2001/8/31(金)

『NEC新潟』

柏崎市にある同社は、正規従業員約800人のうち、プリンター部門の500人は富士ゼロックスに移籍し、パソコン部門の300人はNEC米沢(山形県米沢市)へ移動を強いられるとか。本日の朝刊に特集として報じられています。即ち9月末で完全撤退という結果となり、720億円という柏崎市内最大規模の売上を誇る企業が突然消滅してしまうという事態の大きさに柏崎市は苦慮しているとのことです。

米沢へ移籍を命じられた300人のうち異動を受け入れた社員は2割弱。大半の社員は故郷へのこだわりと仕事のはざなみに揺れ動きっぱなし。新築の家の基礎工事を終えていた社員は米沢への転勤を辞退し、来月末で退社とか。

柏崎だけに限らず、加茂市でも同様な衝撃が走っております。先日東芝本社が、国内で17000人削減へ、国内6拠点を整理統合へと大見出しで報道されたばかり。グループ企業の加茂市の東芝ホームテクノのこの影響を受けるのは必至。

IT不況の縮図が日本列島に広がりつつある今日この頃。他人依存ではなく自社主導の構築を着実に築きあげなければ・・・・・・・。

2001/8/30(木)

『懇親会での決めごと』

昨夜は、企業経営者及びその後継者等の集まりの懇親会に出席。私自身、酒は弱いですが、雰囲気は大好きな方であります。少量の酒で酔っぱらえるすごく経済的な身体です。

懇親会の場では、極力、目の前の料理を先ずたいらげ、それが完了するとビール片手につぎ周りへの旅へ。必ずや、つがれた方から、一言二言の言葉がいただけるのがありがたい。。酒の勢いも手伝って、本音でいろいろな助言、意見、提言、応援をはじめ、愚痴、批判、諦め言葉、各人各様であります。

昨日は、すばらしく謙虚な言葉で話されていたKさんが大変インパクトがあり、印象的でありました。その方曰く。「自分自身は皆さんから生かさせていただいている。」と。なかなか言える言葉ではありません。すごく嬉しい気分になった次第であります。

別のある方へ私が一言。「今は、売上は伸びるどころか、維持できれば良しとすべきで、仮に減少したとしても利益を上げなければならない時代ですよね、つまり減収増益をトライする時代とまでいわれますよね」と。それに対して、ある方が「うちは製造だからそういうこと(減収増益)はできるはずはないんだ。」と。しかし、「赤字であればその改善をしなければならないですよね。不採算であれば撤退も早い時期に決断するのも経営ですよね。」と、更に私が二言目。「そんなことできるわけない。」とその方からの返答。

その方の会社の業績は、景気回復となれば改善されるとでも言いたいのかなあと思った次第です。しかし、仮に景気回復となったとしても、自らの企業戦略、経営改善等の施策を講じていない企業にとっては業績回復はありえない・・・・・・と思うのでありますが。

別の2人の方(TさんとSさんです。)から、このホームページを毎日読ませてもらっているという嬉しい言葉を頂きました。

昨夜は、いろいろ気づきのある時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

2001/8/29(水)

『率先垂範』

27日の朝礼時の輪読内容です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「上にして下を知るには三年かかるが、下をして上を知るには三日あればよい」という言葉。

この意味は、上司が部下を本当に理解するには三年の年月を必要とするが、部下が上司の人間性を見抜くには、三日あればよいという意味で、これはどこの組織にも当てはまること。

常に部下の育成に心を配り、率先垂範して行動する上司のいる職場は活気があり、働く人間の志気も高まる。部下のやる気は、上に立つ人間の姿勢一つにかかっている・・・・・・・・・・・・・・・・・。

部下は上司や先輩の仕事への取り組みを肥やしにして成長していくということでしょうか。

あと数日で8月も終わり、今年の締めくくりの時期になってきました。あと4ヶ月ですが。

追われる仕事より、追う仕事をしたいものですね。

2001/8/28(火)

『報告』

報告が早い・・・

現場などから事実だけを連絡する。内容が完全に整ってから報告しようとしてはいけない。不完全でも、不完全と分かっていれば問題がない。内容よりもスピードが重視される事の方が遙かに多い。

報告書・・・

遅れて提出すれば、ただの紙切れです。良い報告書とは、期日を守るものです。報告書は論文ではない。判断材料であり、データーです。

 

以上は、株式会社武蔵野の社内における経営用語解説です。

いかに報告を速やかにしてもらうか、特にいい情報より悪い情報をしてもらうかが、全てではないかと痛感しています。

報告しやすい環境も必要とは思いますが。

皆さんは、どう考えますか。

2001/8/27(月)

