タワーマンション節税が話題になりましたが、ようやくその対応が動き出しそうです。
政府・与党は20階建て以上の高層マンションについて、高層階の固定資産税と相続税を引き上げるというニュースです。
2018年以降に引き渡す新築物件が対象で、一方で低層階の税負担を軽くするとのこと。
高層階の部屋は取引価格が高いわりに税金が安く、富裕層の間では節税策として購入する動きが広がっていたためです。
新聞記事によると、
・・・資産評価システム研究センターが全国の新築高層マンションの分譲価格を調べたところ、最上階の床面積あたりの単価は最下層階より平均46%高かった。
この結果、マンション高層階の部屋を買えば、現金のまま相続するよりも、相続税の金額も抑えやすい。富裕層しか使えない節税策として批判が高まっていた。固定資産税も取引価格の割に安くすむ・・・
政府は、来年度の税制改正に取り込みたいと考えているようです。
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