利息を金銭ではなく現物出払うというユニークな事例がフナイFAXに掲載されていたので紹介いたします。
東京品川の、とあるパン屋さんは、開業に当たり資金が450万円ほど足りなかったということで、次の条件で将来の顧客と考えられる他地域住民に対して疑似私募債を発行。①総額・500万円②利率・5%。年4回に分けて、「パン券」で支払う③償還期間・4年一括返済④一口金額・10万円。
事業計画と自らのパン作りに対しての熱い思いを語ってこの条件で勧誘したところ、35人が応募。出資してくれた方は、口コミで店を宣伝してくれただけでなく、巷で評判のパンについての情報や、新商品の提案をしてくれるようになった。パン好きな人にこの店を紹介し、パン好きな人が贈り物にパンを使ったりしてくれるほどとか。
このように利息が金銭よりも現物の方が、人気があるという状況もあるようですね。
①支払い対象が消費者であること ②金利が高いこと ③出資者が会社の理念に共鳴していること、の3つが要件が現物で利息を支払う際のポイントとフナイFAXには書かれています。
グッドアイデアですね・・・。
今日からなんと5月。2.3日前から田植えを行っている農家野方も見かけました。みどり(当事務所のイメージカラーです)が至る所で鮮やかに映えるシーズンです。
ところで、今朝の日経新聞に、「自治体の再建制度、半世紀ぶり見直し」という記事が掲載されています。副題は「隠れ借金、もう隠せない」。
政府が今国会に「地方財政健全化法案」を提出し、財政、歳出の健全度を4つの指標で判定する新制度が2008年度決算から動き出すようです。新制度では、特別会計の赤字や第三セクターの借金などを含めて、自治体財政を「連結ベース」でチェックするという画期的なもの。今まで見えにくかった「隠れ借金」が浮き彫りになるわけで、早期に健全化を目指すことができる制度のようです。
「連結実質赤字比率」と「将来負担比率」が指標として新設。
将来を担う子供たちのためにも、夕張の二の舞は絶対避けなければなりません!!加茂市の将来に夢がもてるためにも・・・。

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