『死因の第1位はガン』

11年度の人工動態統計の死因の第1位は「ガン」で、特に県内は全国ワースト12位。食道ガンは3位。胃ガン、すい臓ガンは4位と高位置にあるなど、ガン多発県とか。

県としては、多発県脱却に向けて、ガン検診の大切さを訴える医療・行政関係者によるはつらつトーク及び講演を来月11日に行うようです。

結局は、自分自身の意識と、自己管理ですよね。

来月、恒例の人間ドックであります。

2001/8/26(日)

『物の見方』

今日は日曜日。くつろいでいる方も多いのでは。

今日、つくづく実感したことがあります。

それは、物の見方といいますか、考え方といいますか、とかく人間は目先のこと、自分自身だけのこと、等のみに固執して振り回されていることに気がつかない場合が多々あるのではということです。時には、いろいろな見聞を広げることが新たな気づき、ヤル気力がでたりして、リフレッシュできるということです。

何か当たり前のことですが、今日はそんな気分です。今日は雲の上からながめるたいけんができました。また、詳しくは後日ということで。

何か、うまくいかないと、人のせいにしている自分、権利のように主張している自分、自分を正当化している自分がやっぱりあるのですよね。

2001/8/25(土)

『自己啓発格言』

いつも2日に一度、当事務所が朝礼時活用している、教育モチベーションカレンダーの中の「自己啓発格言」をご紹介させていただきますが、その格言には解説があり、朝礼時に解説も読んでいます。

今日はその格言の解説のご紹介です。

「粗利の中から人件費は支払われる」

 売上から人件費が出るのではない。

 売上から仕入れや原価を引いた荒利(粗利・限界利益)から支払 われるのである。

 その目安は健全経営で45%前後である。

2001/8/24(金)

残念ながら、24日のこのコーナーは、アップして1日後に、誤って削除してしまいました。ご了承ください。


2001/8/23(木)

『昨夜の寄i塾例会』

昨日は、月1回の寄i塾の例会開催のため出席。

テーマは「ISO9000シリーズ規格の概要」で、講師は岩崎マネジメント株式会社の岩崎社長。

岩崎社長は、独立する前は、あのネミック・ラムダ株式会社のの斑目社長の下で学ばれたとか。

その勤務時に、耳にたこができるくらい斑目社長から言われ続けたことが今の自分の存在があると話されました。その内容は次のとおりです。

「準備活動において意識すべき基本事項5項目」

1.5w2hを常に明確にする。                       

why、  what、  who、  when、  where、  how、  how much

2.報告、連絡、相談、質問、確認、意見具申の徹底

3.4Sの徹底と維持

整理、整頓、清潔、清掃

4.P、D、C、Aを廻し、仕事の質を向上させる。

Plan、 Do、 Check、 Action

5.問題解決のステップ

テーマ設定、目標設定、現状分析、要因分析、対策の立案、対策の実施、効果の確認、歯止め

 

何をするにも、なぜなぜなぜなぜというふうに、問題に気づき、その問題を解決につなげる。

相談とは、どうしましょうかと上司に問うのではなく、これこれしかじかと私は考えますがという風に自身の考えを述べ無ければ意味がないということを力説しておられました。

ISOの本題に入る前の話でありましたが、逆にこれらができていれば、ISO9000シリーズは容易に取得できるといえるとか。

ISOの取得メリットは、なんといっても管理システムが明確化されることではないでしょうか。数百万円を支払って取得しなくても、この目的が達成されれば同じ効果が得られるというものですよね。

 

当事務所のホームページの訪問者が、おかげさまで昨日9500人を超えました。10000人まであと僅か。おそらく9月4日頃の達成でしょうか。どなたがこのラッキーナンバーの訪問者になるのでしょうか。楽しみであります。

2001/8/22(水)

『助成金』

昨今の経済状況の中、国の施策がいろいろ採られておりますが、各種助成金の支給制度を設け、景気浮揚につなげたいというものが数多くあります。

昨日は、定年延長することによってもらえる助成金の支給申請の受付が完了見込みとなった案件があり、ほっと一息ついたところであります。

本日の朝刊には、建設業で離職した技術者などを雇い入れた同業他社に特別助成金を支給する制度の新設を健闘している旨の記事が掲載されていました。名称は「建設業労働移動支援助成金」で、建設業就業者のうち建築物を設計する建築士や施工管理担当者などを、別の建設会社が採用した時に一人あたり約20万円を国が支給する内容。概算要求は約20億円。

