先日の3日間の東京での研修会で、全国各地の税理士の方々と貴重な情報交換もできその面でも意義ある研修でありました。
中でも東京や大阪の税理士の方々から共通してお聞きした話は金融機関の貸し出し姿勢の変化。
今まで、企業が既存借り入れを借り換えOKだったものが、全く認められないケースが増えてきたと言うこと。
特にメガバンクの場合は顕著で倒産件数も増加している話も。
当然、業績がいいところは問題ないわけですが。
それを裏付けるような記事が、今朝の日経新聞5面の「視点」に、“倒産、業種広がる兆し”と言う記事が掲載されています。
年末にかけて倒産増加のピッチが早まるおそれがある、する東京商工リサーチの部長の話を紹介しています。
それは、金融機関の貸し出し姿勢が目に見えて厳しくなってきたからだそうで“期限直前になって借り換えはできないと言われた”と訴える中小企業が増えているというのも。
不動産や建設業界の倒産が増えた背景は金融機関の融資姿勢が一斉に厳しくなったことが原因で、それ以外の業種でも似たような現象が起き始めていると記事は伝えています。
企業は、発展か衰退しかありません。
成り行き経営から脱却し、できるかどうかはともかくどうあるべきかを経営計画として描き、その方向へ目指すための方法を考え抜くことが大事であります。
自社の経営課題を先送りしても解決はないというものです。
当事務所は、お客様企業の目標経営を今後も積極的に支援したいと考えております。
当事務所も来年度の経営計画の策定を開始しました。
全スタッフが、心から目標に向かって行動するために、言葉と体でビジョンを示したいと考えております。
より喜びを分かち合える事務所を目指して行動する所存です。

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