本日3月31日は年度末、明日から新年度。
人の移動の時期です。
新入社員を迎えられるところも多いのではないでしょうか。
次は、本日31日の西田文郎先生のブログです。
・・・先日、ある方が7年勤めていた会社を退職したので、ぜひ挨拶がしたいと言って来られた。
その会社の社長は私の良く知っている人なので講演の後の懇親会でなら会えると言ってお会いした。
すると彼は、7年もお世話になった前の会社や社長の悪口ばかり言ったのである。
そして、得意げに自分が辞めたので会社は困っているはずだと言うのである。
始めのうちは彼の話をニコニコ聞いていたのだが、途中から腹が立って「君、本当に会社や社長が悪いと思っているの?」と言って彼に「本当に悪い会社ならバカでない限り、すぐ辞めるはずなのに、なぜ7年もお世話になったの?頭悪いんじゃない」と聞いた。
そして、その後「私は、社長も知っているけど彼は厳しいけど悪い人ではないよ」と言って「きつと社長や会社は君が辞めてくれて喜んでいるよ」と話した。
彼は会社や社長の悪口ばかり言っているが自分に気づいていないのである。
7年間も会社にいて、その会社や社長を悪く言うというのは7年間の間に、この人は会社にとってありがたくない事をしたから立場が無くなっただけなのだ。
この人は、人の事ばかり言っているが自分に気がついていないのである。
間違いなく社長は不満を言っている彼が辞めてくれて喜んでいると思うし、会社の雰囲気は彼が辞めた事により、非常に良くなっている筈なのである。
だいたい本当に優秀な人間や感謝心のある人間は、人の悪口を言わないものなのである。
まして、7年もお世話になった会社や社長を悪く言うというのは、その人の人間性がうたぐられるだけである。
万一、会社や社長が悪くても人間性に優れている人なら「お世話になってありがたかった」と言うものなのである。
会社を悪く言って悪い自分を正当化しているだけなのである。
今度、彼が勤めていた会社の社長に会った時に聞いてみようと思う。
「彼が辞めてどう?」と。
聞くまでもないが、きつと笑顔で、「辞めてもらつて本当にありがたかった」と言うのは目にみえている。
優秀な人間というのは、感謝心や恩を感じる能力がない人は嫌いなのである。
彼は、愚かな自分に気がついていないかわいそうな人なのである・・・
いろいろと考えさせられる内容です。
西田先生の著書に、
「ありがたいなぁ」・・そう思ってしまった人間は、もう自分のためだけに戦うのではない。
その心には、「あの人に恩返ししたくて」「あの人に喜んでもうらうために」あるいは「人々のため」「社会のため」という、新しい闘争心=使命感が発生する。
こういう使命感は「勝ち組」の勝者、強者だけが持つことを許される最強のモチベーションなのだ。
「感謝した者の勝ち」
という文章があるのを思い出しました。
そういえば、五日市剛さんは、「ありがとう・感謝」。
アントレプレナーの福島正伸さんは「感謝でしか人に接しない」。
やっぱり「感謝」がキーワードのようです。
本当に感謝すると、なぜかとても幸せな気分になります。
この気分が脳にとてもいいのだそうです。
このイメージによって人生ツイてくるのだそうですよ。
改めて本日の西田先生のブログに色々と気づかされた次第。
本当に、スタッフに感謝・お客様に感謝・家族に感謝、そして生んでくれた両親に感謝です!!
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