夏は暑いものと決まっていますが、それにしても今日の暑さもすごいですね。
暑いというとますます暑くなる気がしますので、この言葉を禁句にしたいと思います。
次は、先日FAXで届いた倫理法人会からの「今週の倫理」を紹介します。
・・・鈴木氏のもとに、長年の親友である中村氏から一本の電話が入りました。
「鈴木、今晩あいているか? おもしろいセミナーがあるから付き合えよ」という内容でした。
鈴木氏は中村氏と共に、その「おもしろい」というセミナーへ参加したのです。
セミナー会場には同世代と思われる経営者が集まっており、何人かの顔なじみも混じっていました。
どのようなセミナーかと楽しみに開会を待っていると、中年の講師が出てきて、「今日は簡単な自己診断をやってみましょう」と用紙が配られたのです。
その用紙には「妻の欠点を30個挙げて下さい」と書かれてありました。
言われるままにペンを取り、妻の欠点は何かと考えているうちに、不思議とペンが走り、次から次へとおもしろいように出てくるのです。
〈そういえば、結婚前はしおらしく振る舞っていた妻が、結婚後は少しずつ変質し、子供が生まれるたびに強くなった。いつの間にか家の中で、自分の居場所が狭くなっていったな…〉と氏は思いました。
子供が病気をしたり、いろいろと問題を起こすたびに、父親としていかに頼りないかを責められました。
子供たちが独立して夫婦二人になった今は、会話らしきものがほとんどない日々を過ごしているのです。
強情で思いやりがない、後始末が下手でだらしない、何かあるとすぐ開き直る、金銭に欲深いなど、30どころか50近くもいつの間にか書き出していました。
しばらくして、講師が「奥様の欠点の用紙は裏返しにして下さい」と言って、新しい用紙を配りました。
今度は妻の美点を思いつくままに書きなさいというのです。
鈴木氏は用紙を前に、妻の美点を書こうとするのですが、いっこうに浮かびません。
とりあえず「健康で病気知らずである」と一行書き、しばらくペンを置いてしまいました。何かを書かねばと焦るのですが、思うように出てこないのです。
講師の「やめ」という声がかかるまでに7個ほど書くことはできたものの、欠点の数に比べて歴然とした差なのです。
「私たちは努力しなくとも相手の欠点は見えるものです。それに比べて、相手の美点というものは、相手にあふれるような愛情をもって必死にじっと見なければ、なかなか見つけることはできないものです。厳しい言い方をすれば、奥様に感謝の心が欠けている人には、奥様の美点を探すことはできないでしょう。奥様に美点がないのではなく、それを探すことの出来ない自分の心が貧しく、人の愛情を愛情として受けとめられない人間であることを知ることです」と講師は最後にまとめました。
「このような心の持ち主ならば、社員の美点もわからず、得意先の心もわからない。当然、お客様の気持ちなど汲むべくもない。こんな身勝手なトップの会社は、そのうち消えていくでしょう」との言葉に、鈴木氏は頭を思いきり打たれた感じでした。
この日を境に鈴木氏は少しでも人の良いところを探そうと努力を重ね、今では妻の美点を80近く挙げられるようになったそうです・・・
『奥様に美点がないのではなく、それを探すことの出来ない自分の心が貧しく、人の愛情を愛情として受けとめられない人間であることを知ること』という文章を読み、考えさせられる思いに。
皆さんさどう感じられましたか!?
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