これは、小泉内閣が進める金融機関の不良債権処理で、建設業を中心に多発発生すると予想される離職者対策の一環とか。

ばらまき行政と避難される向きもありますが、結構利用可能な各種助成金制度がありますので、ぜひ、検討をしてみては。

助成金は、借入金と違って、もらっても返済する必要のないものです。有効活用したいものですね。

 

台風11号の影響が心配です。県内には昼頃までに最接近とのことですが、嵐の前の何か不気味なけはいを感じます。くれぐれも、万全な事前準備を。

2001/8/21(火)

『ジャスコがイオンに』

本日、あのジャスコが社名変更し、イオンへ。しかし、店舗名は今まで通りジャスコ。分かったような分からない変更という感じですね。

実はこの社名変更を機に、グループ各社の事業別統合を進め連結での経営効率を追求する経営戦略の現れだということです。

2003年までに総合スーパー以外の事業を本体から分離し事業持ち株会社に移行するのを控え、ますますグループ本社としての機能拡充を急ぐという戦略。

今日21日は、パートを含めた全社員の入社式を全事業所で実施。岡田社長は、「グループ内で最も危機感を持つべき社員はジャスコ本体の社員。そのまま今のポストに残れるとは思わないで欲しい。」と厳しい言葉が飛んでいるとか。

生き残りをかけての新たな企業グループに脱皮するための正念場ということなのでしょうか。

社名変更は、いわばキックオフでもあるとか。

2001/8/20(月)

『今年の中小企業白書から』

2001年の中小企業白書の71ページに「事例20 決算報告書と経営計画書で事業の健全性を金融機関に示し、資金調達に成功した中小企業」としてTKC会員の会計事務所が関与している企業が紹介されていましたので、紹介いたします。

(以下原文引用)
 飲食店のA社(埼玉県、従業員五人)は、担保として提供できる物件がなかったが、金融機関に新規出店のための融資を申請して許可を得た。また、食肉プラントを製造するB社(埼玉県、従業員二十七名)は、事業に関する損害賠償訴訟中に資金繰りが苦しくなり、金融機関に融資を申請し、つなぎ資金を確保した。
 両社が資金調達において成功を収めた秘訣は、決算報告書と経営計画書にある。
 両社とも顧問の税理士の勧めで、以前から会計法規に基づいた決算報告書と財務体質の改善を示した経営計画書を作成していた。決算報告書は、損益計算書や貸借対照表、キャッシュフロー計算書、経営報告書が含まれており、税理士が毎月両社に出向いて監査を行い、適法性及び正確性を検証した会計帳簿を基に作成している。経営計画書では、経営の基本方針、重点課題、行動計画を説明しているほか、損益目標、資金繰り計画も記載しており、経営体質の改善・強化策としてまとめられている。
 両社は、融資を申請する時に金融機関に対して決算報告書と経営計画書を提出した。金融機関は融資先の資金返済能力に関心を持つが、こうした決算報告書や経営計画書は両社の計数管理と資金返済能力が十分であることを証明する上で役に立った。

経営計画書は、今や、決算書と同等の位置づけとして、企業経営において、無くてはならないものであり、また、これにより企業経営の方向性を確認しながら、目標達成にむけ邁進していかなければならないと言っても過言ではないようですね。

 

新しい週の始まりです。気合いを入れていきましょう。台風の進路が少し気がかりではありますが。では。

2001/8/19(日)

『イチローの秘密』

毎日のようにイチローの米大リーグでの活躍をNHKの一般ニュースの中で紹介するほどの活躍ぶりです。

本日の朝刊にイチローの一流としての秘密は、目と脳にありと伝えています。

・・・・・イチローは、野球選手に必要な視覚機能をすべて兼ね備えている。96年、イチロー選手が所属していたオリックスの選手41人の動体視力などを調べた。イチロー選手は800満点で687点。もちろんトップだった。スポーツ選手に必要な視覚機能は@動く対象物を鮮明にとらえる動体視力A移動する目標に素早く視線を移す眼球運動B瞬間に多くの目標を認識する瞬間視など7つ。野球の選手は、物を立体的にとらえる能力などが重要だ。イチロー選手が特に優れていたのは瞬間視能力。8ケタの数字を0.1秒だけみせて応える検査で、7ケタまで正解だった。平均は4ケタ。投手の手からボールが離れてホームベースに届くまでが0.4秒あまり。スイングに0.2秒かかるので、打者は0.2秒の間に球種やコース、高低などを判断してバットをコントロールしなければならない。視覚機能のよさがプラスに働いているのは間違いない。

