安にならなくなってしまう。

・まず、行動する。考えることは大事。考え続けていると躊躇し結果を心配する。自分がかわいいから失敗をしない方法を考えてしまう。その結果として行動しない。頭のいい人ほどこの傾向がある。結果をおそれないこと。

・6Sの実施。整理・整頓・清潔・作法・しつけ・清掃の6つ。

・挨拶運動の実施。などなど。

また、小林社長の会社では、ビジネスマナーを徹底するためにいろいろな研修を行っているとのことで、その際使われたレジメを配布していただきました。

その中の一部から。

・・・ビジネスマナーとは「相手との(     )を築く、コミュニケーションの第一歩」です。人間関係の潤滑油でもあります。そして、社員一人一人のビジネスマナーは、(     )と(     )」を作ります。まずは、「感じいいなあ」の第一印象が肝心です。あなたのイメージは、企業イメージ。それは、0.6秒〜1.6秒で決まります・・・

さあ、()の中に適当な言葉を入れる問題でありました。さあ、どんな言葉が入るか皆さんも考えてみましょう。

なお、小林社長は、あのアマチュアゴルフで活躍する若林舞衣子の後援会長でもあるとか・・・。

2006/ 6/ (水)

交際費課税

今年度の税制改正で、法人の交際費課税が軽減されています。

上場企業のような大企業は、交際費を1円支出しても、法人税法上、損金としては認められておりませんが、資本金1億円以下の中小企業については、定額控除額(400万円)に達するまでの額の90%相当額が損金に算入できます。つまり、10%分に対しては支出していても損金にならないことになっています。

今年度の改正では、一人当たり5,000円以下の飲食費が一定の書類を保存すれば損金不算入とされる交際費から除外されることとなりました。但し、社内交際費(法人の役員、従業員、親族など内輪のもの)は除かれます。

従来から、税務調査等では企業が支出した経費が交際費になるか否かのシラブルが絶えないのは、経理または営業担当者の会計処理場の交際費と、税務上の交際費等の際についての認識が不足しているのに加え、支出段階での事前のチェックが不足しているからだと考えられます。

今回の改正を機に、社内での交際費支出規定を作成し、事前チェック機能を持たせることが大切になると思われます。

今月15日に、三条法人会主催の、交際費課税についての研修会の講師を務めさせていただく予定ですので、詳しくは、そのセミナーで話させていただこうと思っておりますので、興味のある方は15日にご出席いただければ幸いです。

2006/ 6/ (火)

信用リスクが高いのに保証付き融資とは!?

恒例の県信用保証協会との連絡調整会議が東急インで昨日開催され出席。

その中で、保証制度の見直しの内容について詳しく説明いただいたところです。

その主な項目としては、@再生支援の実施A保証料率の改正B連帯保証人の徴求基準の改正による利用の利便性の向上C部分保証制度の導入の4点が中心となっています。

このうち、保証料率についてはこの4月1日より従来の一律1.35%から信用リスクにを考慮した9段階の料率体系(2.20%〜0.50%)となっていますが、この区分は中小企業信用リスク情報データベース(CRD)を利用しているとのこと。

担当者の説明では、このCRDの利用に当たっては、提出された決算書の数字を手直しせずそのまま入力して判定しているとのことで、実態を反映していない場合は、適切に評価され無いのではとふと疑問に。たとえば、減価償却費を償却限度額まで100%計上していない方が、しているよりも評価が上がってしまう(利益が多くなるため)ような説明でありました。

いずれにしても、リスクに応じて保証料率を改訂することについて、信用リスクが低いところほど高くするということは納得できるのですが、信用リスクが高いところについて保証料率を低くするというのは合理的のようですが、逆に信用リスクが高いところに保証協会の保証をつけて融資するという金融機関の姿勢が問題のような気がいたします。

融資企業に必要以上の負担を強いているのではという率直な感想です。かす側からすればリスク回避が低ければ低いほどよいというのは分からないではありませんが・・・。

2006/ 6/ (月)

