決算書(貸借対照表=B/S)は、自身の健康状態を表しているとよく言われます。まさにその通りと痛感しています。
損益計算書(P/L)で売上が上がった下がったと一喜一憂するだけでなく、その企業の資産・負債・資本のそれぞれの内訳の内容が最も重要です。
仮に、A部門・B部門・C部門の3部門があった場合、力を更に注ぐ場合どの部門にしたらいいのか・・・。
単なる収益性(P/L)だけでは判断できません。B/Sも大事な判断要素です。
先日も、このコーナーで書かせていただきましたが、仮にA部門が増収増益でも場合によっては撤退あるいは売却することも検討しなければらないばあいもあります。たとえば、増収増益でも、売れば売るほどキャッシュがなくなる場合です。仕入代金を先行で支払い、売上代金が過度に遅くなる仕組みの場合がそうです。黒字倒産になりかねません。
トップ判断としては当然しなければならない判断です。
今は、B/Sが企業の生死を分けると行っても過言ではない時代です。
企業永続発展のために、P/Lだけではなく、B/Sも今まで以上に意識して経営に当たろうではありませんか。
本日午後からの当事務所主催セミナーでは、これらのことも話させていただきます。
乞うご期待・・・。
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