イチロー選手は中学3年まで毎日バッティングセンターに通い、時速約140qの球を打ってきた。走る車のナンバーを見て、その数を足すこともやった。こうした訓練が動体視力を高めてきた。・・・・・

練習でイチローのレベルに到達できるのでしょうか。遺伝要因は大きいと思いますが、脳の処理能力を鍛え、持てる素質を最大限に発揮させることは可能だそうで、これによって、視覚の認識能力はある程度向上するとか。

何事も徹底した訓練で能力向上を達成することが重要ということですね。人並み以上のですが。

 

今日19日の予想最高気温はなんと35度。台風の影響でしょうか。残暑厳しき今日この頃ですが、体調維持につとめたいものですね。

2001/8/18(土)

『孫への財産分与』

先日、ある方からの相談内容です。自身の孫に財産を譲りたいのだが、どのような方法が一番有利かという問い合わせ。

遺産額がとくに多額の場合を除き、生前贈与するよりも遺言で贈与(遺贈)という形で、財産を相続させた方が有利と思われる旨回答。

贈与の場合は、相続税の補完の意味合いの贈与税が課せられます。当然相続税よりも税負担が多くなります。であれば、相続で取得すれば有利になるわけですが、通常、孫には相続権はありません(相談者の実子が亡くなったために孫が代襲相続となれば相続権はありますが。)。そこで、生前に遺言を作成し、死亡した場合は、孫に財産を贈与する旨の手続きをしておくという方法です。そうすれば相続開始時に、その孫も遺贈という形で財産を取得し、相続税を納めることになります。ただし、その孫にかかる 相続税は20%増しという計算になります。

もう一つの方法は、生前に養子縁組をしてしまう方法です。この方法ですと、相続税の基礎控除額も1000万円増えると共に、税率も低減することになり、また、20%加算も無くなり、節税効果は大となります。

2001/8/17(金)

『冷しカレー』

暑い夏に熱々のカレーを汗をかきながら食べる・・・そんな固定観念を根底から覆す商品が大塚食品から発売されているのをご存じだったでしょうか。その名も「冷しカレー」。新しい物好きの若者を中心に受けているとか。

ことの始まりは5年前。定期的な試作品の試食会の席で、社長から、熱いカレーがあるのだから冷たいカレーがあってもいいじゃないか、という提案があったといいます。

この商品の開発上の問題点は、大きく分けて2つで、カレーはひやしたら固まってしまう点及びカレー特有のスパイシーさも温かくないと香りが際立たないこと。これらを克服するのに何度も壁にぶちあたったといいます。これらを山形の冷やしラーメンをヒントに植物性油脂を添加すること及びスパイス料を通常の1.5倍程に増やして克服したとか。大塚食品はレトルトカレーの元祖ボンカレーの生みの親。社風は常に世にないものを出すということで、単に他社の物まねはしない。独自性の高い商品はデフレにも強いという観点からといいます。

食品業界は底なしの値下げ競争が繰り広げ競れていますが、体力勝負ができる大手以外は、安売り競争に対抗できないのが現状です。いかに高付加価値の商品を開発するかが、経営のカギというのは言うまでもないことでしょうけれど。

我が家の昨日の晩ご飯は、温かいカレーでありましたので、ぜひ、近日中に冷しカレーをトライしてみることに。

 

本日より、当事務所は業務再開であります。スタッフ全員リフレッシュ済みの身体と気持ちで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

2001/8/16(木)

『路線価』

今年も8月3日に2001年分の路線価が国税庁より発表されました。

ご承知の通り、相続税や贈与税の算出基準となるものですが、標準宅地の平均路線価は前年に比べ6.2%の下げとなり、9年連続のダウン。全体としては下げ幅が縮まったものの、大阪、千葉、長崎の3府県は昨年同様2けた台の下落率になっております。

ちなみに、当事務所前の市道は、平成11年が66000円、平成12年66000円、本年である平成13年は63000円でありました。昨年より3000円、率にして4.5%の減でありました。いずれも1平方メートルあたりの価格です。

路線価は公示価格の6割から7割を目途として定められているようですが、0.7で割返すと、坪30万円くらいになりますが、とうていこの値段では売れていないのが現状のようです。この近辺の相場は、だいたい20万円前後のようです。ということは、路線価は、まだまだ大幅に高すぎると言うことがいえることになるわけですね。

