朝晩めっきり涼しくなりましたね。
ところで、次は以前このブログで紹介させていただいた書籍「図解 鬼速PDCA」からです。
10万部突破ベストセラー本です。
PDCAは、究極の前向き思考だとのこと。
PDCAというと、『計画(Plan)・実行(Do)・確認(Check)・改善(Action)』。
PDCAは誰もが知っていますが、その回し方が0からず実行できない人が多いとのこと。
この本は、著者である冨田和成さんが、10年以上の実践を通して磨かれてきたもので、その実行がなかなか出来ない人に具体的にわかりやすく結果を出すために書かれている書籍です。
一般的には、週に一度チームミーティングを行って各自報告し合う会議。
進捗状況を報告して「引き続き頑張りましょう」と言って終わってしまうケースがほとんど。
しかし、著者の冨田さんの会社では、「半週ミーティング」といって、週2回・およそ3日ごとの頻度でそれをおこなっているのだとか。
内容も、単に報告し合うのではなく、課題解決を前提とした会議だそうです。
メンバーの行動目標をミーティングに合わせて半週ごとに区切ってあり、行動文句表も数字で追うそうです。
数値目標が未達であったものについてはその要因や課題を共有し、参加者全員で手をさしのべ、次のサイクルに生かす・・・。
これを高速を越える鬼速で廻し続ける事で、圧倒的なスピードで成長することができるのだそうです。
大事なのは、実際にやってみて感覚をつかみ、そして継続することと明言されています。
最初は小さくても粗くてもいいからと。
そして、社員の個々のスキルより、PDCAを回す力を身につけること。
悩む暇があるなら試す。
PDCAで失敗する人の50%で失敗する。
現状とのギャップを洗い出す。
やることのこ優先順位を付ける。
課題を3つに絞る。
解決案を優先度づけする。
計画を見える化する。
ロジックツリーで分解していく。
DOをTODOに落とし込む。
DOに優先順位をつける。
TODOの進捗確認はまいにちする。
達成率を確認する。
できなかった要因を突き止める。
できた要因を突き止める。
等々がポイントと書かれています。
ぜひ、おすすめの一冊です。
https://book.impress.co.jp/partner/items/001938.shtml
著者の冨田さんは、創業5年目で上場が決まったのだとか。
これもPDCAのおかげとのこと。
先日、たまたまであったサイトに、次のようなタクシーの事例が紹介されていました。
<事例>
タクシーに乗った場合。
運転手さんから「お客さん、どちらに行きますか?」と聞かれたら、「○○までお願いします」と一般的には目的地を伝えます。
「とにかく、車、走らせて!」なんて言いませんよね。
運転手さんは、目的地をお聞きしてから、そこに行くのにどのルートが良いのか考えるわけです。
当たり前ですが。
これを読んで、「会社経営」も同じだと思った次第。
行き着く目標を明確に描くことの大事さを改めて痛感したところです。
そのためには、PDCAを高速で回さなければ・・・
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