またまた、本の紹介です。
タイトルは、「稼ぐ力は会計で決まる (幻冬舎新書 2025年3月26日発行)」。
山下明宏さんの著書です。
・日本の中小企業の約3割は債務超過で借金漬けの状態。本業で稼ぐ力を失っている。
・中小企業が潰れず稼ぎ続けるのに必要なのは、ヒット商品でもカリスマ営業マンでもなく、社長の「会計力」だ。
・毎日帳簿を見るのが稼ぐ力をつける第一歩。
・P/Lだけ見ていたら会社は成長しない。
・自己資本比率50%以上、借入金限度割合25%というB/Sの型を目指せ。
と、本書の裏表紙に書かれています。
早速読み始めてみました。
本書の第3章は、「儲けのキモは“B/S”にあり」で、興味深かったのでその章をまず最初に読んでみました。
その一部を紹介致します。
著者の知人の経営者の中には、「毎日B/Sをチェックしている」という方がいるそうです。
工具をつくる会社の3代目の社長で、無借金経営。
自己資本比率はなんと98.1%。
自己資本に占める現預金比率は42.9%と、フリーキャッシュフローが十分な会社だとか。
その社長によると、このB/Sの「型」を崩さないことが経営の秘訣とのこと。
そのため、鞄の中にはいつも最新の財務諸表を入れて持ち歩き、毎日B/Sをチェックしているそうです。
そうやって頻繁にB/Sの美しさを確認することで、社長の思考力や判断力が鍛えられているのではと筆者は述べています。
たった1年の成績表にすぎないP/Lだけをみている社長は、経営についてじっくりと腰を据えて考えることはできないとも。
B/Sは創業時からずっと積み重ねてきた歴史を含めた会社の姿を表現しているので、それを見ていると、物事をじっくり考えるようになるのだとか。
さらに「B/Sを美しくする工夫」「企業理念をB/Sで表現する」と筆者の文章が続きます。
本のタイトルにあるように、まさに稼ぐ力は「会計で決まる」と改めて感じた次第です。
おすすめの1冊です。
机の上に置いておいたり、鞄に入れて置いたりして、スキマ時間に手に取ってみるのはいかがでしょうか。
990円です。
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