2001/8/15(水)

『夏はやっぱり花火』

昨日は加茂市の第16回越後加茂川夏祭りでありました。

市街地中心部を流れる加茂川河川敷を会場に、昼は子供向けイベント、夜は盆踊り大会や花火大会。

主催者の調べで、昨年より3000人多い38000人の人出で大賑わい。

なんといっても、祭りは花火。夜9時から30分にわたって鱈田沢山頂を打ち上げ会場に音と光の競演。

その最後のフィナーレが、加茂川縦断2q大ナイヤガラ花火。カウントダウンを行い、9時40分に点火。加茂川に架かる8本の橋を結んでとりつけられたナイヤガラは、光のシャワーとなってふり注ぎ、思わず拍手をした次第でありました。この不況の空気を一掃してくれそうな爽やかさの余韻を残しながら終了となりました。

 

夏期休暇も残すところ2日。現在プールにでも行こうかと計画中。リフレッシュして仕事再会の準備をしなければ・・・・・・。

2001/8/14(火)

『住宅見学』

昨日、午後より、急な無理を聞いていただき、当事務所のお客様のI社長宅をお邪魔させていただきました。実は親戚内で、住宅の新築を計画しているということで、当事者夫婦を連れてお邪魔したという次第です。このI社長宅は、今テレビで菊池桃子が宣伝しているSW工法で作られた住宅で、お客様にいつでも見ていただけるようにと社長自らが自身の家として建てられたもの。

玄関の扉を開けた瞬間。心地よい爽やかな空気に包まれ、すずしいのひとこと。居間、ダイニングキッチン、廊下、トイレ、2階等々全てがほぼ一定の快適な室温で保たれ、感動しきり。冬は冬で一定の温度で家中が保たれるとか。

洗濯物は、廊下風呂場等でかけておけば一晩で乾いてしまうという湿度管理。

本当に日々の仕事の疲れを癒す城という感じであります。当然バリアフリーで、風呂は車椅子でも利用できるような仕組みに。トイレは使用後ボタン等をおさずに自動で水が流れる仕組み。

高気密高断熱のため、アトピーにも良いとか。

60年保証制度も採られているということです。

本当に忙しいお盆の13日に突然お邪魔させていだきありがとうございました。

2001/8/13(月)

『カイゼン』

カイゼン(=改善)は、KAIZEN として、今や国際的に認知されている言葉だとか。トヨタのカンバン・システムとともに、日本人の生み出した知恵として世界中に広まっているとのこと。

そこで、さあ、改善しようと言って、改めて周囲を眺めても、なかなか改善の材料が見つからない時があります。このようなときのコツに、「困ったことリスト」づくりがあるそうです。。

例えば、先日これこれのミスが発生して困った、お客様からしかじかのクレームがきた、どこどこの売上高が15%落ちた等々。要は、これらを今度から困らないようにするにはどうすればよいかを考える。人は進歩を目指す限り困り続けるのだ、何とかしたいとの中で願っているからこそ困るのだそうであります。

困らなくなったら逆に成長がストップしたという証拠?なのでしょうね。

私の場合の改善は、整理整頓し、書類を探すときの時間をなくすことであります。

 

そうそう、このPCの隣の鶴巻さんの机にすばらしいメモが貼ってあるのにたった今気づきました。

「無駄な時間を排除する」というタイトルで、内容はつぎのとおり。

1.しなくてもいいことはしない。

2.優先順位をたてる。

3.先に延ばさない。

4.何でもかんでも自分で抱え込まない。

5.上手にまかせる。

6.ささいな多数より重要な少数。

7.時間予算の発想。

8.良いことを習慣づける。

よし、常にこれらを意識しつつ、業務に取りかからねば・・・・・・・。

2001/8/12(日)

『消費不況は30代が救う!?』

本日の朝刊にこんなタイトルの特集記事が掲載されています。

消費不振の中で、かつて新人類と呼ばれた30代が消費のけん引役として健闘しているとか。「ちょっと高くても」または「高いからこそ」売れているブランド品や高級サービス。それを支えるのが団塊世代と団塊ジュニアにはさまれた彼らの「瞬間帰属型」消費スタイル。節約と浪費を使い分ける彼らの行動の背景は・・・・。

1.東京・日本橋の三越本店。高額品が並ぶ6階の特選売り場で異変がはじまったのは、1年前から。白いTシャツに短パンを身につけた30代と見られる男性。38万円もするこの腕時計を買い求める若い男性客が次々に訪れる。同店だけで30件以上が入荷待ち。

