おはようございます。

新しい週の始まりです。

朝晩めっきり寒くなってきましたが、体調管理に十分気をつけて今週も充実した週にしたいものですね。

昨日、金土日と開催されていた「加茂桐簞笥祭り」に・・・。

盛況でありました。

加茂の桐たんすは230年以上の歴史を誇り、全国の桐たんす生産量の7割を占めるているとのこと。

恒例のかんなかけ大会も例年にない記録が出ていたようです。

湿気を防ぎ、狂いが少なく、火気に強いという桐の特長を十分に生かした加茂桐箪笥は、木肌の温かみや柾目の美しさと色合いが部屋に優雅な落ち着きを添えるものとして、全国各地で広くご愛用されているとのこと。

住環境の変化で市場は縮小ぎみのようですが、高価なたんすも売れているようです。

地場産業で地元をもりあげてもらいたいものですね。

ちなみに加茂市は・・・

・美智子皇后様から続く宮内庁御用達産地。

・桐たんすメーカー19社 職人50名の業界最大産地。

・国が認めた職人「伝統工芸士」20名認定。

・桐たんす生産・出荷費10憶円。業界第一位。

・国の伝統的工芸品に指定。

すごいですね。

そうそう、桐たんす一棹が出来上がるまでの手作業での工程は350を優に超えているそうですよ。

さて、本日の致知出版『心が熱くなる365人の生き方の教科書』は、白鷹幸伯さんの“千年先を見越していた日本人”です。

古代人がなぜ千年以上の耐久力を持つ樹齢千年の建築材にこだわったのだろうか、と考えることがある・・・

それは、檜の幼木が伽藍となり朽ち果てる頃には、新たな樹齢千年の檜が育っているという大自然のサイクルの中で、すべての物事を考えてきたからではないかと思う・・・

太古の日本には、利潤追求に走る現代の建築とはまるで異なる考え方が根付いていた・・・

西岡常一棟梁は、大自然の摂理を悟り、世界的な宮大工と仰がれるものになられたと、文章は締めくくられています。

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