一斉清掃参加

昨日は、恒例の市内中心部を流れる加茂川の一斉清掃。朝の花火を合図に6時から開始。すがすがしい空気の中での清掃でありました。

我が家の中学生も、学校の行事(ボランティア活動のようですが)として参加です。

市民行事としてすっかり定着したこの一斉清掃ですが、まだまだ、ゴミも多くあるのが現状。汚さない運動ももっともっとしなければ・・・。

ちなみにこの加茂川は美川憲一さんが「加茂川ブルース」として歌っている川で、CDも発売されています。ちなみに、950円であります。

2006/ 6/ (日)

整理整頓真っ盛り

今、所内では、仕事のしやすい環境作り作業の実施中であります。書類等の整理をはじめスタッフ全員での取り組みです。

特に私の周辺が一番問題なのですが。

昨日も、全員で書庫の中の書類を整理。ルールを決め、廃棄するもの、保存するものとうに分け、保存するものは見やすくファイリング・・・。

それにしても、捨てるべき書類が多いのにはびっくり。

ある方が、整理整頓の秘訣はと問われた回答として、次のように述べていました。

・・・「毎日コツコツ整理するしかない」と、キッパリ。毎日来る手紙、カタログ、ファックスなどの書類をはじめ、仕事が終わるたびに結果として発生する書類をその都度こまめに整理するしかない。

それでも間に合わない時は大きなプラスチックの箱を用意しておき、デスクの上の書類をひとまとめにしてみんなこの箱の中にとりあえず入れてしまう。

とりあえず、書類や手紙などが入る大きさの空箱をいつも用意しておくと、急な来客のとき、机の上に散乱した書類を隠すことができる。ただし、あとで箱の中に入れた書類をきちんと整理しないとデスクまわりは箱だらけになってしまう。

たとえば、書きかけの書類の資料を入れ、請求書や手紙入れなどなど。いつも奇麗な空の箱を1つ用意しておくだけで、オフィスの整理整頓はずいぶん楽になる・・・。

普段の心がけがすべてと自戒・・・。

http://www.shokuba.com/informations.html

話は変わります。

それにしても、昨日の加茂文化会館での市内短大生によるミュージカル・ピーターパンは感動的でした。午前の部と午後の部とも定員1085人のホールは満員だったようです。

2006/ 6/ 3(土)

『ちょっとしたトラブル』

昨日の当事務所内での朝の出来事です。

ある職員が、事務所の外付けの倉庫の鍵が見あたらないとのこと。見てみると、あるはずの所定の場所に実際に鍵がない。

昨日最後に使った人は誰ですかという他の職員の声。

そういえば、昨日の朝玄関前の掃除を行うため私が倉庫を開け閉め。ゴミの集配の日だったため、ゴミ出しをし、手が汚れているからと鍵をそっとつかみ右ズボンのポケットへ鍵のひもだけをポケットから垂らしながら入れておき、その後所内の所定場所へ戻したのをなぜか覚えいたところです。

最近、電気のスイッチの入れ切れや何気なく普段行っている行動をできるだけ意識して行うように心がけているせいかもしれませんが。

私は鍵を戻したと主張したのにかかわらず、他の職員からはかけるところを見ていないとか、ポケットにあるのでは、またまた、机の上にあるのではと疑いをかけられる始末。

この嫌疑は、私の普段の行動?からの当然の結果からなのかもしれませんが。

しばらくして他の職員が、この鍵をかけておく場所の下に書類袋などを置いていた人はいなかったのかというかけ声に対して、約一名がそういえば書類を置いていたということで、その書類が入った袋の中を調べてみたところ、その中に探していた鍵が見つかった次第。

何事も疑いをかけられることほどいやなことはない訳ですが、疑いのかけられないような日々の行動を取らなければと痛感した次第。いろいろな気づきの朝であり、自身の普段の整理整頓についても反省しなければ・・・。

いずれにしても鍵が見つかって、よかった、よかった・・・。

2006/ 6/ 2(金)

『利益をあげている会社の共通点』

すがすがしい真っ青な快晴の朝です。

毎日、お客様企業をはじめロータリー等でいろいろな経営者の方々とお会いしていて最近感じることは、業績の順調な会社の経営者は、会話の中で否定言葉を一切使っていないことが共通点のような気がいたします。

「でも」とか「しか」とかという言葉や、「忙しい」「疲れた」「いやだ」「困難だ」「大変だ」「難しい」「できない」「やりたくない」「つらい」「苦しい」「やってられない」「だめだ」「もう年だ」「まずい」「どうせ」「どうしようもない」などなど。

