雪は小康状態のようです。
この師走寒波で対応に追われている業界も。
除雪用具に多くの人が押し寄せるのは当然のことですが、自宅にいながら生鮮食品や日用品などを注文できるネットスーパーを運営するイトーヨーカドー丸大新潟店では、大雪の17日から1日の注文が通常の2倍の役90件に増えたとか。
そのため、配達トラックも5台に増便したほどだとか。
コロナやダイニチのストーブメーカーもここ数日の出荷量が2〜3倍に伸びて安堵しているとのこと。
ところで、会社を継続していく中で、重要な位置づけなものの一つが財務諸表としての決算書。
決算書の中でも貸借対照表は損益計算書以上に大変重要な位置づけであります。
貸借対照表は、会社の財政状態を表し資産と負債と資本のバランス(資産=負債+資本)で構成されています。
ここであらわされる数字の全ては社長自身の創業以来の経営判断の積み重ねの歴史であります。
たとえば、自己資本や借り入れ等で調達した資金が今どういう形になっているのか・・・。
現金や預金、在庫商品、売掛債権、固定資産、投資、貸付と多義にわたる場合も多いようですがすべては社長の意思決定の結果。
会社は現金や預金がいかに多くあるかがすべて(つぎに確実に現金化できる資産をいくら多く有しているか)です。
また、負債と資本のバランス(当然負債は小さい方が好ましい)や、さらにその負債の中でもその返済をしなければならない期限が1年以内なのか1年超なのかで大きく安全性は
左右されることになります。
そのため、この貸借対照表の数字は、その会社の将来を占う大切な事柄が多く表現されているといえます。
現実を認識し、そこから課題や問題点を発見し、あるべき姿の方向性に向かって全力で経営しなければその会社の将来の存在なりません。
昨日来所いただいたお客様企業の11月の月次決算書の中でも特に貸借対照表について上記の説明をさせていただいた次第。
損益計算書こそ意識して見ることはあってもこの貸借対照表を注視している経営者は全体の10%もいないと言われています。
今まさに、貸借対照表の中身の大切さが問われている時で、今まで以上に意識したいものであります。
そのためには、当然前月の業績は翌月月初に正確に把握しなければならないということはいうまでもないことでありますが。
当事務所は早く正確な月次決算を把握するためのサポートをめざしています。
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