2.三越のカルチェ売り場では100万円を超す腕時計が7月だけで10点売れた。ティファニーでは、39万円のダイヤのピアスを、会社帰りに買っていくOLも珍しくない。

3.ブルーライオン目黒は、週末になると若いカップルで店内は込み合う。お目当ては個性的なデザインの車プジョーの小型車206シリーズ。同クラスの国産車より数十万円は高いのに、購入客の7割は35歳以下。今予約しても納車は来春とか。

4.ザ・リッツカールトン大阪やウェスティンホテル東京などの高級ホテルでは、レディースプランが前年比2倍など、軒並み好調。1泊数万円から10万円近いスイートルームもあるが、主な利用者は30代のごくふつうのOL。

5.デザイン家具専門店hhスタイル・コム。イーズムなど欧米のデザイナーブランドの椅子が次々に売れていく。1脚10万円近いものも多いが、買うのは30代以下。安くて簡素なアパートに住んでいて、イスだけぜいたくする若者も珍しくない。などなど。

 

消費意欲は欠乏感から生まれるため、満ち足りた資産家層に消費拡大を望むのは難しい現状で、それよりも期待できるのは、日本の強みである中間層。特に30代はデザインや環境への意識が高く、生活の質や楽しさにつながるモノは喜んで買う傾向が強いと言った見方も。

これらの世代をHANAKO世代と呼ぶとか。親の経済力も関係していると言う見方も。さあ、次は、どんな高級品が売れるのでしょうか。

2001/8/11(土)

『ローワン度チェック』

先日、このコーナーで紹介した「ガルシアへの手紙」という書籍の中で、ローワン度チェックなるものが載っていましたので紹介いたします。

あなたのローワン度チェック

1.ものごとを依頼されたとき、あなたは、どちらの考え方をしますか?

  A.自分がひとりでやれる方法を先ず考える。                   

  B.頼める人を思い浮かべる。

2.自分の自由になる時間がとれたとき、あなたは、だいたいどちらですか?

    A..本をよんでみようと思う。                                                  

  B.何もせず、のんびりしようと思う。

3.他人が、仕事を依頼しようとだれかを探しているとき、どういう態度をとりますか?

  A.自分から手をあげていく。 

  B.目を合わせないようにする

4.会社や組織が目標を掲げたとき、どう思いますか?

  A.自分の目標としてとらえる。

  B.自分には関係ないことだと思う。

5.他人が失敗しているのを見たとき、どうしますか?

  A.自分が手伝えることがあればと思う。

  B.自分でなくてよかったとホットする。

6.仲間が組織や上司の悪口を言っているとき、あなたは、どうしますか?

  A.自分たちがよくしてやろうと言う。

  B.そうだ、そうだと同調する。

7.あなたは、自分の会社が他のところでほめられたとき、どうおもいますか?

  A.自分のことのようにうれしい。

  B.どうでもいい。

8.あなたは上司がいないとき、どうしますか?

  A.いようといまいと仕事に打ち込む。

  B.力を抜く。

9.あなたは、ヒーローの登場する映画をみたとき、どう感じますか?

  A.自分もそうなってみたいと思う。

  B.こんなことありえない話だと思う。

10.あなたは、ボランティア活動についてどう思いますか。

  A.人に貢献する精神がすばらしい。

  B.お金にもならずばからしい。

11.あなたは、ある人に感謝のいを表したいとき、どうしますか?

  A.手紙でお礼状を書く。

  B.電話で済ます。

12.あなたは、これからの人生、どう生きたいですか?

  A.成長し続けたいと思う。

  B.何も考えていない。

いかがでしたか。

 

ところで、当事務所は、明日12日より16日まで夏期休暇とさせていただきます。

このコーナーは、勿論休まず更新させていただきますのでどうぞよろしく。

2001/8/10(金)

『第4回みどり塾開催される』

昨夜は当事務所主催のみどり塾が開催されました。2ヶ月に1回の開催でありますが、早いもので4回目。講師は、当然、市川治平先生。いつものようにパワフルな講演でありました。

昨日のテーマは、「企業は、社員全員が経営数字に強くなれ」

自社の決算書を持ち寄っての研修でありました。

次にいくつか、昨日のキーワードと思われた内容をご紹介します。

・社長の仕事は、社員を通じて利益をだすこと。

・利益責任を社員から負ってもらう。そのためには数字の公開。

・売上、管理可能費の目標設定を。

・労働分配率は、40%で抑える。

・荒利対人件費、即ち1万円の人件費で25000円以上の荒利を出すことがめやす。

・売上が下がっても、それ以上に原価が下がれば利益は増える。売上が上がってもそれ以上に原価が上がれば利益は減る。要は、売上できなく、利益をいくらにするか、あるいはしたいかが最大の目標数値である。

