本日午後より、とある団体にて「資金繰り改善方法」について1時間ほど話させていただきました。
いくら黒字でも、支払わなければならないお金以上の入金がなければ黒字倒産。
勘定合って銭足らず・・・ということに。
ということで、資金収支を改善方法について具体的な事例を含め話させていただいた次第。
参加いただいた方々に次の質問をさせていただきました。
仮に、入金より出金が上回ることが予定される場合あなたはどうしますか?または、実際にどうしていますか?
お2人の方が手を上げて発言してくれました。
最初の方の意見・・・「社長が会社にお金を貸す。」
2人目の方の意見・・・「銀行からお金を借りる。」
銀行から借りれば利息の支払いや借入返済をしなければならずその借り入れをすることによって収益がすればいいのですが、運転資金ではそうとは行きません。
社長から借りるというのは、その点返済期限もなく利息も支払わなくていいので銀行融資よりはベター。
しかし、共に根本解決にはならないというもの。
小さい穴や大きな穴がいっぱい開いたいれものに、いくら水を注いでも無くなってしまうのと同じだから。
そこで、まずやらなければならないのは開いている穴の位置や大きさ(なぜお金が足りなくなるのかの原因究明)を特定することがまず第一。
次に、その穴をふさぐ方法(改善策)を決めて実行することです。
金融緩和で、赤字企業にも銀行がお金を借りませんかということで融資していただける時代(保証協会の保全がつけば銀行にリスクがないため)。
資金収支の改善なく借り入れを続けることことは、倒産への道を走ることになりかねません。
まして、震災の影響がいろいろな形に企業に現れるときであります。
根本解決を今するときであります。
続いて、資金繰りの悪い会社・良い会社の特徴を思いつくまま述べさせていただいたところです。
資金繰りの悪い会社の特徴
①社長が数字を見ない
②短期・中期の利益計画がない
③売上債権の管理がなされていない
④在庫管理がされていない
⑤仕入債務の増加
⑥計画性のない銀行借入
⑦利益と資金の違いを理解していない
⑧本業が赤字
資金繰りの良い会社の特徴
①社長が常に数字を見ている
②経営計画(短期・長期)がある
③資金計画を半年先まで常に作っている
④銀行借入が銀行主導ではなく自社主導で管理されている
⑤自己資本が充実している
⑥利益増加の戦略がある
⑦コストをコントロールしいる
ピンチはチャンス。
今、企業体質を改善する最高のチャンスの時。
その後の懇親会の席上、ニューバージョンの“チャーンス!私は運がいい!!”シールを配らせていただいた次第であります。
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