八起会の発足は昭和53年。当時も、今日ほどではないにしても、大倒産の時代だった。ドルショック、オイルショックと2つのショックに見舞われ、中小企業の倒産が相次ぎ、倒産者の自殺が連日マスコミを賑わしていた。
  私も

22年間経営していた玩具会社をつぶしし、無一文となって倒産地獄をのたうちまわった後に「八起会(やおきかい)」を設立された野口誠一氏が「危ない経営者」を次のように述べています。

           
失敗に学ぶ『危ない経営者とは』

リストラ効果、デジタル景気、外需(米中)の3点セットに支えられ、景気回復の足取りが確かなものになりつつある。つれて失業率、倒産件数も徐々に減少しつつある。が、八起会に限っては、「毎日が倒産」である。景気が良かろうが悪かろうが、倒産の絶えることはない。それは、八起会の活動が四半世紀も続いていることが何よりの証である。
ということは、倒産の原因が経済環境にだけあるのではないことを意味している。実は「倒産の原因の多くは経営者の資質にある」というのが私達の結論である。八起会は倒産のサンプルに事欠かない。また、毎日のように倒産予備軍が押し寄せてくる。私たちはそうしたサンプルやケースを検討し、分析し、「どういう資質の経営者が倒産に至りやすいか」を公表している。それが以下に掲げる「危ない経営者10か条」である。


 「危ない経営者10か条」

1 耳の痛い話を聞こうとしない経営者
2 社員・従業員に愛情のない経営者
3 時間や約束事にルーズな経営者
4 言行が一致しない経営者
5 夢やロマンのない経営者
6 事後中心型の経営者
7 経済環境を読めない経営者
8 無形の財産に投資しない経営者
9 新製品の開発に不熱心な経営者
10 経営理念・方針のない経営者

以上の10か条である。この箇条のどこかに、あるいは複数にひっかかるようなら、その経営者は景気の良し悪しにかかわらず、「危ない」と言っていい。転ばぬ先の杖として、経営者には自己チェックを、社員・従業員には自社の社長の採点をおすすめしたい。各箇条については次回から詳しく述べるが、まずはこの10か条をひとつの「目安」にしていただければ幸いである。

この「八起会」は倒産者が相集って励まし合い、情報を交換し合い、自らの失敗を分析し反省し、再び真の経営者として返り咲こうという会で、私自身も20年位前にこの野口さんの講演を2度ほどお聞きし涙が流れたのを昨日のように覚えています。

2006/ 6/ 1(木)

『タヌキ八訓の意味は・・・』

今日から6月のスタート。

今月で今年も半年が終了となります。計画だてて「作業」ではなく「仕事」をこなしたいものです。

一昨日のこのコーナーでタヌキ八訓のことを書かせていただきましたが、問い合わせをいただきましたので、この内容について一言。

以前、職場の教養に書かれていた内容です。このページをコピーして手帳に挟み込んでいましたので原文のまま紹介いたします。

・・・これは、飲み屋さんなどにおかれている信楽焼のタヌキにまつわる教えです。上から言うと、まず、第一に肩にかけられた傘です。これは、雨など上から落ちてくるものへの備えであり、不時の用意です。第二番目の目玉は、先見性を表わし、先のことを読み取ることの大切さです。三番目は、手に持つ大福帳ですが、常に堅実な計算のもと、財務管理を怠ってはならないという意味です。第四番目は、もう一方の手に持つ杖。これは、「転ばぬ先の杖」を表し、いつも用心深くせよということです。第五番目は徳利です。これは徳を持って利を施すという意味で、他人には徳を施こしなさいということです。第六番目の大きなお腹は、度量を大きくもてとの教えです。第七番目は、前にぶら下がった大きな一物です。大金をためよとの意味です。最後は足。足は大地にしっかりとつけななさい、という教えです。以上、タヌキ八訓を職場でも生かして、仕事に取り組みましょう・・・

何気なくおかれているこの置物にこのような教えがあるなんて以外のようですが、今度ぜひ、意識して見ていただければ幸いです。

上記写真は当事務所玄関にある他向きの置物ですが、残念ながら信楽焼ではなく石であります。