自民、公明両党は14日、2024年度与党税制改正大綱を決定しました。

1人当たり4万円の所得税などの定額減税に加え、企業に賃上げを促す税制の強化や投資減税の創設などを盛り込み、少子化対策として子育て世帯や若い夫婦を税制面から支える内容となっています。

また、大綱には中長期を念頭に「法人税率の引き上げも視野に入れた検討が必要だ」とも記されており、個人や企業向けの負担軽減策の一方で財源を確保する重要性にも触れています。

防衛力強化のための増税を始める時期については明示を見送った形です。

所得税3万円と住民税1万円の定額減税は2024年6月に実施のようです。

所得制限を設け、年収2000万円超は除外し、納税者本人に加えて配偶者を含めた扶養家族も対象とし、夫婦と子ども2人の4人世帯の場合には計16万円の減税になるようです。

大綱の全文を見ると、記帳水準の向上について触れています。

・・・個人事業者の場合、正規の簿記の原則に従った記帳を行っている者は約3割にとどまっているのが現状・・・

・・・複式簿記による記帳をさらに普及・一般化させる方向で、所得税の青色申告制度の見直しを含めた個人事業者の記帳水準向上に向けた検討を行う・・・と書かれていた点を注目したところです。

消費税のインボイス制度についても、さらに普及させるための見直しについても触れています。

具体的な詳細を今後確認したいと思います。

さて、本日の致知出版『心が熱くなる365人の生き方の教科書』は、ボクシングジム会長・米倉健司さんの“どんな生活を送っているかで勝負は決まる”です。

世界チャンピオンクラスは実に謙虚・・・

みんな、謙虚でまじめに生きている・・・

どんなに強くても、才能があっても、素直さと謙虚さとをもって努力していない人間は、勝てない・・・

そして、謙虚さを失わないでいる選手は、たとえ負けても、引退しても、次の人生をちゃんとやっていく・・・

しっかりと前を見据えて・・・

情熱、執念をもって続けていると、必ずどこかチャンスが回ってくる・・・

その一回か二回のチャンスを物にするかどうかが、チャンピオンになれるかの分岐点・・・

これは、ボクシングだけでなく、どんな人生でも同じ・・・

その世界で、情熱と執念、そして謙虚さをもって磁力している人間にはかなわない・・・と文章は締めくくられています。

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