11月の「職場の教養」にて、自分の考えを改めることができた記事を転載します。

「平均値の罠」
 人間はしばしば他のものと比較をしたがります。比較の対象となる代表例として平均値が挙げられるでしょう。
 たとえば、テストの点数や年収、子供の成長速度などについて、平均より上だと安心し、下だと不安を感じるのはよくあることです。
 なぜ、平均値をより下だと不安を感じてしまうのでしょう。その背景には、「平均=普通」という誤解があります。
 実は、平均値は必ずしも「普通の値」を表しているわけではありません。特に、極端に大きい数値の人がいると、大多数の人は平均値を下回ります。
 一例として、10人のテスト結果で考えてみましょう。10人のうち1人が100点で、残りの9人が50点だとします。すると、平均点は55点となり、10人中9人が平均より下ということになります。
 平均値の正確な意味を考えてみることで、不必要な劣等感にさいなまれることはなくなるはずです。何かと自分を比べて、一喜一憂をすることはやめましょう。

(今日の心がけ) 平均値に惑わされないようにしましょう。

…いろいろな所で平均値がつかわれその平均値=普通と私は解釈していたことに氣づくことができました。
たとえ平均値以下だとしても落ち込んだりせずに、自分は自分、そんなものは関係ない!と前向きに考えるようにしていきたいと思いました。

小林 伸治

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