今朝の日経新聞36面にインパクトのある全面広告が掲載されていました。
基礎学力と企業という大見出しで、日本漢字能力検定協会の広告です。
そこには、三井物産の社長の次の言葉が書かれています。
「世の中の役に立つ“良い仕事”を見極めれば、利益は自ずと付いてきます。
大局的に社会全体のことを考えるには、基礎学力、礼節、責任感、変化対応力、好奇心が必須です。」
良い仕事について、次のように述べられています。
“良い仕事とは、世の中に評価され、自分が手応えを感じるような良い価値を生む仕事”
“まずは世の中の役に立つ良い仕事をしっかりと見極めてつくっていく、そうすれば利益は自ずと付いてくる”
“「世の中をこう変えていきたい」、「みんなにこう喜んで欲しい」という思いを持つことが大切”
“本当に大切なことは、いつの時代にも確かな志を胸に抱き、良い仕事とは何かを日々考え、自ら切り開き、未来に向かって積み上げていく姿勢”
“そのために必要な要素が「基礎学力」であり「礼節・責任感」であり、「変化対応力」「好奇心」”と。
この紙面の最後に、
大局観や社会観を持って、社会に「善い」こと、会社に「良い」こと、自分たちにも「好い」ことを総合的に思考できる人材は、大きな社会貢献をなしえる逸材と言えとも述べています。
さらに、大局観や社会観を鍛えるためには、親や教師が「人は1人で自分の思うままに生きているのではなく、お互いに助け合いながら、配慮し合いながら生きている」という人間社会の原理原則を様々な場面で子供に教え続けることが第一歩で、これらは成るべく早いタイミングから行うべきだと述べられています。
本日午前は、我が次男が通う中学でPTA主催で全校生徒と保護者が「エッセイスト・藤田市男氏」の「家族っていいなあ」というテーマの講演をお聞きしたところです。
生徒や保護者の中には、目に涙を浮かべている人も何人かおられたほど、感動した話をお聞きした次第であります。
また、午後からは、生徒が中心となの学校区の町内の方々に事前に協力を呼びかけての廃品回収を実施。
生徒たちにとって今日一日のこれら行事は、まさに「人間社会の原理原則」を少しでも学ぶ貴重な体験になったのではと思った次第であります。
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