あるインターネットのサイトに胎児の成長と生物の進化について書いてありました。そのサイトによると、宇宙はおよそ150億年前のビッグバンで産まれ、地球はおよそ46億年前に産まれたそうです。そして生物はおよそ38億年前に誕生し、人類はおよそ500万年前に誕生したそうです。その37億9500万年の間に、海中から上陸し、爬虫類などを経て哺乳類へと進化します。そしておよそ15万年前に人間が出現したようです。最初、赤ちゃんは長い尾やエラがあって、とても人間の赤ちゃんとは思えない形をしていますが、魚類、両生類、爬虫類、哺乳類、そしてヒトへと生物進化の過程を一気にたどり、妊娠7週ごろには人間の赤ちゃんの姿へと成長するそうです。この40億年近くの間の進化を、赤ちゃんはわずか40日で成し遂げるのだそうです。ごく単純に考えると、1日が1億年分に相当するようなものです。とありました。
生命・宇宙の神秘に驚かされました。先日も原点の会で仏教の『空観』についてお話を聞きました。人生の万般はその本質は『空』であるという話なのですが、自分が生まれる前、父母が生まれる前の自分はどこにいたのかを自問自答してみると自分の本質は形や色彩の臭いなどのない、全くの『空』であることが分かるそうです。実感として自分が『空』だとは思えませんでしたが、先祖様の命の伝承が繰り返されて今の自分に辿り着く事は分かりました。自分に与えられた命に感謝し、また命の奇跡に感謝する事を改めて考えさせられました。感謝する事によって今日も一日精一杯に生きようと思いました。 内 山
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