・いくら売ってもコスト意識がなければダメ。・・・・・・

 

次回は10月4日。

参加者の目が、ヤルしかないという風に変わって、あとは実行あるのみという感です。

ピンチはチャンス。今やらなければいつやるのか・・・ですね。       

2001/8/ 9(木)

『第3回活学塾参加』

昨夜は、第3回目の古典に学ぶ活学塾へ参加。

これは、経営理念の探求を求めての勉強会であります。

その中の一項目を紹介します。

 

広いものを狭くしている。

「歳月は、もともと長いものだ。ところが、忙しい人間には、それを自分から短くしている。天地は、もともと広いのだ。ところが、志の低い人間は、それを自分から狭くしている。四季の風情は、もともとのどかなものだ。ところが、あくせくした人間は、それさえもうるさがっている。」・・・・・・・

 

人間は少なくとも108歳まで生きるチャンスを平等に与えられているとか。いくつになっても自己成長し続けなければならない。欲望は必要。ただし、ひとつのものに執着してはいけない。トヨタの合い言葉は、打倒トヨタ。常にベンチャー精神を植え付けようと言う戦略とか。

 

いろいろなことがあたまを交錯する90分でありました。

2001/8/ 8(水)

『言い訳追放』

社内からあらゆる言い訳を追放したいと思っているといっているのは日立製作所庄山社長。

日立は、今年7月、賃金など労働条件を事業グループごとに改訂していく方針を打ち出し、一方、社内公募などを通じて企業内の人材流動化も促進しているとか。

これらの施策を徹底すれば、事業グループのトップは人材確保にも責任を負うことになり、本社が能力のある社員を回してくれないからという言い訳は通用しなくなるということに。社員の側も希望部署に異動できなければ、自分の適性に会わないので、実力を発揮できないという言い訳がなりたたなくなるというもの。

庄山社長の正否はまだ分からないということですが、言い訳を排除する考え方は、規制改革論議に通じそう。多くの経営者が、規制があるから・・・・・と不満を並べていたのでは、潜在能力が眠ったままの状態に。言い訳を するヒマもないくらい、競争に専念できるようにすれば、行く先は開けるというものではないでしょうか。

自己を正当化する言い訳はやめたいものですね。

 

話は変わります。本日の新聞に、博報堂が調査したあこがれの職業というランキングが発表されておりました。

男性の1位は、スポーツ選手、2位はなんとゲームクリエーターであります。5位にコンピュータプログラマー。

女性の1位は、モデル、2位は俳優タレント、スチュワーデスは6位でありました。

時代が変わったとしか言いようのない結果でビックリしたのは私だけでしょうか。

2001/8/ 7(火)

『本日研修』

本日は私含め6名で消費税の研修会参加であります。

会場はホテル新潟。一日というのはやはりしんどいですね。

ということで、きようはこの辺で。

 

今日はバナナの日だそうです。スーパー等で今日は多く売れるのでは。

2001/8/ 6(月)

『ガルシアへの手紙』

このタイトルの本(エルバート・ハバード著)に、「エルバート・ハバードの言葉」という項目があります。

この本の著者、エルバート・ハバードを敬愛する人は多いそうです。世界的なベストセラー「人を動かす」で知られるデール・カーネギーもその1人で、彼はD・カーネギー名言集の中で、ハバードの名言をいくつか紹介しています。

・どんな人でも、少なくとも1日に1つ、自分には難しいことだと思えることに挑戦し、それをやり抜かない限り、人として大した成長はできない。

・自分がなりたいと思う、役に立ち、しかも情熱を持った理想像を心の中に描こう。そうすれば、時間が経つにつれて、そうした自分の思うような人間となっていくのだ。人の思いこそ全てである。

・この世では、ある1つのことに、富についても名誉についても、大きなご褒美を与えてくれる。それは、積極的に取り組むということである。何に積極的に取り組むのか。教えてあげよう。それは、人に言われることなしに、自ら、正しいことをすることである。

・支払われる報酬以上のことは絶対しないという者は、それ以上の報酬がもらえることは決してしない。

 

要は自分自身の意識次第、目先にとらわれることなく、自分の信念に基づいて考え行動するのみと言うことでしようか。

今日からまた新しい1週間の始まり。ここ2.3日朝晩はだいぶ涼しくなってきましたが、健康管理には気をつけてプラス発想で邁進しましょう。

2001/8/ 5(日)

