昨日4日の新潟日報夕刊に、新潟県は「離婚率日本一低い夫婦円満県?」と言う記事がトップに掲載。
2003年から6年連続で離婚率が全国で一番低いという結果に。
必ずしも、「離婚率最低=夫婦円満県」ともいえないのが実情のようです。
離婚が少ないのは、夫婦のどちらかが我慢しているというのも実情のようです。
新潟県人の県民性は、真面目で、努力家で、粘り強く辛抱強いため、労働をいとわず、コツコツと地道に働き続けるといった性格の人が多いという評価も。
なお「人柄はいいが,積極性に欠け,安定志向が高い。」というのも,定説のようです。
また、粘り強さはトップクラスであり、日本海と豪雪で培われた今どきめずらしい根性と実直さをもっており、一度決めたらあきらめない人が多いそうであります。
中小企業経営においても、その県民性が表れているようでです。
朝は早くからよるは遅くまでコツコツと勤勉で働き続ける経営者が圧倒的のようであります。
ただ、昨今の時代は、まじめにコツコツと仕事に取り組めばいいかというとそうではありません。
会社の規模の大小にかかわらず、経営者は社員と同じように一生懸命仕事をしていればいいというものではなく、自社の財務内容(毎月の月次貸借対照表や変動損益計算書等々)を直視することによって現状の課題を認識し、その改善に対する具体的戦略を定め、会社の舵取りをすることが必要不可欠であります。
先日も、研修会参加のために乗車したJRの列車内で、とある先輩の経営者(当事務所のお客様ではありません)と乗り合わせ、いろいろな会話をさせていただいた際に、その先輩曰の経営者曰く、「損益計算書は、ある程度読めても貸借対照表はなかなか理解しにくいものでね。うちの顧問税理士も恒例であまり詳しく説明してくれていないとい言うこともあるのですが・・」と。
さらに、「山口さん、決算書の見方の研修会をお願いしたらやってもらえますか」と。
私は、「はい、喜んで。いつでもやらせていただきたいと思います!!」と。
内心、①隠すことなく自社の決算書がうまく理解できていないと言っていただいたこと、それに、②私にそれを学ぶ場としての研修依頼をしていただいたこと等で、本当に“嬉しい”のひとことでありました。
今の時代を生き残るには、経営者が経営者としてやるべき事をいかに早く着実にやるかが全てなのではないでしょうか。
新潟県民性のひとつである勤勉性を、ぜひ経営管理の方にも活かしていただきたいと思う今日この頃であります。
話は変わります。
今朝のテレビで インテリアデザイナーの神谷利徳氏が紹介されていました。
http://www.kamiyad.jp/
店舗設計やインテリア指導によって1000件以上の人気店を生み出しているその秘訣を紹介していました。
コンセプトは、「プチ贅沢」、「ちょっとだけ最高」、「ちょっただけリッチ」。
依頼者がお店にかける思いをじっくり聞き、どんな店ができるか可能性を徹底的に模索する。
「お店に来る人がいい時間を過ごすには」、「いいコミュニケーションがてきるにはどうしたらいいのか」などと考えると共に、内装・動線・メニュー・客単価といった店のスタイルまで依頼者の気持ちをくみ取ったトータルな提案をするようなお節介なくらいがちょうどいいと神谷氏は語っていました。
神谷氏の手がけた店は、ほとんどが繁盛店になっているとのことでありました。
ワタミの代表取締役会長の渡邉美樹も神谷氏に惚れ込んで自身の店舗指導をお願いしているとか。
タイミング良く、明後日(7日)、この渡邉美樹氏の講演をスタッフと共に聴貸せていただく予定であります。
テーマは「お客様の感動と社員の人間性向上を追求する経営」。
講演の最後は必ず全聴衆者がスタンディングオベーションとなるくらいの感動ものだとか。
今から楽しみであります。
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