お年寄りから赤ちゃんまで、国民全員を12ケタの番号で管理する「マイナンバー」の通知がいよいよ10月5日から始まります。

そして、来年1月から国や地方自治体が持つ個人情報が番号で結びつくようになります。

次は、先日、ある税務署の職員の方が発した言葉です。

昼間会社勤めをされている方が、夜などにアルバイトをしている方がおられますが、マイナンバーが始まるとそのアルバイトの方が減るのでは・・・と。

次は、本日、目にしたウェブ上の記事です。

・・・京都・祇園のクラブの男性経営者は「昼間の仕事をしながらうちのクラブでバイトをしている女性たちが『副業がばれてしまう』とみんな戦々恐々としている」と打ち明ける。
クラブの経営者がホステスに報酬を支払う場合、報酬から一定割合を所得税として天引きする「源泉徴収」が義務付けられている。ホステスの側は天引き後の報酬から衣装代などの必要経費を差し引いた所得を計算して確定申告する。
ただ、大阪・北新地で20年以上クラブを経営する女性は「職場に夜の副業がばれるなどの理由でまともに確定申告している人は珍しい」と打ち明ける。店側も実在しない女性の名前で源泉徴収するなどホステスの所得がわからないよう配慮することが少なくないという。
2017年1月から「源泉徴収票」へのマイナンバーの記入が必要となる(中途退職者は16年1月から)。繁華街の事情に詳しい国税局OBの税理士は「国税局などが報酬を得ているのに確定申告をしていないホステスを把握しやすくなる・・・

マイナンバー制度がいよいよスタートします。

公平公正の社会の実現もマイナンバー制度導入の趣旨の一つです。

1日でも早くこの制度が定着することが望まれます。

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