『足らざるを知る』

昨日何気なく読んでいたある雑誌のコラム欄のタイトルであります。

多くのことを学び、明確な生き方を持ち、志を高く持って努力している人ほど、「足らない」という自覚を持つと、書かれてありました。成功する人たちに共通なのは、自己の足らざるを自覚していると言うこと。自分自身を知ることは永遠のテーマということですね。

私自身、先月で44歳、まだ44歳であります。これから、いろいろな事象に対する気づきを大切にしていきたいと思っております。   

スタッフの皆さんに感謝しつつ足らざるを知る努力をし続けたいと思います。

 

昨日、1つの大きな仕事が、スタッフの皆さんのおかげでほぼ完了です。特に、宮本さん、渋木さん、本当にお疲れさまでした。もう一息最後の締めくくりがありますが頑張りましょう。

2001/8/ 4(土)

『昨日の回答』

昨日の回答は、28,000円です。

12月31日現在の貸借対照表では、資本が期首資本1,000円のところ3,000円ということは、当期利益2,000円であることが分かります。

損益計算書は、1年間の収益から1年間の費用を差し引いたものが利益として計算されるわけですが、収益である売上高が   100,000円で利益が2,000円(貸借対照表の利益と一致するはず)ということは、費用は98,000円ということになります。 98,000円のうち、売上原価が70,000円ということですからそれ以外の費用は28,000円ということになりますね。

貸借対照表の利益と、貸借対照表の利益は一致するということを言いたかったのですが、かえってわかりにくくなったでしょうか。

2001/8/ 3(金)

『P/Lと、B/Sの利益はなぜ一致する?』

昨日、一昨日は、財務諸表の作り方・見方というタイトルの研修会講師でありました。

財務諸表といえば、真っ先に思い浮かぶのが、貸借対照表(B/S)と、損益計算書(P/L)ですね。

貸借対照表は一定時点の財政状態を表し、損益計算書は一定期間の経営成績を表すものというのは、自ずとしれたこと。

その貸借対照表と損益計算書の当期利益は必ず一致するわけですが、なぜ、一致するのでしょうか。

一致するように作っているのだから、当然だと言ってしまえば身も蓋もありませんよね。

そこで、簡単なクイズを1つ。

本年1月1日に1,000円のもとで(資本)で営業を開始。1年後の12月31日にこのもとで(資本)が3,000円になっていました。 この1年間の売上高の合計は100,000円。同じく1年間の売上原価は70,000円だったとすると、この売上原価以外のこの1年間の経費はいくらであったといえるでしょうか。

さあ、考えてください。

2001/8/ 2(木)

『感心と感動』

話が上手な方に、上手な話し方を教えて欲しいと問われたときの回答だそうです。

「感心することと感動することは別なことです。話は上手でなくても、知識や技工を超えて非常に感動させられることがたびたびあります。結局は、その人の人柄に帰するのではないでしょうか。その人が話している態度、話の前後の態度からくる人間としての深さと真実の反射ということになりましょう。」

昨日は一日、研修会の講師としてある会場で話させていただきました。いかに理解していただく話し方をするか、と考えながら話したつもりでもどこまで理解いただいたかと考えると難しいものがあります。最後は話術ではなく、全てに注ぐ誠意と真心が感動を生む仕事へとつながるのでしょうね。

今日も二日目の研修会の講師です。誠心誠意トライしたいと思います。

今日は長岡の花火大会手ですね。ネット中継もされるとか。夏本番です。どうぞ、ご自愛を。

2001/8/ 1(水)

『加茂の酒蔵マスカガミ』

当市内には、3つの酒蔵があります。そのうちの1つ、マカスズミが本日の朝刊に紹介されています。

社長自らが付加価値の高い日本酒のアイデアを出して売上を確保しているほか、近く欧風の倉庫を建設し集客施設として活用するとか。

良質の酒を使ったアイデア商品を出さないと生き残れないと、中野社長は危機感を募らせているということです。品質の追求だけでなく、飲み方も提案するのが87年に発売したかめのぞき。

また、日本酒の低迷の中でインターネットにホームページを開設し販路を拡大。将来的には海外展開もちからを入れたいと中野社長は強調して締めくくってあります。

すばらしいの一言ですね。

 

今日から8月。今年もあと5ヶ月となりました。やり残していることが山積しています。年の当初の計画をいまいちと゛再点検しなければ。